球界トピックス

7月28日


ナゴヤドーム:中日6勝11敗
G  3000101000  5
D  0001400001× 6
勝:岩瀬6勝4敗1S
負:岡島3勝2敗3S
本:破戒僧・清原7、ゴメス12、山崎11
 カリメロ、中1日登板で無惨にKO! 川相フル欠場で悪夢のサヨナラ負け!
球宴第3戦にカリメロを先発登板させられた上に、上限規定の3回まで引っ張られると言う星野監督の嫌がらせ挑発行為にまんまと乗ってしまった茂雄はそのカリメロを中1日で先発起用勝っても単なる1勝だが、負ければ大ダメージと言う自ら苦しい状況に追い込むばかりで何の利益もないこの起用の上に、相も変わらず、名手・川相を幽閉すると言う大暴挙をかます茂雄のヘッポコ采配に試合前から早くも重苦しいムードの巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志のショートゴロを福留がいきなり必殺のエラーをかまして、無死一塁。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく清水に犠打を指示茂雄に「ヒラメなんてものじゃない。オコゼだよ、オコゼ!」などと中傷されて怒り心頭の清水は怒りで集中力が増したか、きっちりバントを決め、一死三塁。ここで肋軟骨を痛めた事を口実に球宴を辞退させておきながら後半戦開幕戦から出すと言う茂雄の悪辣なやり口に利用された江藤は倒れたもののの、今夜の松井さんが四球で歩かされると、続く破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ7号3ランを叩き込み、3点を先制。カリメロは3回までノーヒットの力投を見せていたが、中1日と言う過酷な投球間隔ながら、川相まで不在と言う最悪の状況下で全力投球モードを強いられていた事で早くも疲労困憊。これに対して中日は4回、今季対カリメロノーヒットとカモにされてきたゴメスがレフトスタンドへ12号ソロを放ち、2点差。直後の5回、星野監督は初回にエラーをかました福留と4回にマッスル千代の富士のレフト線へのフライをまずい守備で二塁打にしてしまったディンゴを早くも引っ込める非情采配を展開するも、一死から茂雄に「茶髪がいけない」などと理不尽な事を言われて怒り心頭の清水がライト線へ二塁打。江藤,今夜の松井さんと連続四球で満塁となった所で、破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドには届かなかったものの、犠飛としては十分過ぎる当たりとなり、清水がホームインし、4点目を追加。しかし、川相不在の不安感と中1日と言う過酷な状況による疲労感に苛まれるカリメロは、その裏、山崎に左中間スタンドへ11号ソロを放り込まれると、2つの四球で二死一、二塁のピンチ。ここで関川が三遊間を破ると、川相不在で守備のリズムを崩した清水が焦ってエラーしている間に、二塁走者・中村が返って1点差。更に、ホビーを歩かせた後、ゴメスにはライト前にポトリと落ちる逆転2点タイムリーを浴びて無念のKOと、弊社が危惧していた通り、星野監督の挑発に浅はかに乗ってしまった上に川相も使わないと言う茂雄の無謀な賭けは脆くも崩れ去る結果となった! 直後の6回、巨人は先頭のソーサ元木が三遊間を破ると、チュウが送って一死二塁となった所で、茂雄は驚異の代打成功率.454を誇る名手・川相…ではなく堀田を代打に送る嫌がらせを敢行。堀田の当たりはサード前のボテボテのゴロながら、ゴメスが処理にもたついたおかげで内野安打となり、一死一、三塁。しかし、ガッツな貴公子・仁志がこの日、3つめの三振を喫すると、続く清水も倒れて、二者残塁と川相不在の弊害を露呈。続く7回、この回からマウンドに上がった中日2番手・岩瀬から江藤が四球を選ぶと、松井さんのファーストゴロでランナーが入れ替わった所で、破戒僧・清原のライトへの打球が目測を誤ったピンキー井上の頭を越した事でタイムリー二塁打となり、今夜の松井さんが同点のホームイン。更に、続くマッスル千代の富士がヒットを放ちチャンスを広げたものの、ソーサ元木が最悪のピッチャーゴロゲッツーに倒れて、結局、同点止まり。続く8回、一死から茂雄は名手・川相ではなくニックンを代打に送る嫌がらせを敢行。ニックンはショートライナーに倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮したが、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるニックンの結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相の姿にご満悦。続く仁志も倒れて、この回は三者凡退。その後も両軍チャンスが掴めず、5−5の儘、試合は延長に突入した。迎えた10回裏、川相不在で不安感一杯の巨人5番手・岡島に対して、中日は先頭の代打・神野がヒットで出ると、立浪の犠打、関川の四球で一死一、二塁。ホビーのサードゴロの間にランナーがそれぞれ進塁。この場面で茂雄は満塁策をとらずにこの日、3打点と当たっているゴメスとの勝負を指令するも、センター前に弾き返され、悪夢のサヨナラ負け。7回から4イニングを投げきった岩瀬が6勝目を飾った。悪夢の川相フル欠場で敗れるべくして敗れた巨人だが、サヨナラと言う最悪の形で敗れた事で中日を無駄に勢いづけてしまったばかりでなく、中1日と言う無謀としか思えない起用をかましてまで、カリメロをたてながらKOされたと言う事実は重くのしかかり、とてつもない精神的ダメージを負う結果となりこの3連戦3タテを食らう危険性も十二分に出てきた。しかし、茂雄は自らのヘッポコ采配に敗因があるなどとは微塵も考えておらず、今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている。更に、悪い事に、27日に人身事故を起こして、重傷を負わせた上原はかなりの精神的ダメージを受けて、一睡も出来ない状態に! 球団側は上原に対して厳重注意と共に10日間の自宅謹慎処分を科し、今後の調査によっては、罰金等の追加処分もありうるとの事。8月上旬をメドに復帰を目指していた上原だったが、この事件でしばらくの間、精神的に苦しむ可能性は高く、復帰まで時間がかかる危険性も出てきた。

甲子園:阪神8勝8敗1分
C  2000000200  4
T  0100010201× 5
勝:葛西3勝3敗10S 負:佐竹0勝2敗 
本:キュラソ星人20、新庄18
 阪神、粘り腰! タラスコ、サヨナラタイムリー!
広島は初回、キムタク,東出の連打で無死一、三塁とすると、町田が併殺に倒れる間に1点を先制。更に、キュラソ星人の20号ソロで、この回、2点。阪神は2回、新庄の18号ソロで1点を返すと、6回にはまたも新庄が犠飛を打ち上げて、同点。追い付かれた広島は8回、キュラソ星人のタイムリー三塁打と、福原の悪送球で2点を勝ち越すも、その裏、阪神はハートキー,タラスコのタイムリーで同点に追い付き、試合は延長にもつれ込んだ。10回、阪神は無死一、二塁とすると、二死後、タラスコが左中間を深々と破るタイムリーを放ち、サヨナラ勝ちを収めた。

神宮:ヤクルト7勝7敗1分
YB 020300000  5
S  000001010  2
勝:ハマのチンピラ5勝3敗 負:ハッカミー6勝5敗 S:横山2勝1敗1S 
本:中根5、多村3、ペタジーニ20,21
 中根、先制5号2ラン! ペタジーニ、2発も空砲!
横浜は2回、中根がバックスクリーンへ5号2ランを叩き込み、2点を先制。4回には、一、三塁から多村がライトスタンドへ3号3ランを放ち、5点のリード。ヤクルトは、横浜先発・ハマのチンピラ・三浦の前に毎回走者を出しながらも、あと一本が出ず、ゼロ行進を続けるばかり。6回にペタジーニが20号ソロを叩き込み、ようやく1点を返すと、8回にはまたもペタジーニが2打席連続となる21号ソロを放ったものの、後が続かなかった。三浦は7回途中で降板したものの、1失点で踏ん張り5勝目。3番手の横山は今季初セーブをマークした。

GS神戸:オリックス5勝9敗
H  0000021002  5
BW 1000002000  3
勝:ペドラザ1勝2敗21S 負:木田画伯1勝2敗2S
本:松中21、小久保19
 延長10回、小久保、決勝19号!
初回、オリックスは鈴木のタイムリーで1点を先制。オールスターで自信をつけたオリックス先発・戎の前に5回まで0点と抑えられていたダイエーだったが、6回、松中が21号2ランを叩き込み、逆転に成功。続く7回にも小久保のタイムリーで1点を追加したものの、粘るオリックスはその裏、マルセドの犠飛,ハイツ田口のタイムリーで追い付き、試合は延長に突入した。迎えた10回、ダイエーは主砲・小久保が19号ソロを放ち、勝ち越すと、更に、秋山のタイムリーでダメ押し。9回からマウンドに上がっていたペドラザは10回も無難に締めて今季初勝利

大阪ドーム:近鉄7勝8敗
L  101220000  6
Bu 000000000  0
勝:霊感投手・松坂9勝5敗1S 負:高村3勝5敗
本:大友2
 松坂、自己最速156km! 8回1安打の快投!
初回、フェルナンデスのタイムリーで先制した西武は3回にはジェファーソンのタイムリー二塁打で2点目を追加。更に、4回には大友に2号2ランが飛び出すと、5回には金村弟の犠飛,黒田のタイムリー内野安打で2点を追加。西武先発の霊感投手・松坂は自己最速の156kmをマークするなど、ストレートが走り、近鉄打線を7回までノーヒットに抑える快投を展開していたが、8回、一死から吉岡にセンターオーバーのヒットを浴びて、またも快挙達成ならず。9回からは土肥−青木勇と繋いだ西武は、吉岡の1安打に抑える完封リレーを達成し、首位をキープした。