球界トピックス

8月5日


神宮:ヤクルト11勝8敗
G  00000010   1
S  02000002   4  8回降雨コールド
勝:伊藤智3勝5敗
負:ヒゲ入来0勝1敗
本:ペタジーニ24
 茂雄の嫌がらせ攻勢に川相の涙雨!? 降雨コールドであえなく連敗!
前日、ケガ人や疲労困憊の選手を優先してまで、名手・川相を幽閉し続けると言う信じがたい暴挙をやらかして、むざむざ1点差負けを喫したにも拘わらず、反省と言う言葉を知らない茂雄は、この日も名手・川相をベンチに幽閉する嫌がらせに打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死から清水が振り逃げで出塁するも、続く江藤の打席で三振ゲッツーを食らう最悪の展開で無得点。続く2回には、今夜の松井さん,マッスル千代の富士のヒットで一死一、二塁としたものの、ソーサ元木の打席でまたもや三振ゲッツーを食らうと言うお粗末な攻撃を展開。巨人先発は今季初先発となるヒゲ入来だったが、川相不在の上に2回続けてのこのお粗末な拙攻ぶりに気落ちしたか、その裏、先頭のペタジーニに2試合連続の23号ソロをライトスタンドに叩き込まれ、先制点を献上。更に、ヤクルトは続く中井美穂の旦那・古田に右中間を破る二塁打。これをカバーに入った松井さんが川相不在の影響で守備のリズムを崩したか送球しようとした際に握り損ねて落球し、この間に古田は三塁へ。一死後、岩村が歩いた所で、宮本がレフト前にポトリと落ちるタイムリーを放ち、2点目。ヒゲ入来は、この回限りで降板となった。川相不在で粘りにも繋がりにも欠ける巨人打線はヤクルト先発・伊藤智の前に3回以降、ノーヒットと沈黙。0−2の儘、迎えた6回、茂雄は何といきなり名手・川相を代打で投入驚異の代打成功率を誇る川相であったが、あくなき嫌がらせ攻勢を続けていた茂雄がまさか、こんなに早く起用してこようなどとは夢にも思わず、心の準備が出来ていなかった上、執拗な幽閉策により試合勘が落ちていた事で、セーフティバントを仕掛けるなど、伊藤智に揺さぶりをかけるのが精一杯勿論、その辺りの事は勿論、茂雄は計算済で川相を貶める為の材料作りとしての突然の代打策だったのは言うまでもない。結局、この回も無得点に終わったが、茂雄はその裏から名手・川相を守備につかせる…様な事をする筈もなく、ベンチに幽閉。これで2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況に陥った巨人だったが、続く7回、6回の川相に対する投球で精神力を消耗していた伊藤智に対して、先頭の江藤が川相に倣って三塁線へセーフティバントを敢行。タイミングはアウトだったが、慌てふためいたサード・岩村の一塁への送球が大きく逸れて、内野安打。続く松井さんがライト前に弾き返して、無死一、三塁。ここで、この日、ここまでインケツ続きだった破戒僧・清原が三遊間をしぶとく破るタイムリーを放ち、江藤が生還。更に、落合博満氏が「ここで何でバントさせる必要があるんですか」と語っている最中にマッスル千代の富士が送りバントを敢行。これがまたもやヤクルト内野陣のまずい守備で幸運な内野安打となり、無死満塁。続くソーサ元木が三振に倒れ、一死となった所で、茂雄はチュウに代えて、マルちゃんを投入。しかし、破戒僧・清原を出したい茂雄によって、耳にタコが出来る程「マルちゃんは疲れてますからねぇ、エヘヘヘ〜」と口撃をかまされる精神攻撃の上に、大したケガでもないにも拘わらず、肉離れと称して二軍へ島流しにされるなどして、打点王を初めとする打撃三冠のタイトル奪取の可能性を奪い取られる悪逆非道な行為を受け続けたマルちゃん茂雄の執拗な嫌がらせを打破する為には一発を狙うしかない状況とあって、シュアなバッティングなど出来よう筈もなく、明らかに一発狙いの振り回すスイングで三球三振。更に、続く代打・ヒットマン後藤もあえなく空振り三振に倒れて、三者残塁。続く8回、一死から清水が執念のヘッドスライディングを見せ、セカンドへの内野安打で出塁するも、川相不在で一発狙いしか頭にない江藤,松井さんが相次いで外野フライに倒れ、清水は一塁に釘付け。川相不在の影響で空回りする打線に愕然とした巨人4番手・木村に対して、その裏、ヤクルトは先頭のペタジーニが右中間を破ると、古田が四球を選んだ際にペタジーニが三盗を決め、無死一、三塁。ここでデカがセンターオーバーのタイムリー二塁打。一死後、宮本が歩いて満塁となった所で、伊藤智に代打・稲葉が送られると、茂雄はノリダー柏田にスイッチ。これに対して、代打の代打・青柳の当たりはショート正面のゴロ。ゲッツーでチェンジと思いきや、川相と比べて堅実さに欠けるソーサ元木がこれをエラーして、オールセーフとなり、4点目。8回が終わった所で、突然、降り出した激しい雨により、試合はコールドゲームでヤクルトの勝利となった。伊藤智は4月30日以来の3勝目をマーク。相変わらずの川相への嫌がらせ攻勢により、拙攻拙守が炸裂し、敗れるべくして敗れた巨人だが、川相へ嫌がらせを続けている事が敗北に繋がっているなどとは微塵も思っていない茂雄は、今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている

横浜:横浜7勝9敗
D  000010050  6
YB 000000000  0
勝:山本昌7勝5敗 負:細見1勝1敗 
本:森野1、ゴメス14
 山本、2年ぶり完封! 森野、3年ぶりの先制弾!
中日・山本昌,横浜・細見の両先発が互いに譲らぬ好投を展開し、0−0の儘、試合は中盤へ突入。迎えた5回、中日は森野がライトスタンドへ3年ぶりとなる1号ソロを叩き込み、ついに均衡を破る先制点をゲット。8回には横浜2番手・福盛から、山本昌,関川の連打で一、二塁とすると、李ボンジョムが左中間を破る走者一掃のタイムリー二塁打。更に、ピンキー井上のタイムリーの後、ゴメスがレフトスタンドへ14号2ランを叩き込み、この回、5連打で5点を奪い、試合を決定づけた。投げては山本昌が走者を出しながらも要所を抑える粘りの投球を見せ、2年ぶりの完封で7勝目。敗れた横浜は今季3度目の5連敗

広島:広島10勝10敗1分
T  011030001  6
C  06111000×  9
勝:山崎健3勝0敗 負:星野伸4勝8敗 S:河野3勝4敗9S 
本:大豊15、新井7、タラスコ9、キムタク7、和田1
 広島、2回に怒濤の集中打! 地元で51日ぶり白星!
2回、大豊の15号ソロで先制された広島は、その裏、無死満塁からディアスがレフト前に同点タイムリー。更に、瀬戸,沢崎の連続タイムリーで勝ち越すと、一死後、野々垣が2点タイムリーを放ち、阪神先発・星野伸をKO。更に、この後、キュラソ星人の犠飛で1点を追加し、この回、一挙6点。阪神は3回に新庄のタイムリー,5回にはタラスコの9号3ランと必死の追い上げを見せるものの、広島は新井の7号ソロ,キムタクの7号ソロ等で突き放した。結局、2回の6点がきいて広島が8連敗中だった地元で51日ぶりに勝利。5回途中からマウンドに上がった2番手・山崎健に3勝目がついた。

GS神戸:オリックス8勝8敗1分
L  003010000000  4
BW 004000000001× 5
勝:小倉5勝4敗9S 負:森3勝5敗16S
本:エセネオエセ松井15、鈴木11
 五島、サヨナラ打! 鈴木、6年連続満塁弾!
西武は3回、一死一、二塁からエセネオエセ松井がライトスタンドへ15号3ランを叩き込み、先制。その裏、オリックスは一死満塁から鈴木がハマの大馬人・駒田(横浜)に並ぶ史上1位タイの6年連続となる11号グランドスラムを放ち、一気に逆転に成功。1点を追う西武は5回、フェルナンデスが同点タイムリーを放ち、4−4の儘、試合は延長突入した。オリックスは引き分け目前の12回二死から鈴木のヒット,ハイツ田口の四球で一、二塁とすると、五島がレフト前にタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。8回途中から4回2/3を投げ抜いた小倉に5勝目がついた。これでオリックスは西武と入れ替わりで2位に浮上

大阪ドーム:近鉄7勝10敗1分
M  001000000  1
Bu 30011020×  7
勝:前川7勝10敗 負:榎0勝2敗
本:吉岡11
 投打噛み合い、連敗脱出! 前川、完投で7勝目!
初回、二死満塁のピンチを切り抜けた近鉄は、その裏、連打と死球で逆に無死満塁のチャンス。ここでローズがファーストを強襲するタイムリーを放ち、2点を先制すると、更に、吉岡の併殺打の間に3点目。3回にボーリックの内野ゴロの間に1点を返されたものの、4回には武藤のタイムリー,5回にはゲンちゃんのワイルドピッチで加点。更に、7回には吉岡がバックスクリーンへとどめの11号2ランを叩き込み、ダメ押し。投げては先発・前川が味方の好守に救われながら、落ち着いた投球を展開し、完投で7勝目をマーク。これで近鉄は連敗を3でストップ。一方、敗れたロッテは引き分けを挟んで5連敗

福島:日本ハム9勝11敗
H  000020000  2
F  000000000  0
勝:田之上5勝3敗 負:ガンちゃん4勝8敗 S:ペドラザ1勝2敗24S
本:小久保22、J.マッケンジー3
 値千金の2発! 完封リレーで5連勝!
ダイエー先発・田之上は4回まで1安打の好投を展開。しかし、日本ハム先発・ガンちゃんは4回までパーフェクトとそれを上回る快投。しかし、迎えた5回、ダイエーは先頭の主砲・小久保がチーム初安打となる22号ソロを左中間スタンドへ叩き込み、待望の1点を先制。更に、一死後、J.マッケンジーが4月11日以来となる3号ソロを放ち、この回、2点。ダイエーは7回途中から渡辺正、8回から吉田と繋ぐと、最後は守護神・ペドラザが3人で締めて、完封リレーを達成。好投の田之上は5勝目ダイエーはこれで今季2度目の5連勝となった。ガンちゃんは4安打に抑えての完投ながら、2発のホームランに泣いた。