球界トピックス

8月9日
第82回全国高校野球選手権:益田東3−5酒田南 長崎日大5−3富山商 専大北上0−3明徳義塾 札幌南0−7PL学園


東京ドーム:巨人14勝6敗
YB 022000300  7
G  001000000  1
勝:ハマのチンピラ6勝4敗
負:西山1勝2敗
本:谷繁8、ガッツな貴公子14
 あまりにも遅過ぎた川相投入! 西山、3回KOで大惨敗!
前日、高橋尚の完封にひと役買った堅実無比の守備力と絶大な安心感を誇る名手・川相に対して、茂雄はまたもやベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、横浜先発・ハマのチンピラ・三浦に対して、あっさり三者凡退。直後の2回、横浜は川相不在で不安感一杯の巨人先発・西山に対して、先頭のローズが二塁打で出ると、二死後、谷繁がバックスクリーン右へ8号2ランを叩き込み、先制。その裏、巨人は先頭の今夜の松井さんがヒットで出るも、破戒僧・清原のファーストライナーで飛び出してゲッツーを食らう最悪の展開。更に、この後、マッスル千代の富士がヒットで出ると、続くニックンはサードゴロに倒れるも金城が悪送球を犯して、二死二、三塁と一打同点のチャンス。しかし、杉山は空振り三振に倒れ、二者残塁と言う何ともチグハグな攻撃あまりの拙攻ぶりに愕然とした西山に対して、直後の3回、横浜は三浦,石井タクローと連打を浴びせると、金城が送った後、鈴木なおのり,ローズが連続タイムリーを放ち、西山をKO。その裏、巨人はガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ14号ソロ! 続く4回には、今夜の松井さんの二塁打,破戒僧・清原のヒットで無死一、三塁。しかし、マッスル千代の富士はサードへのファールフライ。続くニックンはショートゴロゲッツーに倒れる相変わらずのインケツぶりで結局、無得点。6回には一死から江藤,松井さんの連打で一、二塁とするも、破戒僧・清原,マッスル千代の富士と凡退して、二者残塁と、またも川相不在の影響が露呈する拙攻ぶりを展開。直後の7回、あまりの拙攻ぶりに辟易とした巨人4番手・ノリダー柏田に対して、横浜は一死二、三塁とすると、ローズが左中間を破る2点タイムリー二塁打。更に、中根のヒットの後、ハマの大馬人・駒田の併殺崩れの間にローズが生還し、この回、3点目。6点のビハインドとなったその裏、茂雄は今更になって、インケツ続きのニックンに代えて名手・川相を投入川相の今季中の1500試合を阻止した事で、あとは犠打世界記録阻止に専念するだけとあって、犠打のしようがない先頭打者として使う辺りが用意周到だ。この狡猾さをまともな事に使えていれば、巨人はとっくにマジックを点灯させていた事だろう。長期に渡る幽閉策により、試合勘を失っている川相はファールで粘って球数を稼ぐのが精一杯ながら、この川相の打席で心身共に激しく消耗させられた三浦に対して、ヒットマン後藤,チュウが連打を浴びせて、一、二塁のチャンス。しかし、二死後、茂雄は清水を引っ込める嫌がらせを敢行し、マルちゃんを投入するも、破戒僧・清原を出したい茂雄によって、耳にタコが出来る程「マルちゃんは疲れてますからねぇ、エヘヘヘ〜」と口撃をかまされる精神攻撃の上に、大したケガでもないにも拘わらず、肉離れと称して二軍へ島流しにされるなどして、打点王を初めとする打撃三冠のタイトル奪取の可能性を奪い取られる悪逆非道な行為を受け続けたマルちゃん茂雄の執拗な嫌がらせを打破する為には一発を狙うしかない状況とあって、シュアなバッティングなど出来よう筈もなく、明らかに一発狙いの振り回すスイングでショートゴロに倒れ、またもや二者残塁。8回から川相はショートの守備につくと、この回からマウンドに上がった5番手・ヒゲ入来は和製オジーの名を欲しい儘にする名手・川相がバックにいると言う絶大な安心感から、2イニングをノーヒットピッチング。しかし、いかんせん川相不在の間に許したリードが大き過ぎて、反撃は及ばなかった。これで横浜はようやく連敗を7で止め、最下位脱出に成功。あまりにも遅過ぎた川相投入により敗れるべくして敗れた巨人だが、茂雄はそこに敗因があるなどとは微塵も思っておらず、今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている

ナゴヤドーム:中日11勝7敗
C  002320000  7
D  11020041×  9
勝:小山1勝0敗 負:高橋4勝6敗3S S:ギャラード1勝0敗22S 
本:ピンキー井上8、野々垣3
 中日、粘りの逆転勝ち! 小山、プロ初勝利!
中日は初回、ピンキー井上の8号ソロで先制すると、続く2回にも小池のタイムリーで1点を追加。直後の3回、広島は町田,キュラソ星人のタイムリーで追い付くと、続く4回には町田の満塁の走者一掃のタイムリー二塁打で3点を勝ち越し。その裏、山崎,鈴木郁のタイムリーで1点差とされるも、5回、野々垣の3号2ランで突き放した。粘る中日は7回、ゴメス,山崎のタイムリーで追い付くと、井端の犠飛で勝ち越し。8回にもピンキー井上のタイムリーでダメ押しすると、9回からは守護神・ギャラードが無難に締めて、22セーブ目をマーク。3番手の小山がプロ初勝利を飾った。

神宮:ヤクルト8勝7敗
T  2003000111  8
S  4000210000  7
勝:伊藤3勝0敗 負:本間0勝1敗 S:葛西5勝3敗13S 
本:ペタジーニ27、池山6、ミスタースナイパー坪井3、大豊16
 新庄、決勝犠飛! ヤクルト、最下位転落!
初回、矢野のタイムリーで2点を先制されたヤクルトは、その裏、池山のタイムリーの後、ペタジーニが5戦連発の逆転27号2ラン! 更に、この後、1点を追加し、この回4点。4回、和田のタイムリー二塁打等で逆転されるも、5回、岩村のタイムリー三塁打,飯田のスクイズで再逆転。更に、6回にも池山の6号ソロで1点を追加。粘る阪神は8回、代打・ミスタースナイパー坪井の3号ソロで1点差とすると、土壇場9回には大豊の16号ソロで追い付き、延長に突入。勢いに乗る阪神は10回、一死満塁から新庄が犠飛を打ち上げ、勝ち越し。最後は葛西が締めて13セーブ目をマーク。敗れたヤクルトは最下位転落となった。

GS神戸:オリックス10勝9敗
M  000300101  5
BW 10031003×  8
勝:戎5勝0敗 負:竹清2勝3敗
本:三輪2、初芝13
 戎、2試合連続完投で無傷の5連勝!
初回、下痢ニールのタイムリーで先制されたロッテは4回、ボーリックのタイムリー,鈴木のタイムリーエラー,フクーラの犠飛で逆転に成功。その裏、オリックスはハイツ田口のタイムリー,谷の2点タイムリーで再逆転。続く5回には塩崎のタイムリー二塁打で1点を追加。7回に、代打・秦のタイムリーで1点差とされるも、8回、三輪の2号2ラン,谷のタイムリーでダメ押しの3点を追加。オリックス先発・戎は9回に初芝に13号ソロを浴びたものの、2試合連続の完投で5勝目をマークした。

福岡ドーム:ダイエー6勝11敗1分
L  000002000  2
H  00040101×  6
勝:土井3勝4敗 負:潮崎2勝5敗 S:吉田7勝1敗1S
本:松中24
 土井、好投で3勝目! 吉田、今季初セーブ!
0−0で迎えた4回、ダイエーはJ.マッケンジーのタイムリーで先制。更に、黒田のエラー,柴原の2点タイムリー等で3点を追加し、この回、4点。西武は6回、フェルナンデスのタイムリーとウメさんの併殺打の間に2点を返したものの、ダイエーはその裏、松中がライトスタンドへ24号ソロ。8回には一死から、J.マッケンジー,鳥越の連打で一、三塁とすると、浜名がスクイズを決めて、ダメ押しの6点目。最後は吉田が締めて、今季初セーブをマーク。先発の土井に3勝目がついた。

大阪ドーム:近鉄10勝10敗
F  013000000  4
Bu 004000001× 5
勝:柴田2勝0敗 負:清水5勝6敗
本:トム21、中村28、吉岡12
 吉岡、サヨナラタイムリー! 清水、粘投虚しく6敗目!
日本ハムは2回、トムが21号ソロを放ち、先制。続く3回には二死満塁からトムの押し出し四球,田中幸の2点タイムリーで3点を追加。しかし、その裏、近鉄は中村の28号3ランの後、吉岡も12号ソロを叩き込み、一気に同点。その後、両軍あと一本が出ず、4−4の儘、迎えた9回裏、一死から的山を歩かせた所で日本ハムはここまで力投してきた清水からに黒木にスイッチするも、中村も歩かせてしまい、一、二塁。近鉄は二死後、4番手・芝草うちゅーから吉岡が左中間へタイムリーを放ち、今季3度目のサヨナラ勝ち。5番手の柴田に2勝目がついた。