球界トピックス

7月16日


東京ドーム:巨人8勝9敗
S  002000101  4
G  010000031× 5
勝:桑田5勝5敗
負:五十嵐11勝4敗1S
本:真中6、デカ9、破戒僧・清原6、ニックン4
 ニックン、悪夢のサヨナラ弾! 茂雄の陰謀大炸裂で川相幽閉策、更に長期化!?
前日、勝利を決定的にするビッグイニングを呼び起こす執念の粘りを見せたにも拘わらず茂雄はまたも名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。また、破戒僧・清原を出したいが為に連日かまされた茂雄の精神攻撃の影響で練習で無理をして左脇腹を痛めたマルちゃんが、この日、ついに登録抹消いくら結果を出そうとも、決してそれに応えようとせず、目をかけた選手を出す為ならば、誰がどんな形で潰れようが厭いもしない茂雄の非道なやり口に辟易とし、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志がレフトフェンス直撃のヒットで出塁。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく清水に犠打を指示茂雄に「ヒラメなんてものじゃない。オコゼだよ、オコゼ!」などと中傷されて怒り心頭の清水は怒りで集中力が増したか、きっちりバントを決めると、続くソーサ元木が歩いて一死一、二塁。今夜の松井さんのファーストゴロで二死二、三塁となったものの、破戒僧・清原がセンターフライに倒れて二者残塁。続く2回、先頭のマッスル千代の富士がヒットで出ると、すかさず二盗。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとくニックンに犠打を指示して、一死三塁とすると、杉山がセンターへ犠飛を打ち上げて、1点を先制。しかし、直後の3回、川相不在で不安感一杯の先発・河原は真中にライトスタンドへ6号ソロを叩き込まれて、同点とされると、二死からを歩かせた後、マルちゃんの球宴出場辞退が決まった事により補充選手として選出されてご機嫌のペタジーニに右中間を破るタイムリー二塁打を浴び、2点目を献上。その裏、巨人は清水のヒット,ソーサ元木の四球で一死一、二塁のチャンス。ここで2回にマッスル千代の富士の盗塁が成功した事で調子に乗った茂雄はダブルスチールを敢行させるも松井さんが三振,清水が三塁で憤死と言う三振ゲッツーであえなくチェンジとなる最悪の展開川相不在で繋がりにも粘りにも欠ける打線がスコアボードにゼロを重ねていく事に辟易とし、モチベーションが下がる一方の河原に対して、ヤクルトは7回、デカがレフトスタンドへ9号ソロを叩き込み、3点目を追加。その裏、巨人は二死から杉山が四球を選ぶと、ここで茂雄は名手・川相を代打で投入。これを見た江川卓氏は「この場面で川相を出しても、一発がないので効果的ではないですね」と、前日の悪太郎・堀内氏と同様に「持ち味が出にくい場面を意図的にあつらえた上で川相を投入する」と言う茂雄の嫌がらせ政策を看破! あえて不利な状況で投入される嫌がらせを受けたにも拘わらず、川相は巧みにミートして、右におっつける本領発揮の打撃で痛烈なライナーを放ったものの、これがセカンド真正面と言うハードラックで、この回も無得点。8回から茂雄はさも当たり前の様に川相の所へ2番手のノリダー柏田を置いて、川相を守備につかせる事なくベンチに幽閉する嫌がらせを敢行。2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況を生み出され焦りの隠せない巨人だったが、7回の川相の打席で全ての力を使い果たした石井一が、その裏、ついに降板。代わった2番手・五十嵐に対して、一死から「あの茶髪がいけない」などとノムさんのごとき理不尽な事を言われて、怒り心頭の清水がライト線へ二塁打を放つと、続くソーサ元木が右中間へタイムリー二塁打を放ち1点差。二死後、破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ6号2ランを叩き込み、逆転に成功。しかし、直後の9回、先頭のペタジーニのセカンドゴロで川相不在で守備のリズムを崩している仁志とノリダー柏田の呼吸が合わずに一塁への送球を逸らして出してしまうと、ここで代わった桑田も川相不在の苦しい状況に不安を隠せず、中井美穂の旦那・古田に三塁線を破られて、無死一、二塁の大ピンチ。飯田が送った後、岩村を歩かせて、一死満塁。ここで宮本にセンター前に弾き返され、同点となったものの、岩村が二塁をオーバーランする大チョンボでタッチアウト。なおも、二死二、三塁のピンチだったが、代打・稲葉を岩村のチョンボがなければ悠々犠飛となっていたであろうフェンス手前の大きなライトフライに打ち取って、この回、同点止まり。その裏、先頭のニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ4号ソロを叩き込み、サヨナラ勝ち川相の使い所を意図的に誤って、無駄に試合を混沌とさせておきながら、よりにもよって川相不在による一発狙いモードにより川相幽閉策筆頭刺客のニックンがサヨナラアーチを放ってしまうと言う川相幽閉策を貫きたい茂雄にとってのみ理想的な勝ち方を演じてしまった事で、茂雄が今後もますます川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている。また、この日、左ふくらはぎの肉離れにより開幕から戦線離脱している斎藤雅がイースタンのヤクルト戦に初登板。5回からマウンドに上がった斎藤雅は先頭のロブロにいきなり三塁打を浴びたが、スクイズを見破って、ロブロを刺すと、城石,宮出と連続三振に斬ってとり、手応えを掴んだ。しかし、宮田コーチは「まだ球のキレが戻っていない。先発として戻った方がいいし(一軍復帰は)8月20日くらいかな」と厳しいコメントを残した。同じくこの試合でドミンゴも先発登板。3回まで無失点に抑えていたが、4回、味方のエラーに足を引っ張られ、自分が投げる時に合わせるかの様に川相を外し続けられた茂雄の嫌がらせを思い出し愕然としたのか、この回、2点を失った。更に、巨人は斎藤雅を挟んでS.M.チョーまで登板する超豪華リレーを展開。S.M.チョーは2回を投げて2安打無失点とまずまずの内容だった。

甲子園:阪神9勝9敗
YB 000401000  5
T  000000001  1
勝:ハマのチンピラ4勝3敗 負:星野伸4勝6敗 
本:谷繁4、SAM2
 ハマのチンピラ、無四球完投で連敗阻止!
0−0で迎えた4回、3回まで阪神先発・星野伸の前に1安打と抑えられてきた横浜は二死一、二塁からメカゴジラのタイムリーで先制すると、更に、谷繁が左中間スタンドへ4号3ランを叩き込み、この回、4点。6回にはローズのタイムリーでダメ押しの1点を追加。投げては先発のハマのチンピラ・三浦が8回まで無失点の好投を展開。9回にSAMに2号ソロを浴びて完封こそ逃したものの、無四球完投で4勝目をマーク。これで横浜は対阪神戦の連敗を7でストップさせた。

松山:広島6勝10敗
D  000000004  4
C  001100010  3
勝:野口6勝7敗 負:河野3勝4敗8S S:ギャラード1勝0敗17S 
本:キュラソ星人18
 土壇場9回、一挙4点の大逆転!
広島は3回、キムタクのタイムリー二塁打で先制すると、続く4回にはキュラソ星人が18号ソロを叩き込み、1点を追加。8回には町田の犠飛で1点を追加。投げては今季初登板となる先発・山内が5回を無失点の好投。6回からは山崎健−高橋と繋いで、迎えた土壇場9回、中日は中村のタイムリーで1点を返し、高橋をKO。更に代わった河野のワイルドピッチ山崎の2点タイムリー二塁打で一気に逆転に成功。あとは、岩瀬−ギャラードと繋いで逃げ切った。

大阪ドーム:近鉄8勝10敗
BW 001502020 10
Bu 000000140  5
勝:戎3勝0敗 負:高村3勝4敗
本:エイバッド2
 戎、会心の3連勝! 近鉄投手陣、毎回15四死球!
0−0で迎えた3回、オリックスは二死二塁から谷がタイムリーを放ち、1点を先制。続く4回には日高のタイムリー,塩崎のスクイズ,谷の2点タイムリー二塁打で、近鉄先発・高村をKO。続く鈴木は高村のビーンボールを恐れ、2打席凡退していたが、酒井に代わるやいなや、すかさずタイムリーを放ち、この回5点。更に、6回,8回にも、2点ずつ加えて、試合を決定付けた。近鉄は終盤5点を返す粘りを見せたものの、及ばなかった。オリックス先発・戎は8回でKOされたが3連勝をマークし、チームの連敗を4でストップさせた。

福岡ドーム:ダイエー10勝9敗
F  000210000  3
H  300000001× 4
勝:篠原9勝1敗2S 負:ガンちゃん4勝7敗
 
 篠原不敗神話復活! J.マッケンジー、サヨナラ打!
ダイエーは初回、小久保,松中の連続タイムリー,秋山の犠飛で3点を先制。日本ハムは4回、田中幸,金子のタイムリーで2点を返すと、続く5回には井出が三塁打の後、片岡が犠飛を打ち上げて同点。8回に無死満塁と絶好の勝ち越しのチャンス逃して、嫌なムードとなったダイエーは9回から篠原を投入。途切れたとは言え、不敗神話を持っていた篠原が3人で締めて流れを引き戻すと、その裏、二死から死球で出た村松が二盗を決めた後、J.マッケンジーが右中間へタイムリーを放ち、今季5度目のサヨナラ勝ち篠原にハーラートップタイの9勝目がついた。 

千葉マリン:ロッテ9勝8敗1分
L  2021200101  9
M  0231110000  8
勝:森3勝3敗14S 負:ウォーレン1勝2敗15S
本:平井1、エセネオエセ松井12
 ロッテ、小野不在で13週ぶりの日曜黒星!
小野の故障により代役の先発となった武藤に対して、西武は初回、ジェファーソン,高木大のタイムリーで2点を先制。2回、平井の1号2ランで追い付かれるも、直後の3回にすかさず2点を奪い勝ち越し。ロッテはその裏、フクーラ,バリーのタイムリー等で逆転するが、4回、エセネオエセ松井が12号ソロを放ち、再び同点。その後、両軍3点ずつ取り合って、試合は連夜の延長戦に突入。迎えた10回から西武は一死二塁からジェファーソンのタイムリーで、四たびリードを奪い、ようやく決着をつけた。8回から3イニングを無失点に抑えた森は3勝目。小野の不在によりロッテは13週間ぶりの日曜日に黒星となった。また、この日、3回に酒井のライトフライを抑えた小関は連続守備機会無失策を592と伸ばし、外野手の連続守備機会無失策のパ・リーグ記録を更新した。

 遠山&ペタジーニ、球宴出場決定!
前日、茂雄の精神攻撃の影響で打撃練習で無理をして左脇腹を痛めたマルちゃん(巨人)がこの日、登録抹消され、球宴の出場辞退が決定。これに対して、外国人枠増加を要望しながらペタジーニ(ヤクルト)を外して自軍のゴメス(中日)を入れた事で総スカンを食らっていた星野監督(中日)は、これ幸いとペタジーニを補充選手として指名。また既に辞退を申し出ていた佐々岡(広島)に代わっての補充選手として、遠山(阪神)を指名。ペタジーニは昨年に続いて2度目の出場だが、遠山は15年目にして悲願の初出場となる。