球界トピックス

7月31日


 マルちゃん、一軍復帰も川相幽閉策の刺客濃厚!
慢性的な「破戒僧・清原使いたい病」に冒されている茂雄の陰謀により登録抹消されていたマルちゃんが、この日、ようやく一軍再登録。猛スパートをかければ、三冠王の可能性すら残っているマルちゃんだが、茂雄はこの所、好調の清原にすっかり夢中でマルちゃんは代打要員としてしか考えていない模様。しかも、マルちゃんを代打要員とする事で、名手・川相の出番を更に一手遅く出来るとあって、幽閉策を貫きたい茂雄にとっては格好の展開だ。8月1日から3連戦を行う横浜・権藤さんは「清原よりマルちゃんの方がずっと怖い」と警戒しているにも拘わらず、よりにもよってチームの精神的支柱である川相を抹殺する為の手駒などとと言う百害あって一理なしの不本意な起用のされ方が濃厚とあって、プライドを傷つけられたマルちゃんに対して、若大将・原コーチが「マルちゃんがベンチにいるだけでも大きい」と必死のフォローに回るなど、相変わらずのドタバタ劇が続いている。采配いらずの展開でたまたま勝ちを拾っている状態に茂雄が何の危機感も抱いていない事もあり、2位に6ゲーム差つけているとは言え、まだまだ予断を許さない状況と言えるだろう。

GS神戸:オリックス6勝11敗
H  003200100  6
BW 000000000  0
勝:土井2勝4敗 負:川越8勝6敗
本:小久保20
 土井、プロ初完封! 嘉勢、3年ぶりの一軍マウンド!
30日の試合で右膝を痛めて退場した金田が、この日、神戸市内の病院で精密検査を受けた結果、「右膝半月板損傷」と診断され、8月1日に手術を受ける事が決定。これにより投球再開まで2ヶ月はかかると思われ、今季中の復帰はほぼ絶望的となった。徐々に苦しくなっていく投手事情を危惧していた仰木さんは嘉勢の投手再転向に着手既に、ファームでも4試合ものテスト登板を重ねていた嘉勢を金田と入れ替わりで一軍に昇格させた。この日の先発・川越は野手の嘉勢に頼らなくてはならない危機的状況のプレッシャーに耐えかねたか、3回、二死から大道にヒットを浴びた後、小久保に20号2ランを叩き込まれ、先制点を献上。更に、松中,秋山,J.マッケンジーにも痛打を浴びて、この回、5連打で3失点。続く4回には、一死二塁から村松のタイムリー三塁打,大道のタイムリーで5点目を失い、この回でKO。すると、仰木さんはついに5回から嘉勢を投入3年ぶりの一軍マウンドとなった嘉勢は四球を1つ与えたものの、1イニングを無失点に抑える好投を展開。ダイエー先発・土井の前に4回まで1安打と抑えられていたオリックスは、この裏、二死から日高,代打・南渕の連打で一、三塁のチャンス。しかし、ハイツ田口が三振に倒れて、結局、無得点。ダイエーは7回、本間のタイムリーでダメ押し。土井は6回以降、反撃の余地を許さず、プロ初完封を無四球で飾り、2勝目をマーク。これでダイエーは12日ぶりに首位に返り咲いた