球界トピックス
7月7日 S−T(神宮):雨天中止
東京ドーム:巨人10勝4敗
D 000001000 1
G 00303030× 9
勝:カリメロ9勝3敗
負:バンチ7勝5敗
本:マッスル千代の富士13、破戒僧・清原2
破戒僧・清原、またも復帰初打席で一発! マルちゃん、飼い殺しへまっしぐら!?
この日から破戒僧・清原が一軍に合流。慢性的清原使いたい病に冒されている茂雄がまたもや「マルちゃんは疲れてますからねぇ、エヘヘヘ〜」などと言い出していた事で、いきなりマルちゃんを外して清原をスタメン起用するのでは!?と心配されていたが、この日のスタメンはマルちゃん。しかし、上原,槙原をことごとく病院送りにする主因となったにも拘わらず、前日のタナボタ勝利にご満悦の茂雄は、またもや名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発は左アキレス腱痛から復帰のカリメロ。川相不在とあって、ペース配分を無視して初回から飛ばしに飛ばすカリメロは川相不在のバックなどアテには出来ないとばかりに、いきなり三者三振のスタート。その裏、先頭のガッツな貴公子・仁志が四球で出塁。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく清水に犠打を指示するも、川相と比べて遙かにバント技術の劣る清水は2度続けて失敗した挙げ句、最後は強攻策に出て空振り三振。江藤,今夜の松井さんも倒れて、結局、仁志は一塁に釘付け。続く2回には、清原を出さんが為に「疲れている」などとほたえる茂雄に怒り心頭のマルちゃんがヒットで出塁。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとくマッスル千代の富士に犠打を指示。打球はピッチャー前に転がったが、これを焦ったバンチが掴み損ねる痛恨のエラーを犯し、無死一、二塁。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとくソーサ元木に犠打を指示するも、川相と比べて遙かにバント技術の劣るソーサ元木は打球を殺せず、1−5−3と渡る最悪のゲッツー。この後、村田善が敬遠で歩かされると、カリメロが空振り三振に倒れて、結局、二者残塁。続く3回には先頭の仁志がライト前ヒットで出塁。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく清水に犠打を指示。打球はピッチャー前に転がったが、バンチと立浪が連係を誤り、送球がライトへ転々とする間に、仁志は一気に三塁へ。ここで江藤が三塁線を破るタイムリー二塁打を放ち、ようやく1点を先制。更に、松井さんが敬遠気味に歩かされた後、マルちゃんのショートゴロを福留が必殺のタイムリーエラーをやらかして、二者が生還し、この回、3点。なおも、無死一、二塁のチャンスだったが、マッスル千代の富士はセカンドフライ,ソーサ元木はセカンドライナーのゲッツーに倒れると言う相変わらずの大雑把な攻撃で、3点止まり。5回には二死から松井さんが四球を選ぶと、清原を出さんが為に「疲れている」などとほたえる茂雄に怒り心頭のマルちゃんが右中間へ二塁打。ここでマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン右へ13号3ランを叩き込み、バンチをKO。直後の6回から茂雄は早くもソーサ元木を下げ、守備固めに名手・川相でなくニックンを投入する嫌がらせを敢行。川相不在とあって、初回からひたすら三振を狙いに行き5回までに9三振を奪う気迫の快投を見せていたカリメロだったが、この茂雄の仕打ちに一気にモチベーションが下がったか、一死から李ボンジョム,関川に連打を浴びて二、三塁とされると、マイケルにセンターへ犠飛を打ち上げられ、完封が消滅。その裏、巨人は二死から仁志,清水が連続四球を選んだものの、江藤が倒れて、二者残塁と相変わらずの拙攻ぶりを展開。続く7回には2つの四球で一死一、三塁としたものの、川相を差し置いて守備固めに入っていたニックンはサードゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮し、三塁走者・松井さんはタッチアウト。しかし、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるニックンの結果などどうでもよく、ベンチで歯痒い様子の川相の姿にご満悦の茂雄は、ここでついに名手・川相ではなく破戒僧・清原を代打で投入。復帰初打席限定で、とてつもない勝負強さを見せる清原は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ2号ソロを叩き込み、またもや復帰初打席を見事に飾った。出したくてたまらなかった清原の一発にご満悦の茂雄は続くカリメロの打席で名手・川相ではなくヒットマン後藤を代打で投入し、あくまで川相を出そうとしない嫌がらせを敢行。続く8回にも二死一、二塁のチャンスを掴んだ巨人だったが、マッスル千代の富士は三振に倒れ、またもや二者残塁。カリメロの後を継いだ木村,ノリダー柏田は川相不在で不安感一杯ながらも大量リードに守られて、何とか凌ぎきり、ゲームセット。9点を奪いながら、全て一発と相手のエラー絡みによるもので、相変わらずの采配いらずの力押し野球。タイムリー欠乏症で残塁の山を築き、バントをことごとく失敗するなど、川相不在の弊害が次々と露呈したが、茂雄は形の上では圧勝した上に、「川相の今季中の1500試合出場阻止」マジックをまた一つ減らした事にご満悦。しかも、復帰初打席だけは異様に結果を残す清原が打ってしまった事ですっかり騙されて、全幅の信頼を抱いてしまっているのはほぼ確実で、この後、たとえ清原が100打席ノーヒットの大不振に陥ろうとも、マルちゃんを飼い殺しにして清原をスタメン起用し続けるのではないかと、巨人ナインは戦々恐々。また一人、川相幽閉の刺客が増えてしまった事により今後もますます川相幽閉策が続くのは必至とあって、球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている。また、この日、日本テレビの氏家社長がナベツネの「優勝したら茂雄続投」発言に伴い「ナベツネと同じ考え。彼が辞めると言えば別だが、仮に優勝を逃しても、こちらから辞めろと言う事は絶対にない」などと爆弾発言。森氏が監督ならば、球宴前に達成確実と見られていた名手・川相の犠打世界記録及び1500試合出場の達成は、ラストイヤーの(予定だった)茂雄が自分の在籍中には絶対に達成させないと目論み、執拗な幽閉を続けてきた事により今季中に達成する事すら殆ど絶望的となっているが、茂雄が今季中ではなく川相が引退するまで記録阻止を図ろうと目論んでいるならば、優勝を逃しても辞意を表明しない可能性も十分考えられる。日本球界がメジャーを凌駕する数少ない偉大な記録の樹立は、世界的な記録を何一つ残していない茂雄のやっかみによって、果たして打ち砕かれてしまうのか!?
広島:広島7勝6敗 |
GS神戸:オリックス7勝7敗 |