球界トピックス

7月26日


 激震! 求道者・前田、アキレス腱手術で今季絶望的!
鈴木(オリックス)も認める天才打者ながら、足の故障で思う様な成績を残せず最近はスタメンも外れがちの求道者・前田だが、24日、広島市内の病院で検査を受けた結果、アキレス腱断裂の危険性があると診断を受けた事により、この日、一軍選手登録を抹消され、27日、群馬県館林市内の病院で左アキレス腱の手術を受ける事が決定。これにより今季中の復帰はほぼ絶望的となった。また、4月8日に起こした肉離れの後遺症が残る野村も同じく24日に島根県出雲市の島根医大で左太腿後部の検査を受けたところ、筋力数値が全盛時の1/4にまで低下している事が判明し、選手生命に拘わる危機として、この日、求道者・前田同様に登録抹消。治療に専念する事になった野村は現在、戦線離脱中の緒方と共に8月中旬にピッツバーグにてリハビリを行う事となり、やはり今季中の復帰は難しい状況となった。

オールスターゲーム/長崎:全パ68勝58敗7分
全セ 010110510  9
全パ 000000030  3
全セ…○カリメロ(G)−川崎(S)−ゴーグル(M)−岡島(G)−五十嵐(S)−高橋(C)
全パ…●小野(L)−山村(Bu)−小倉(BW)−吉田(H)−小林雅(M)−石井(L)−森(L)−ペドラザ(H)
本:破戒僧・清原(G)、ミスタースナイパー坪井(T)、新庄(T)、鈴木(BW)
 全セ、一発攻勢で8連勝! 破戒僧・清原、7度目のMVP!
ただでさえ茂雄の陰謀と背番号を変えた為に大量発生した死票の影響による名手・川相(巨人)の不在で盛り上がりに欠けるオールスターだが、その川相不在の全セは初回、久々に平日にマウンドに上がった全パ先発・小野(ロッテ)に対して、一死から中井美穂の旦那・古田(ヤクルト)がライト線に二塁打を放ったものの、ローズ(横浜),2年連続オールスターで脇腹痛に陥りながらも、後半戦を前に潰れてくれればこれ幸いと企む星野監督(中日)の陰謀でスタメン4番に入った今夜の松井さん(巨人)と倒れて、無得点。全セ先発は後半戦開幕3連戦での先発登板を阻止しようと企む星野監督の陰謀の標的となったカリメロ(巨人)。星野監督の陰謀に対抗して、当初、中3日で30日に先発登板させたいと言っていた所を何と中1日で後半戦開幕戦に強行登板させるかもしれないと言う茂雄の仰天プランを明かされ、球数を抑えようと目論んでいたカリメロは先頭の鈴木(オリックス)をセカンドゴロに打ち取ると、続くエセネオエセ松井(西武)もショートゴロと簡単に打ち取ったかに見えた。しかし、これを茂雄の陰謀により名手・川相を差し置いての出場となったニックン(巨人)が無様にトンネル。やはり、川相不在のバックは頼りにならないと悟りきったカリメロは一転して、全力投球モードに突入し、ここまで8タコ5三振で3番降格となった中村(近鉄)、そして、中村に代わって4番に座った昨年までの同僚・小久保(ダイエー)と打ち取って、切り抜けた。直後の2回、全セは先頭の破戒僧・清原(巨人)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン左へオールスター史上単独トップの通算22本目の長打となる通算12号ソロを叩き込み、1点を先制。お祭り男の清原がオールスターで一発をかます可能性が高いと睨み、これに騙されるに違いない茂雄に後半戦延々と使い続けるように仕向けるべく、ペナント本番にケガ続きでロクに出ていないにも拘わらず監督推薦した星野監督の陰謀はまんまと成功する事となった。案の定、3イニング目に入っても投げさせられたカリメロは、ペナント同様にニックンをスタメン起用する事で川相不在の重さをより痛感させ全力投球モードを誘発させると言う星野監督の狡猾な罠に陥っていた事で早くも疲労困憊状態で、一死一、二塁とピンチ。ここはエセネオエセ松井をゲッツーに斬ってとり、ピンチを脱出したものの、少しでも消耗させようと企む星野監督の陰謀はまんまと成功する事となった。直後の4回、全セは今夜の松井さんがヒットで出ると、カリメロを消耗させられ松井さんまで潰されてはと流石に焦った茂雄が懇願したのか、松井さんはベンチに下がり、マッスル千代の富士(巨人)が代走で登場。続く清原はナベツネ曰く当たり屋の本領を発揮し、デッドボールで出塁。一死二、三塁と場面が変わった所でマウンドに上がった全パ3番手の小倉(オリックス)からゴメス(中日)がライトへ犠飛を打ち上げて、2点目を追加。続く5回には一死一、三塁からローズがセンター前へタイムリーを放ち、3点目。6回から全パは第2戦で7連打を食らうなど悪夢の7失点と言う屈辱を浴びた小林雅(ロッテ)を投入。汚名返上に燃える小林雅は3人で斬ってとる意地の投球を展開すると、全パはその裏、この回からマウンドに上がった全セ3番手・ゴーグル(横浜)に対して大島(オリックス)の内野安打、鈴木のオールスター11試合連続となるヒットで無死一、三塁のチャンス。しかし、ここで松中(ダイエー),片岡(日本ハム)の代打陣がことごとく内野フライを打ち上げてしまうと、4番・小久保もセンターフライに倒れて、二者残塁。これで再び流れを引き戻した全セは直後の7回、全パ6番手・石井(西武)に対して二死満塁とチャンスを作ると、またも破戒僧・清原がライト前に2点タイムリーを放ち王さんに並ぶオールスタータイ記録の通算31打点目をマーク。更に、続くミスタースナイパー坪井(阪神)がライトスタンドへ3ランを叩き込み、この回5点。更に、続く8回にはFA移籍のターゲットとしてブレーブスにマークされている新庄(阪神)がレフト場外に消える豪快なアーチをかけて、9点目。何とか一矢報いたい全パはその裏からマウンドに上がった全セ6番手・五十嵐(ヤクルト)に対して、先頭のフクーラ(ロッテ)が四球を選ぶと、続く代打・ガッツ(日本ハム)がセンター前にポトリと落として、無死一、三塁。ここで鈴木がライトスタンドへ3ランを叩き込み、ようやくゼロ行進をストップさせたものの、大量失点が響いて、結局、屈辱の8連敗MVPは先制弾を含む2安打3打点の破戒僧・清原が自己の持つ最多記録を更に更新する7度目の受賞を果たし、200万円をゲットした。