球界トピックス

7月21日


フレッシュオールスターゲーム/松山:全ウ23勝11敗5分
E  000000000  0
W  10010100×  3
全イ…●正田(日)−後藤(西)−花田(ヤ)−寺本(ロ)−谷口(湘)−内薗(巨)
全ウ…○河内(広)−福沢(中)−小椋(ダ)−藤川(神)−藤崎(近)−吉野(神)
本:森野(中)
 全ウ、6投手の完封リレー! 河内、3回1安打無失点でMVP!
全ウの先発・河内(広島)に対して、全イは初回、一軍に定着し、セ・リーグ陰の首位打者と言われているにも拘わらず、不本意ながらダサいユニフォームに身を包んだ金城(湘南)がいきなりセンター前ヒットで出塁すると、出番こそ少ないものの、開幕から一軍に定着しているにも拘わらず、不本意ながらダサいユニフォームに身を包んだ田中一(湘南)が歩いて、一、二塁。一死後、高野(巨人)のショートゴロは併殺崩れとなり、二死一、三塁とチャンスは続く筈だったが、金城がゲッツーが成立したと勘違いして塁を離れると言う一軍定着メンバーとしては、この上なく恥ずかしい大チョンボを犯して、タッチアウトとなり、結局、この回、無得点。その裏、全イ先発・正田(日本ハム)に対して、全ウは的場(阪神)の故障により繰り上がって出場が決まった上坂(阪神)がヒットで出ると、あっと言う間に二盗三盗。更に、一死後、200試合以上一軍に出場しているにも拘わらず、フレッシュオールスターに引っ張り出されて、不本意ながら日本一知名度の低いユニフォームに身を包んだ佐竹(サーパス)も四球で歩いた後、すかさず二盗。ここで山下(近鉄)がレフト前へタイムリーを放ち、1点を先制。4回には一死一、三塁から木村一(広島)のショートゴロを野口(ヤクルト)がタイムリーエラーを犯し、2点目を追加。6回には全イ4番手の寺本(ロッテ)から、高橋(中日)の故障により繰り上がって出場が決まった森野(中日)がライトスタンドへソロアーチを叩き込み、3点目。全イは田中一が塁に出る度に二盗を仕掛けては、ことごとく木村一の強肩の前に憤死するおかげで、2回以降チャンスらしいチャンスがない儘、全ウ6投手の継投の前に3安打完封負け。尚、MVPは先発として全ウ打線を3回1安打無失点に抑える好投を見せた河内が受賞し、賞金100万円をゲット。優秀選手には2安打2盗塁の上坂先制タイムリーの山下ダメ押しの一発を放った森野,そして、1安打2四球2盗塁死の田中一が選出された。

 メローニ、自ら契約解除申し入れ、退団決定!
ポスト・ポゾとして期待された横浜の新助っ人・メローニがあまりの出番の少なさに「今でも(古巣の)レッドソックスで活躍する自信があるくらいなのに、ロクに使って貰えない」と球団側に契約解除を申し入れていた事が明らかになった。これを受け入れた球団側は、この日、メローニをウェーバー公示。一週間以内に他球団が獲得の意思を示さなければ自由契約となるが、メローニは結果を待たずに25日に帰国する予定

 大豊、球宴明けから一週間出場停止!
前日、タイムをかけて打席を外しているにも拘わらずボールを投げ込まれ、そのタイムが認められずストライク判定された事に激怒し、真鍋主審に暴言を吐いて体当たりをかました事で退場処分を食らった大豊だが、この日、セ・リーグ高原会長は審判への暴力・暴言に加えて、打席外しの遅延行為をも重視し、オールスター明けとなる7月28日から一週間の出場停止に加え、制裁金20万円の処分を科した。大豊は「正直言って厳しい処分。納得出来ない」と不満を漏らした。