球界トピックス

7月11日


札幌:巨人8勝7敗
C  021000000  3
G  06610050× 18
勝:メイ8勝4敗
負:高橋3勝5敗3S
本:西山5、ガッツな貴公子・仁志13、キムタク5、破戒僧・清原3,4
 マルちゃん、半永久的飼い殺し内定!? 打点王の可能性も完全消滅か!?
故障者続出に加えて、あくなき茂雄の嫌がらせ采配に不満分子が続出と内部崩壊寸前まで追い込まれているにも拘わらず、またも茂雄は名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。しかも、かねてからの計画通り、前の試合で2安打を放っているマルちやんを「へばってますからねぇ、エヘヘヘ〜」と、あらぬインネンをつけて、破戒僧・清原をスタメン起用! この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志が三遊間を破るヒット。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるかの様に清水に犠打の指示をするも、川相と比べて遙かに犠打技術の劣る清水はまたも初球を失敗! しかし、ここで広島先発・高橋がワイルドピッチを犯し、仁志は労せずして二塁へ。ここで強打かと思われたが、あくまで川相にあてつけたい茂雄はまたも清水に犠打を指示。仁志が二塁へ進んだ為にフォースプレイではなくなったと言う事で、多少、気が楽になっていた清水は何とか犠打を決めて、一死三塁。しかし、江藤,今夜の松井さんと倒れて、仁志は三塁に釘付け。巨人先発・メイは、川相不在に加えて初回の拙攻でますますモチベーションが下がったか、先頭のキュラソ星人にセンター前へ弾き返されると、二死後、西山にレフトスタンドへ5号2ランを叩き込まれ、先制の2点を献上。その裏、注目の清原は詰まらせながらも飛んだコースがよくセンター前ヒットで出塁。続くマッスル千代の富士はセカンドゴロに倒れたが、これをキムタクが二塁へ悪送球を犯し、無死一、二塁。初回に続いて拾い物のチャンスを貰った所で、ソーサ元木がライトオーバーのタイムリー二塁打。更に、チュウのセカンドゴロで本塁を狙ったマッスル千代の富士を刺そうとしたキムタクがまたも悪送球を犯し(記録は野選)、同点。更に、メイのバントがヒットとなって満塁となると、仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間へ勝ち越し13号グランドスラムを叩き込み、高橋をKO。4点のリードを貰いながらも、川相不在の不安感が拭えないメイに対して、広島は直後の3回、キムタクがレフト場外へ汚名返上の5号ソロで3点差。その裏、清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ通算400号となる今季3号ソロ「よりによって清原に打たれちまうとは…」と自信とプライドが崩壊した2番手・山崎健マッスル千代の富士,ソーサ元木,チュウの3連打の後、二死後、清水,江藤にも連続タイムリーを浴びて、KO。更に代わった3番手・佐竹に対して、松井さんも右中間を破るタイムリー二塁打を放ち、巨人は早くも先発全員安打を達成。4回にも仁志の犠飛で1点を追加し、10点差としながら、なおも川相不在では何点あっても足りないとばかりに巨人は7回、仁志,江藤のタイムリー二塁打の後、清原がこの日2本目となる4号3ランを叩き込み、5点を追加。大量点差がついた事で茂雄は内野陣の総入れ替えを図ったが、起用したのはヒットマン後藤,川中,佐々木,ニックンと、徹底して川相幽閉策を貫く嫌がらせを敢行。川相とマルちゃんを外すと言う宝くじでの当選を狙うがごとき無謀な賭けがたまたま成功してしまった事でご満悦の茂雄は今後も川相幽閉策の続行は勿論の事清原の半永久的スタメン起用を目論んでしまった事は想像に難くなく、マルちゃんまでが悪夢の飼い殺し状態に陥る事が内定し、松井さん,江藤と激しく争っている打点王のタイトル獲得もほぼ絶望的となった。

ナゴヤドーム:中日7勝7敗
T  000000000  0
D  00000003×  3
勝:岩瀬5勝4敗1S 負:中込尊師3勝1敗2S S:ギャラード1勝0敗15S 
 
 マイケル、日本新の10連続代打出塁!
今季初先発となった中日・前田が6回まで3安打と抑えれば、阪神先発・織田裕二は7回まで1安打と一歩も譲らない好投で両軍ゼロ行進の儘、試合は終盤に突入。8回裏、中日は阪神2番手の中込尊師に対して、一死一、二塁とすると代打・マイケルが日本新記録の10打席連続代打出塁となるライト前ヒットで満塁。ここで代打・渡辺が押し出し四球を選び、待望の先制点をあげると、3番手・遠山からも福留が押し出し四球。更に、李ボンジョムが犠飛を打ち上げ3点目。最後はギャラードが締めて完封リレーを達成。2番手の岩瀬に5勝目がついた。阪神はこれでナゴヤドーム11連敗

横浜:横浜6勝5敗1分
S  00200000000  2
YB 10010000001× 3
勝:木塚4勝2敗3S 負:山本1勝1敗
本:真中5
 金城、サヨナラタイムリーで5連勝!
初回、鈴木なおのりのタイムリーで先制されたヤクルトは3回、真中の5号2ランで逆転に成功。1点を追う横浜は4回、無死満塁から石井タクローがライトへ犠飛を打ち上げ、同点。横浜先発・ハマのチンピラ・三浦は9回を11三振の力投で投げ抜き、その裏の攻撃に期待をかけると、横浜は一死一、二塁と絶好のサヨナラのチャンス。しかし、鈴木なおのり,ローズと連続三振に倒れて、延長に突入。迎えた11回、横浜は二死から石井タクローが四球で出ると、金城がレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、サヨナラで5連勝を飾った。2番手の木塚は4勝目をマーク。

西武吹き抜けドーム:西武8勝7敗
F  100001002  4
L  111000000  3
勝:下柳2勝2敗 負:森2勝3敗14S
本:フェルナンデス7、トム16、ガッツ14
 ガッツ、逆転2ラン! 下柳、5年ぶり完投勝利!
日本ハムは初回、片岡のタイムリーで先制。西武はその裏、ウメさんのタイムリー二塁打で追い付くと、2回には大友のタイムリーで勝ち越し。更に、3回にはフェルナンデスがバックスクリーンへ7号ソロを叩き込み、3点目。2点を追う日本ハムは6回、トムが16号ソロを放ち、1点差。土壇場9回、西武は守護神・森を投入して逃げ切りを図るも、これが裏目。先頭の上田が二塁打で出ると、続くガッツがバックスクリーンへ14号2ランを叩き込み、あっと言う間に逆転に成功。日本ハム先発・下柳は4回以降は立ち直り、5年ぶりの完投で2勝目をマークした。

福岡ドーム:ダイエー6勝5敗
BW 000100001  2
H  00101100×  3
勝:若田部7勝6敗敗 負:杉本友4勝5敗 S:ペドラザ0勝2敗20S
本:小久保18、鈴木9
 ペドラザ、20セーブで連敗脱出!
0−0で迎えた3回、ダイエーはJ.マッケンジーのレフト線へタイムリーを放ち先制。直後の4回、小川の犠飛で追い付かれるも、5回、村松のライト前タイムリーで勝ち越し。更に、6回には小久保の18号ソロが飛び出して3点目。オリックスは9回、鈴木が右中間スタンドへこの日の4割を確定させる9号ソロを叩き込み、完投目前の若田部をKO。しかし、守護神・ペドラザに後続を断ち切られ、連勝は6でストップした。ペドラザは両リーグ一番乗りの20セーブ目でチームの連敗を4で阻止。若田部に7勝目がついた。

大阪ドーム:近鉄5勝10敗
M  401011002  9
Bu 010000003  4
勝:清水直2勝2敗 負:高村3勝3敗
本:初芝10
 清水直、プロ入り初完投勝利!
ロッテは初回、二死一、二塁から、初芝,フクーラ,そしてこの日、一軍昇格即スタメンとなった平井の3連続タイムリーにより、4点を先制し、近鉄先発・高村を早くもKO。2回に橋本の捕逸で1点を返されたものの、その後も初芝の10号ソロ等で、着々と加点し、9回までに9得点。9日の試合で死球を食らったクラークが全治2ヶ月の重傷で登録抹消と、攻撃力の落ちていた近鉄はロッテ先発のルーキー・清水直の前に8回まで僅か1点と沈黙。9回に、武藤のタイムリー二塁打等で3点を返したものの、焼け石に水で4連敗。清水直はプロ初完投で2勝目をマーク。

 6月の月間MVP発表!
この日、6月の月間MVPが発表された。セ・リーグの投手部門は3敗しながらも、6度の登板で40回を投げ抜き3勝をマーク、防御率も2.03と安定した内容のミンチー姉さん(広島)が初の受賞。打者部門は.341 8本 28打点に加え、5つの勝利打点と爆発した江藤(巨人)が4度目の受賞。一方・パ・リーグの投手部門は3勝0敗 防御率3.46で日曜無傷の神話を続行中の小野(ロッテ)が初受賞。打者部門は.390 5本 26打点の小久保(ダイエー)が意外にも受賞となった。


 ファン投票最終結果発表! 茂雄の陰謀で名手・川相、悪夢の落選!
この日、サンヨーオールスターゲームのファン投票最終結果発表が行われた。最多得票は6年連続で鈴木(オリックス)となり1,157,018票を稼いだ。セ・リーグのトップは今夜の松井さん(巨人)の911,347票だった。セ・リーグ投手部門1位は2年連続で上原(巨人)となったが、左太腿の肉離れにより出場辞退を決定。またパ・リーグ一塁手部門で初のファン投票1位となったハタハタ石井(ロッテ)も左手首の骨折により出場辞退する模様。奇跡の逆転劇なるかと注目されていた破戒僧・清原(巨人)は、トップのマルちゃんに倍以上の投票差をつけられ、結局4位に終わった。最終中間発表からの逆転はパ・リーグの二塁手部門でトップだった金子(日本ハム)が一気に3位へ転落。代わって大島(オリックス)が2位から浮上。また、同じくパ・リーグの外野手部門では3位につけていたオバンドー(日本ハム)が5位に転落。4位につけていたローズ(近鉄)が代わって当選した。オバンドーは右手人差し指を骨折していた為、当選しても出場辞退する方向でいた事から、特にショックはない模様だが、金子とオバンドーの落選により、パ・リーグでは唯一日本ハム選手の当選がゼロとなった。セ・リーグでは、特に、大きな逆転劇はなかった。また名手・川相(巨人)は、ただでさえ素人には分かりづらい渋さに加え、茂雄の陰謀によりノミネートから外された事により遊撃手部門,二塁手部門でいずれも悪夢の落選。ノミネート外と言うとてつもないハンデに加えて、背番号が長年つけていた「0」から「6」に変わったにも拘わらず、半ば習性的に「0」の儘、投票してしまったと言う死票が70万票(推定)にも及んだと思われ、この悲劇を生む結果となった。

オールスターファン投票 最終結果発表
セ・リーグ
得票数
守備位置
パ・リーグ
得票数
上原浩治(G)
373,423
投手
霊感投手・松坂(L)
602,682
M.バンチ(D)
星野伸之(T)
カリメロ(G)
織田裕二(T)

佐々岡真司(C)
ゴーグル(YB)
桑田真澄(G)
石井一久(S)
高橋尚成(G)
254,304
193,874
189,916
179,406
136,606
127,769
106,359
93,613
86,355
ジョニー黒木(M)
ガンちゃん(F)
小野晋吾(M)
前川勝彦(Bu)

山村宏樹(Bu)
永井智浩(H)
オツ(L)
金田政彦(BW)
若田部健一(H)
259,127
210,250
193,666
153,436
121,630
101,235
90,125
74,020
68,398
中井美穂の旦那(S)
698,364
捕手
J.マッケンジー(H)
657,741
矢野輝弘(T)
谷繁元信(YB)
中村武志(D)
村田善則(G)
428,453
325,469
321,650
320,788
伊東勤(L)
野口寿浩(F)
礒部公一(Bu)

清水将海(M)
528,060
354,351
279,870
201,623
マルちゃん(G)
581,869
一塁手
ハタハタ石井(M)
593,648
山崎武司(D)
ハマの大馬人(YB)
破戒僧・清原(G)
大豊泰昭(T)
515,798
307,367
287,979
280,902
松中信彦(H)
ガッツ(F)
金村弟(L)
吉岡雄二(Bu)
382,972
355,855
350,152
319,922
ガッツな貴公子(G)
598,950
二塁手
大島公一(BW)
486,149
R.ローズ(YB)
立浪和義(D)
キムタク(C)
平尾博司(T)
463,624
443,749
366,485
300,615
水口栄二(Bu)
金子誠(F)
堀幸一(M)

玉野宏昌(L)
449,752
438,165
297,042
278,536
江藤智(G)
749,503
三塁手
中村紀洋(Bu)
670,396
L.ゴメス(D)
野村謙二郎(C)
岩村明憲(S)
進藤達哉(YB)
478,346
282,802
248,195
221,356
小久保裕紀(H)
片岡篤史(F)
T.フェルナンデス(L)

初芝清(M)
426,420
374,076
355,425
321,261
ニックン(G)
535,666
遊撃手
エセネオエセ松井(L)
823,194
東出輝裕(C)
石井タクロー(YB)
福留孝介(D)
田中シュータ(T)
472,711
427,629
383,747
328,441
小坂誠(M)
武藤孝司(Bu)
井口忠仁(H)
田中幸雄(F)
415,250
385,299
357,125
199,926
今夜の松井さん(G)
マッスル千代の富士(G)
新庄剛志(T)
911,347
765,461
758,111
外野手
鈴木一朗(BW)
秋山幸二(H)
T.ローズ(Bu)
1,157,018
703,675
595,750
関川浩一(D)
ミスタースナイパー・坪井(T)
求道者・前田(C)
鈴木なおのり(YB)
清水隆行(G)
キュラソ星人(C)
ピンキー井上(D)
449,496
448,731
441,569
389,094
386,219
365,491
282,583
高木大成(L)
S.オバンドー(F)
ハイツ田口(BW)
大友進(L)

谷佳知(BW)
フクーラ(M)
川口憲史(Bu)
464,770
425,315
361,508
343,434
324,167
279,039
277,679
 
 
指名打者
F.ボーリック(M)
435,959
 
 
P.クラーク(Bu)
吉永幸一郎(H)
R.ジェファーソン(L)
下痢ニール(BW)
393,070
387,032
273,166
270,510