球界トピックス

8月1日


横浜:横浜5勝11敗
G  300100000  4
YB 200000000  2
勝:高橋尚7勝3敗
負:ゴーグル8勝5敗
S:桑田5勝6敗2S
本:破戒僧・清原9、今夜の松井さん26
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 今季中の1500試合出場へ崖っ縁!
左太腿痛で戦線離脱中に人身事故を起こした事で精神崩壊気味の上原は川崎大師でお祓いを行う等、精神面のリハビリも進めていたが、前日、左太腿の検査から寮に帰った際、車を回して貰った地下通用口に報道陣やファンが殺到している事を察知。精神面のリハビリ中に余計な雑音に耳を傾けたくなかったのか、これを回避すべくダッシュをかました際、タイル底の地面に革靴を滑らせて転倒し、左足小指を捻挫すると言う大失態。この日、慶応病院で検査を受けた結果、全治10日の診断で、更に復帰が遅れる事になった。また、チームを内部崩壊に導く川相幽閉策を初めとするあまりの茂雄ヘッポコ采配でストレスが溜まっていた武上打撃コーチが胃潰瘍に陥り入院S.M.チョーがよみうりランドの敷地内で一般人の運転する車と接触する物損事故を起こすなど、不吉な事件が次々と起きる中、采配いらずの展開でたまたま勝ちを拾っているにも拘わらず、全く危機感のない茂雄は、5連勝中で勢いに乗っている横浜相手にも名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、二死から江藤,今夜の松井さんが連続四球を選ぶと、マルちゃんが一軍に昇格したものの、茂雄の絶対的バックアップを受けてレギュラー安泰の破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン右へ9号3ランを叩き込み、3点を先制。しかし、その裏、川相不在で不安感一杯の巨人先発・高橋尚に対して、先頭の石井タクローが二塁打で出ると、一死後、鈴木なおのりがタイムリー。二死後、鈴木なおのりが二盗を決めると、中根がセンター前にタイムリーを放ち、1点差。巨人は4回、今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ26号3ランを叩き込み、4点目。続く5回には、先頭の村田善がセンター前ヒット。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく高橋尚に犠打を命じるも、川相と比べて遙かに犠打技術の劣る高橋尚はスリーバントも失敗して、三振。この後、ガッツな貴公子・仁志がヒットで繋いだものの、清水,江藤が凡退し、高橋尚のバント失敗が尾を引く形で無得点に終わった。その裏、横浜は先頭の鈴木なおのりがヒットで出塁。ここでローズの当たりはサードへのゴロ。江藤がもたつきながらも二塁へ転送、一塁は完全にセーフと思われたが、何と判定はアウト。しかし、何故か横浜側は全く抗議する事なく、ゲッツーが成立。このミスジャッジに救われた高橋尚は続く中根を三振にとって、スリーアウトチェンジ。4−2の儘、迎えた8回、巨人は高橋尚から岡島にスイッチ。しかし、川相不在で不安感一杯の岡島は制球が定まらず、2つの四球で二死一、二塁。ここでローズをボテボテのショートゴロに打ち取ったものの、川相と違い安定感に欠けるソーサ元木がこれをエラー川相不在の弊害が露呈し、満塁の大ピンチを迎えたものの、続く中根が簡単に初球を叩いて、ショートゴロに倒れ、三者残塁。土壇場9回、巨人は一死をとった所で、桑田を投入。谷繁のセカンド後方のファールフライを川相不在の影響で守備のリズムを崩した仁志が取り損ねるなど、足を引っ張られながらも、背水の陣で臨む桑田の精神力は揺らぐ事なく、後続を断ち切り、ゲームセット。4点取ったとは言え、僅かに4安打で2本のホームランに救われただけと言う相変わらずの一発依存症に加え、拙攻拙守と川相不在の弊害が次々に露呈したにも拘わらず、結果として勝利を得てしまった上に、究極無比の嫌がらせプロジェクト「今季中の川相1500試合出場阻止」マジックが1と、ついに王手をかけた事ですっかりご満悦の茂雄は、足踏みする事なく嫌がらせプロジェクト完遂を狙うべく翌日も川相幽閉策を図るのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている

甲子園:阪神7勝10敗
D  420010103 11
T  000000100  1
勝:前田3勝1敗 負:織田裕二6勝6敗 
本:山崎12、ゴメス13、ハートキー3
 中日、猛爆14安打11点! 好投・前田、3勝目!
中日は初回、立浪のタイムリーで先制すると、腰痛から3試合ぶりに復帰の山崎が12号3ランを放ち、この回、4点。続く2回には二死一、二塁からゴメスがセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。5回にも久慈のタイムリーで1点を追加すると、7回にはゴメスがレフトスタンドへ13号ソロ。9回にも3点を追加して、ダメ押し。投げては先発・前田がハートキーに一発を浴び、完封こそ逃した所で降板したものの、7回1失点の好投で3勝目をマークした。

長野:広島10勝7敗
S  020000000  2
C  10022000×  5
勝:山内1勝0敗 負:山部1勝1敗 
本:町田9、宮本1、新井6
 山内、2年ぶりの完投で今季初勝利!
初回、町田の9号ソロで先制されたヤクルトは直後の2回、宮本が今季1号となる2ランを放ち、あっさり逆転に成功。しかし、広島は4回、新井の6号ソロで追い付くと、忍者・瀬戸のタイムリー二塁打で勝ち越し。続く5回には二死一、三塁からロペス,新井の連続タイムリーで貴重な2点を追加。投げては先発・山内が3回以降、ヤクルト打線につけいる隙を与えず、2年ぶりの完投で今季初勝利をマークした。敗れたヤクルトは今季2度目の5連敗

福岡ドーム:ダイエー11勝5敗1分
Bu 000110100  3
H  01010003×  5
勝:吉田7勝1敗 負:石毛1勝2敗1S S:ペドラザ1勝2敗23S
本:松中22、吉岡9、小久保21
 小久保、逆転21号3ランで首位キープ!
ダイエーは2回、松中がライトスタンドへ22号ソロを叩き込み、先制。1点を追う近鉄は4回、吉岡がレフトスタンドへ同点9号ソロ。その裏、松中のタイムリー二塁打で勝ち越されるも、直後の5回、すかさず、平下のタイムリー三塁打で再び同点。2−2で迎えた7回、近鉄は中村のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。しかし、粘るダイエーは8回、一死二、三塁から小久保がレフトスタンドへ21号3ランを叩き込み、一気に逆転。最後は守護神・ペドラザがきっちり締めて、23セーブ目をマーク。4番手の吉田に7勝目がついた。

西武吹き抜けドーム:西武10勝8敗
F  020120101  7
L  000120201  6
勝:下柳3勝2敗 負:石井5勝4敗 S:原田1S
本:エセネオエセ松井14、片岡13,14
 片岡、とどめの2発! 原田、プロ初セーブ!
日本ハムは2回、野口のタイムリー内野安打で2点を先制。1点ずつ取り合った後の5回には島田,野口のタイムリーで4点差。粘る西武はその裏、エセネオエセ松井の14号2ランで反撃。7回に片岡の13号ソロを浴びるも、その裏、貝塚,和田のタイムリーで1点差。日本ハムは土壇場9回、片岡の2打席連続の14号ソロで再び突き放すも、その裏、三塁打の河田が和田のショートゴロの間に返って、またも1点差。ここで大島監督は不安定なミラバルでなく原田を投入。原田は期待に応えて後続を退けプロ初セーブ。先発・下柳は7回途中まで5失点ながら3勝目

千葉マリン:ロッテ8勝7敗
BW 200051011 10
M  000000003  3
勝:小林4勝6敗 負:ジョニー黒木3勝10敗
本:小川3、佐竹2、ボーリック18
 ジョニー黒木、11Kの力投も無念の7失点KO!
不振を極める開幕投手同士の先発となったこの試合。初回、オリックスは小川の2点タイムリーで先制。ロッテ先発・ジョニー黒木は2点を取られたものの、4回までに11三振を奪う日本記録を軽く上回るペースの驚異的快投を展開。しかし、4回にナナリーの打球を右肩に食らった影響か、5回、谷にタイムリー二塁打を浴びた後、小川にバックスクリーン左へ3号グランドスラムを叩き込まれて、無念の7失点KO。一方、4月16日以来、白星のないオリックス先発・小林は制球に苦しみながらも、8回まで無失点の好投。9回にボーリックに18号ソロを叩き込まれて完封が消えた事で緊張の糸が切れたか、3点を失い、マウンドを譲ったものの、大量点に守られ、3ヶ月半ぶりの4勝目をマークした。

 ディンゴ、ついに解雇決定!
シドニー五輪へオーストラリア代表として出場する為、日本に腰掛け入団でやってきたディンゴだが、この日、中日との契約が解除される事が発表された。内野手ながら外野をやらされ不振に陥った李ボンジョムでの失敗を全く糧にしていない星野監督に本職でない外野を守らされた影響もあり、メジャーでの高い実績ぶりを披露するどころか、ヘッポコ助っ人の烙印を押され、ファーム暮らしが続いていたディンゴは、球宴前に一軍に上げられたものの、後半戦開幕戦にヘッポコ守備でレフトフライを二塁打にしてしまった上に2三振で途中交代させられるなど、引導を渡された形で、再び登録抹消。シドニー五輪までに一軍昇格は難しい状態となった事でディンゴ自ら退団を申し出て、球団側もこれを了承した形となった。また、ディンゴの紹介によりテスト入団したこれまたヘッポコ助っ人のカールソンも解雇される事が決定した。