球界トピックス

8月7日


GS神戸:オリックス8勝10敗1分
L  000020042  8
BW 010200000  3
勝:西崎5勝1敗
負:木田画伯1勝3敗2S
 雀士東尾、水島漫画にかぶれたか!? 霊感投手・松坂、代打で2点タイムリー!
オリックスは2回、ハイツ田口のタイムリーで先制すると、4回には、一死一、二塁から、またもハイツ田口がタイムリー。更に、続く塩崎もタイムリー内野安打を放ち、2点を追加。5年ぶりの先発となるオリックス・水尾の前に4回まで1安打と抑え込まれてきた西武は5回、2四球とエラーで二死満塁とすると、大友がレフト前へ2点タイムリーを放ち、1点差。オリックスは6回から水尾に代えて木田画伯を投入。不安定な内容ながらも6,7回と抑えてきた木田画伯だったが、8回、先頭のフェルナンデスを歩かせると、続く上田の犠打をエラーして、無死一、二塁のピンチとなった所でKO。ここで仰木さんは投手再転向を図る嘉勢を投入すると、雀士東尾はDHのジェファーソンに代わって、伊東を投入。伊東は期待に応えてレフト前ヒットを放ち、無死満塁とチャンスを転げると、高木大が押し出し四球を選んで、まず同点。ここで仰木さんは嘉勢を諦め、抑えの小倉にスイッチすると、雀士東尾は中島に代わって金村弟を投入。この伊東−金村弟と言う順番で代打を出した事が後にドラマを生む事になろうとは、水島新司以外、誰が想像したであろうか!? 金村弟はレフトへきっちり犠飛を打ち上げて、勝ち越し点を叩き出すと、更に、二死満塁となった所で清水が2点タイムリーを放ち、この回、4点。その裏、西武は捕手の中島に金村弟を注ぎ込んでしまったが為に、DHの所に入っていた伊東にマスクを被らせざるをえず、金村弟の打順に投手のデニーを投入。直後の9回、西武は二死満塁の場面でそのデニーの打順が訪れると、雀士東尾は水島漫画にかぶれてしまったのか、はたまた血迷っただけか、野手を全部使い果たしたからと3点リードしているにも拘わらず、わざわざ霊感投手・松坂を代打で投入。「顔」で押し出し四球を勝ち取る事を期待でもしていたのか、当初「バットを振らなくていい」と言っていた雀士東尾だったが、カウント1−3となった所で色気が出たのか、一転して「打て」のサイン。すると、カウント2−3からの7球目に松坂はセンター前へダメ押し2点タイムリーを放ってしまうと言う水島新司が狂喜乱舞する、正に、パ・リーグ衰退の道へまっしぐらの不吉な展開。更に、雀士東尾は松坂に塁上でケガをされてはかなわんと、これまた投手のルーキー青木勇をこいつならケガをしても支障はないとばかりに代走で投入すると言う青木勇に失礼極まりない采配を展開。その裏は谷中が3人で締め括り、ゲームセット。先発・西崎は7回3失点で5勝目をマーク。尚、この日、オリックスはマルセドの解雇を発表。キャンプの時には、仰木さんに「打率3割は固い。技術だけなら横浜・ローズ以上」と絶賛されて、今季の新助っ人で最も期待を背負っていたが、結果は僅かに23試合の出場で.225 2本 12打点と低迷し、デニーに「そんなのいたっけ?」と完全に忘れ去られており、霊感投手・松坂も名前に心当たりはあっても、右打ちか左打ちかすら覚えていない有様で、本人の希望もあり退団が決定した。

 斎藤雅、イースタンで2度目の登板! 2回無失点で次回は先発テスト!
左ふくらはぎ痛により開幕から二軍調整を行っている斎藤雅が、この日、イースタンリーグのヤクルト戦で2番手として登板。2−2の同点で迎えた6回からマウンドに上がった斎藤雅はいきなり先頭の三木を歩かせると、続く度会にはヒットを浴びて、無死一、三塁のピンチ。しかし、続く衣川を三振にとるなど、後続を断ち切ると、続く7回も抑えて、2イニングを2安打2三振で無失点の内容。その裏、福井に決勝アーチが飛び出して、勝利投手まで転がり込むオマケつき。宮田投手コーチは、14日(日本ハム戦)に先発として登板させる事を明らかにし、その結果次第では、一軍昇格もありうる事を示唆した。