球界トピックス

7月29日


ナゴヤドーム:中日6勝12敗
G  023000100  6
D  100003000  4
勝:メイ9勝4敗
負:バンチ8勝7敗
S:桑田5勝6敗1S
本:破戒僧・清原8、今夜の松井さん25
 今夜の松井さん、ダメ押し25号! 苦手・岩瀬から価値ある一発!
前日、星野監督の挑発行為にまんまとひっかかってしまい中1日でカリメロを起用する無謀な賭けに出た上に名手・川相をフル欠場させると言う到底勝つ気があるとは思えないヘッポコ采配を炸裂させた茂雄だったが、最悪の負けパターンにより勢いづいた中日に3連敗の危険すらある状況にも拘わらず、またもや名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の嫌がらせ采配に加えて、上原が人身事故を起こして精神崩壊に陥るなど、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、あっさり三者凡退。その裏、川相不在で不安感一杯の巨人先発・メイに対して、中日は一死から関川が四球で出塁。ホビーのサードゴロでランナーが入れ替わると、ホビーが二盗を決めた所で、前日、大活躍を見せたゴメスが一、二塁間を破るタイムリーを放ち、1点を先制。直後の2回、巨人は先頭の今夜の松井さんがセンター前にポトリと落ちるヒットで出ると、続く破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンド最上段へ8号2ランを叩き込み、あっと言う間に逆転に成功。続く3回には、ガッツな貴公子・仁志を三塁に置いて、江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。スタンドには届かなかったものの、レフトフェンス直撃のタイムリーとなり、仁志が生還。更に、松井さんがレフト前ヒットで繋いだ後、破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。スタンドには届かなかったものの、左中間を真っ二つに破る2点タイムリー二塁打となり、この回、3点。川相不在の不安感を拭い去るべく初回から全力投球モードのメイに対して、攻めあぐねていた中日は6回、井端,関川の連打で無死一、二塁とすると、ホビーが三遊間を破るタイムリーを放ち、メイをKO! 代えるべきはピッチャーではなくショートだと言う事にまるで気付かない茂雄は、南−ノリダー柏田と繋いで二死二、三塁まで持ち込んだものの、4番手・木村が李ボンジョムに右中間を破る2点タイムリー二塁打を浴びて、ついに1点差。直後の7回、二死走者なしで今夜の松井さんを打席に迎えると、星野監督は4回以降粘りの投球を続けてきたバンチを下げ、何と前日、4イニングを投げた岩瀬を投入するもこれが裏目。松井さんは川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ25号を叩き込み、貴重な1点を追加。続く8回、戦線離脱中に松坂(西武)に霊感投手としてのステータスを持っていかれつつあり、アイデンティティ崩壊の危機に陥っている霊感投手・落合に対して、簡単に二死を取られた所で茂雄は名手・川相ではなくヒットマン後藤を代打で投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤はあえなく三振に倒れたが、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相の姿にご満悦。巨人は8回に岡島を挟むと、9回から、4度連続リリーフ失敗している桑田を投入。川相不在とは言え、ここで失敗しては二軍落ちの可能性も十分と後がない桑田は必死の力投で3人で斬ってとり、ようやく今季初セーブ。茂雄のヘッポコ采配により中日に傾きかけた流れを引き戻した松井さんの一発に救われ、辛うじて勝ちを拾ったに過ぎない巨人だが、全く危機感のない茂雄は「川相がいなくても問題ないですねぇ、エヘヘヘ〜」と今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている

甲子園:阪神8勝9敗1分
C  014201000  8
T  000000310  4
勝:沢崎4勝1敗 負:星野伸4勝7敗 
本:西山6、キュラソ星人21、タラスコ7,8
 星野伸、3回5失点KO! タラスコ、2発も空砲!
広島は2回、西山が6号ソロを叩き込み、1点を先制すると、続く3回には一死満塁からまたも西山がタイムリー。更に、沢崎が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に4点を追加。4回には、浅井のタイムリー,西山の犠飛で2点を追加すると、6回には、キュラソ星人の2試合連続21号ソロで8点目。阪神は7回、タラスコが7号ソロを放つと、更に、桧山のタイムリー,ハートキーの押し出し四球で2点を追加。なおも満塁と一発が出れば1点差と言う場面で打席に入った新庄だったがライトフライに倒れた。8回にもタラスコが2打席連続8号ソロが出たものの、序盤の失点が響き、及ばなかった。

神宮:ヤクルト7勝8敗1分
YB 001150010  8
S  103000100  5
勝:斎藤タカシ5勝8敗 負:伊藤智2勝5敗 S:木塚4勝3敗4S 
本:池山5、ペタジーニ22、谷繁5,6
 谷繁、2打席連発! 横浜、4連勝!
初回、池山の5号ソロで先制したヤクルトは3回に中根の犠飛で追い付かれるも、その裏、二死から池山のタイムリー,ペタジーニの22号2ランで3点を勝ち越し。3点を追う横浜は直後の4回、谷繁がバックスクリーンへ5号ソロを叩き込むと、続く5回にはまたも谷繁が2打席連続となる6号3ランを放ち、逆転に成功。更に、石井タクロー,鈴木なおのりのタイムリー内野安打で2点を追加。7回に1点返されるも、8回に中根のタイムリーですかさず突き放した。横浜先発・斎藤タカシ7回5失点ながらも、打線の援護に守られて、5勝目をマーク。横浜は今季5度目の4連勝

GS神戸:オリックス6勝9敗
H  000001000  1
BW 30000000×  3
勝:カルロス4勝1敗1S 負:斉藤和1勝1敗
本:鈴木10
 鈴木、先制3ラン! カルロス、来日初完投で4勝目!
オリックスは初回、五十嵐の二塁打,大島の四球で一、二塁とすると、一死後、鈴木がライトスタンドへ突き刺さる10号3ランを放ち、先制。いきなり3点を貰って楽になったオリックス先発・カルロスは力強い投球でダイエー打線を翻弄。5回まで1安打と完璧に抑え込まれてきダイエーは6回、一死から、柴原,大道の連打で一、三塁のチャンス。ここで吉永が犠飛を打ち上げて、ようやく1点を返したものの、反撃もここまで。カルロスは9回を4安打に抑える素晴らしい内容で来日初完投で4勝目をマーク。オリックスはこれで対ダイエーの連敗を6でストップさせた。

大阪ドーム:近鉄8勝8敗
L  010001000  2
Bu 31000001×  5
勝:前川6勝10敗 負:西崎4勝1敗
本:エイバッド4、吉岡8
 パンジャキラー復活! 前川、2失点完投勝利!
近鉄は初回、二死一、二塁から、エイバッドがライトスタンドへ4号3ランを叩き込み、3点を先制。直後の2回、和田のタイムリーで1点を返されるも、その裏、無死満塁のチャンスを作り、早くも西武先発・西崎をKOすると、代わった土肥から水口が犠飛を打ち上げて、1点を追加。6回にウメさんのタイムリーで再び2点差と詰め寄られたが、8回に吉岡がダメ押しの8号ソロ。近鉄先発は対西武連敗中でパンジャキラーの異名も説得力がなくなりつつあった前川だったが、この日は粘り強い投球で西武打線を2点に抑え、今季5度目の完投で6勝目をマークした。

旭川:日本ハム13勝3敗1分
M  030330022 13
F  102404000 11
勝:小林雅8勝6敗 負:ミラバル1勝3敗13S
本:ガッツ16、橋本1,2、トム18,19、平井2
 橋本、2発5打点! 平井、2号決勝弾で乱打戦に決着!
初回、ガッツの16号で先制されたロッテは直後の2回、フクーラが同点タイムリー三塁打を放った後、橋本が今季初アーチとなる勝ち越し2ラン。同点とされた直後の4回にはまたも橋本が2打席連続となる2号3ランを放ち、再び勝ち越しに成功。その裏、日本ハムはトムの18号ソロを足ががりに6安打を集中して4点を奪い、逆転すると、直後の5回、ロッテも負けじと、フクーラが同点タイムリーを放つと、更に、田中幸のタイムリーエラーで2点を勝ち越し。2点を追う日本ハムは6回、片岡のタイムリー二塁打の後、トムのこの日2本目となる19号3ランで4点を奪い、再び逆転に成功。しかし、粘るロッテは8回一死満塁から、大塚の犠飛,ボーリックのタイムリーで四たび追い付くと、続く9回には二死一塁から、平井がライトスタンドへ2号2ランを叩き込み、勝ち越し。8回途中からマウンドに上がっていた小林雅が最後まで投げきって、8勝目をマーク。両軍合わせて29安打6ホーマーが乱れ飛ぶ、乱打戦を制したロッテは、これで4連勝