７月１９日

球界トピックス

７月１９日

甲子園：阪神７勝11敗
Ｇ　　２０００００００００　　２
Ｔ　　００００１００１０１×　３
勝：葛西２勝３敗10Ｓ
負：桑田５勝６敗
　桑田、またもリリーフ失敗！　茂雄ヘッポコ采配炸裂でサヨナラ負け！
前日、勝利を呼び込む芸術的なスクイズを決めたにも拘わらず、すぐさま引っ込めて投手陣の不安を呼び起こし、一旦同点にさせる事で川相の殊勲を帳消しにさせる卑劣な陰謀行為を働いた茂雄は、当然の様に、この日も名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志がセンター前ヒットで出ると、茂雄に「ヒラメなんてものじゃない。オコゼだよ、オコゼ！」などと中傷されて怒り心頭の清水がピッチャー強襲ヒットを放ち、無死一、二塁。ソーサ元木が送った後、今夜の松井さんは半ば敬遠気味に歩かされて、一死満塁となった所で、破戒僧・清原は本領発揮のサードゴロゲッツーと思いきや、サード・ハートキーの二塁への送球が大きく逸れた事で、辛くもゲッツーを回避し、仁志が先制のホームイン。これで気落ちした阪神先発・川尻に対して、続くマッスル千代の富士がライト前にタイムリーを放ち、２点目。なおも二死一、二塁のチャンスだったが、名手・川相を差し置いて出ているニックンはあえなく空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりで二者残塁。阪神は３回、川尻が破戒僧・清原の打球を右手に食らって退場するも、代わった伊藤が踏ん張るなど、２回以降、毎回走者を出しながら、巨人の追加点を阻止。５回には一死からハートキーのエラーと、松井さんのヒットで一、二塁となったものの、ここで破戒僧・清原がショートゴロゲッツーを食らう本領発揮のチャンスブレイク！　すると、その裏、５回の打席で太腿の裏側に違和感を訴えたソーサ元木に代えて、いつもなら佐々木辺りを投入する嫌がらせをかますあの茂雄が何と名手・川相をサードに投入。ついに川相の偉大さに気付いたのかと思いきや、これには、やはり裏があったのだ！　巨人先発・西山は先頭のゼブラ今岡を歩かせ、ＳＡＭにヒットを浴び、一、二塁とされると、代打・根本にもタイムリーを浴びてＫＯ。川相不在と言う事で初回からペース配分を考えずに全力投球モードに入っていた西山が、４回を投げ終えた時点で川相効果をもってしても回復しきれない程、疲労困憊であった事を見抜いた上で川相を投入し、川相効果の存在を否定させようと言う目論見だったとは、恐るべき茂雄の知謀。これ程の知謀があるならば、もう少しまともな事に活用して貰いたいものだ。しかし、代わったノリダー柏田はバックに川相がいると言う絶大な安心感から一死満塁としながらもハートキーをゲッツーに打ち取り、このピンチを脱出する事で川相効果を立証し、茂雄の企みを打破。直後の６回、巨人は先頭のマッスル千代の富士が内野安打で出塁するも、完全無策の野放し野球を愛する茂雄はひたすら強攻させ、インケツ続きのニックン，杉山と凡退。そして、気迫の投球を見せたばかりのノリダー柏田は川相ばりの粘りで食らい付いたものの、１２球目についに空振り三振に倒れ、結局、マッスル千代の富士は一塁に釘付け。続く７回には二死から名手・川相が確実にミートする本領発揮のバッティングでセンター前に弾き返し、松井さんに繋いだものの、松井さんのライトへの大飛球は浜風に押し戻されて、あと一歩届かず。８回には破戒僧・清原のヒット，マッスル千代の富士の四球の後、ニックンが送って、一死二、三塁。代打・ヒットマン後藤が歩かされて満塁となった所で、茂雄は最初、ネクストバッターズサークルに送り込んでいた左の渡辺を引っ込め、右の福原に対して、何故か右の佐々木を投入する謎の采配をかましたものの、その佐々木は見逃し三振。この茂雄の謎の代打策に釈然としない儘、打席に入ってしまった仁志もセンターフライに倒れて、三者残塁。その裏、４番手・岡島に対して、阪神は二死一塁から、新庄が完全に詰まらせながらショート，センター間にポトリと落ちるラッキーなヒット。二死と言う事でスタートをきっていた一塁走者の松田が一気に三塁を回って本塁を陥れる好走塁を見せ、同点に追い付き、試合は延長に突入。１０回、巨人は二死から連打で一、二塁とすると、ここで茂雄は８回に代打に出る筈だったにも拘わらず、突然引っ込めた渡辺を投入。８回の謎の代打策のせいですっかり気を削がれてしまっていた渡辺はあえなく凡退し、またもや二者残塁。すると、その裏、茂雄は前略・三沢興一が残っているにも拘わらず、このところ、再三リリーフに失敗している上「とても１点差では使えませんよ、エヘヘヘ～」と自ら酷評していた桑田をマウンドへ送り込む不可解な継投を展開。これに対して阪神は二死から内野安打で出た新庄が二盗を決めると、大豊が歩かされて、一、二塁。ここで途中出場の吉田剛が左中間へタイムリーを放ち、新庄がサヨナラのホームイン。桑田投入は１１回に打順が回ってくる川相に殊勲打を打たせる機会を阻止せねばなるまいと言う茂雄の嫌がらせ本能がそうさせたのか！？　佐々木と渡辺に対する謎の代打策と言い、川相効果をも上回る茂雄のヘッポコ采配が炸裂した事で敗れた巨人だが、茂雄が自らのヘッポコ采配に敗因があるなどと考える筈もなく、ソーサ元木のケガの状態が悪くなければ、またも川相に全ての責任を取らせてベンチに幽閉する危険性は高いだろう。

横浜：横浜９勝８敗Ｃ　　０００００００１０　　１ＹＢ　０００００００１１×　２勝：ゴーグル８勝４敗　負：小山田１勝３敗２Ｓ　本：キュラソ星人19 　金城、サヨナラタイムリー！　ゴーグル、無四球完投勝利！沢崎，ゴーグルの両先発がいずれも走者を出しながら要所を締める粘りの投球を展開し、０－０の儘、迎えた８回、広島はキュラソ星人がレフトスタンドへ１９号ソロを叩き込み、ついに均衡を破る先制点をゲット。その裏、横浜は一死からローズがセンターオーバーの三塁打を放つと、続く中根がセンターへきっちり犠飛を打ち上げて同点。土壇場９回、横浜は四球と野選の後、リトル万永くんの犠打、石井タクローの敬遠で一死満塁。ここで金城が一、二塁間を破るタイムリーを放ち、サヨナラ勝ちを収めた。ゴーグルは９安打を浴びながらも無四球完投で８勝目。	神宮：ヤクルト６勝10敗Ｄ　　０００１０１０００　　２Ｓ　　５４０２００００×　１１勝：山部１勝０敗　負：バンチ８勝６敗　本：岩村６、ペタジーニ19、デカ10、副島４　バンチ、まさかのメッタ打ち！　一死も取れずにＫＯ！防御率１位の中日先発・バンチに対して、ヤクルトは初回、岩村が６号先頭打者アーチをかけると、更に、ペタジーニが１９号３ラン。続く中井美穂の旦那・古田のヒットが出た所で、バンチは一死も取れずにＫＯ。更に、この後、宮本の犠飛で５点目をあげたヤクルトは、続く２回、古田のタイムリー，デカの１０号３ランで４点、４回には副島の４号２ランでダメを押し、早くも試合を決定付けた。投げては今季初先発となる山部が７回を２失点とまずまずの内容で今季初勝利をマーク。これでヤクルトの連敗は４でストップした。
千葉マリン：ロッテ７勝10敗Ｈ　　３０００００００２　　５Ｍ　　００１１０２０２×　　６勝：竹清２勝１敗　負：若田部７勝７敗本：松中20、ボーリック15、初芝11、サブロー２　初芝、逆転11号２ラン！　竹清、好投で２勝目！ダイエーは初回、二死一、三塁から松中が左中間スタンドへ２０号３ランを叩き込み、３点を先制。３点を追うロッテは３回にＪ．マッケンジーのエラーで１点を返すと、続く４回にもボーリックの１５号ソロで１点差。そして、６回、初芝が１１号２ランを叩き込み、ついに逆転。更に、８回には、この回からマウンドに上がった篠原からサブローの２号ソロを叩き込むと、４番手・ランデルからは立川がタイムリーを放ち２点を追加。土壇場９回、ダイエーは松本のタイムリーエラー，鳥越のタイムリーで１点差まで詰め寄ったが、あと一歩及ばなかった。	西武吹き抜けドーム：西武６勝７敗１分ＢＷ　０００００５００２　　７Ｌ　　００２００２０００　　４勝：小倉４勝３敗９Ｓ　負：デニー０勝３敗１Ｓ本：藤井14 　藤井、代打逆転満塁弾！　オリックス、２位浮上！０－０で迎えた３回、西武はエセネオエセ松井，フェルナンデスの連続タイムリーで２点を先制。オリックスは６回、藤立のタイムリーで１点差とすると、代打・藤井が逆転１４号グランドスラムを叩き込み、この回、一挙５点。３点を追う西武はその裏、代打・ジェファーソンが２点タイムリーを放ち、１点差。５－４の儘、迎えた９回、オリックスは谷，佐竹のタイムリーでダメ押しの２点を追加。オリックスはこれで西武と入れ替わりで２位に浮上。６回途中から登板した小倉に４勝目がついた。また、鈴木はこの日、無安打に終わり、連続試合安打は２２でストップ。
東京ドーム：日本ハム８勝９敗Ｂｕ　１０００１１０００　　３Ｆ　　２０２０１１０１×　　７勝：立石５勝２敗　負：エルビラ３勝５敗本：ガッツ15、奈良原３　井出、３安打２打点２盗塁！　純血打線でも打線好調！近鉄は初回、無死満塁のチャンスを作ると、一死後、エイバッドの犠飛で１点を先制。前日、死球を食らったトムがスタメンから外れ、純血打線となった日本ハムは、その裏、一死二塁から井出がライトオーバーのタイムリー三塁打を放ち同点。更に、エイバッドにタイムリーエラーが出て勝ち越しに成功。３回にはガッツの１５号ソロ，島田のタイムリーで２点を追加。その後、２点ずつ取り合って迎えた８回、日本ハムは野口のタイムリー三塁打でダメ押しの７点目。先発・立石は９回にミラバルにマウンドを譲り、完投こそ逃したものの８回３失点で５勝目をマークした。

横浜：横浜９勝８敗Ｃ　　０００００００１０　　１ＹＢ　０００００００１１×　２勝：ゴーグル８勝４敗　負：小山田１勝３敗２Ｓ　本：キュラソ星人19 　金城、サヨナラタイムリー！　ゴーグル、無四球完投勝利！沢崎，ゴーグルの両先発がいずれも走者を出しながら要所を締める粘りの投球を展開し、０－０の儘、迎えた８回、広島はキュラソ星人がレフトスタンドへ１９号ソロを叩き込み、ついに均衡を破る先制点をゲット。その裏、横浜は一死からローズがセンターオーバーの三塁打を放つと、続く中根がセンターへきっちり犠飛を打ち上げて同点。土壇場９回、横浜は四球と野選の後、リトル万永くんの犠打、石井タクローの敬遠で一死満塁。ここで金城が一、二塁間を破るタイムリーを放ち、サヨナラ勝ちを収めた。ゴーグルは９安打を浴びながらも無四球完投で８勝目。	神宮：ヤクルト６勝10敗Ｄ　　０００１０１０００　　２Ｓ　　５４０２００００×　１１勝：山部１勝０敗　負：バンチ８勝６敗　本：岩村６、ペタジーニ19、デカ10、副島４　バンチ、まさかのメッタ打ち！　一死も取れずにＫＯ！防御率１位の中日先発・バンチに対して、ヤクルトは初回、岩村が６号先頭打者アーチをかけると、更に、ペタジーニが１９号３ラン。続く中井美穂の旦那・古田のヒットが出た所で、バンチは一死も取れずにＫＯ。更に、この後、宮本の犠飛で５点目をあげたヤクルトは、続く２回、古田のタイムリー，デカの１０号３ランで４点、４回には副島の４号２ランでダメを押し、早くも試合を決定付けた。投げては今季初先発となる山部が７回を２失点とまずまずの内容で今季初勝利をマーク。これでヤクルトの連敗は４でストップした。
千葉マリン：ロッテ７勝10敗Ｈ　　３０００００００２　　５Ｍ　　００１１０２０２×　　６勝：竹清２勝１敗　負：若田部７勝７敗本：松中20、ボーリック15、初芝11、サブロー２　初芝、逆転11号２ラン！　竹清、好投で２勝目！ダイエーは初回、二死一、三塁から松中が左中間スタンドへ２０号３ランを叩き込み、３点を先制。３点を追うロッテは３回にＪ．マッケンジーのエラーで１点を返すと、続く４回にもボーリックの１５号ソロで１点差。そして、６回、初芝が１１号２ランを叩き込み、ついに逆転。更に、８回には、この回からマウンドに上がった篠原からサブローの２号ソロを叩き込むと、４番手・ランデルからは立川がタイムリーを放ち２点を追加。土壇場９回、ダイエーは松本のタイムリーエラー，鳥越のタイムリーで１点差まで詰め寄ったが、あと一歩及ばなかった。	西武吹き抜けドーム：西武６勝７敗１分ＢＷ　０００００５００２　　７Ｌ　　００２００２０００　　４勝：小倉４勝３敗９Ｓ　負：デニー０勝３敗１Ｓ本：藤井14 　藤井、代打逆転満塁弾！　オリックス、２位浮上！０－０で迎えた３回、西武はエセネオエセ松井，フェルナンデスの連続タイムリーで２点を先制。オリックスは６回、藤立のタイムリーで１点差とすると、代打・藤井が逆転１４号グランドスラムを叩き込み、この回、一挙５点。３点を追う西武はその裏、代打・ジェファーソンが２点タイムリーを放ち、１点差。５－４の儘、迎えた９回、オリックスは谷，佐竹のタイムリーでダメ押しの２点を追加。オリックスはこれで西武と入れ替わりで２位に浮上。６回途中から登板した小倉に４勝目がついた。また、鈴木はこの日、無安打に終わり、連続試合安打は２２でストップ。
東京ドーム：日本ハム８勝９敗Ｂｕ　１０００１１０００　　３Ｆ　　２０２０１１０１×　　７勝：立石５勝２敗　負：エルビラ３勝５敗本：ガッツ15、奈良原３　井出、３安打２打点２盗塁！　純血打線でも打線好調！近鉄は初回、無死満塁のチャンスを作ると、一死後、エイバッドの犠飛で１点を先制。前日、死球を食らったトムがスタメンから外れ、純血打線となった日本ハムは、その裏、一死二塁から井出がライトオーバーのタイムリー三塁打を放ち同点。更に、エイバッドにタイムリーエラーが出て勝ち越しに成功。３回にはガッツの１５号ソロ，島田のタイムリーで２点を追加。その後、２点ずつ取り合って迎えた８回、日本ハムは野口のタイムリー三塁打でダメ押しの７点目。先発・立石は９回にミラバルにマウンドを譲り、完投こそ逃したものの８回３失点で５勝目をマークした。