球界トピックス

7月6日


神宮:ヤクルト9勝5敗
G  00010000001  2
S  00010000000  1
勝:桑田4勝4敗
負:五十嵐10勝3敗1S
本:ペタジーニ15
 古田、痛恨の落球! 名手・川相、悪夢のフル欠場も拾い物のタナボタ勝利!
上原に続いて槙原をも故障に追いやる羽目になったにも拘わらず、茂雄はまたしても名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の仕打ちに試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、ガッツな貴公子・仁志が三塁線を破る二塁打で出塁。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく清水に犠打を指示すると、茂雄に「ヒラメなんてものじゃない。オコゼだよ、オコゼ!」などと中傷された挙げ句、「あの茶髪がいけない」などとノムさんのごとき理不尽な事を言われて、怒り心頭の清水は怒りで集中力が増したか、きっちり送って一死三塁。しかし、江藤,今夜の松井さんと倒れて、結局、無得点と言う不吉な立ち上がりとなった。3回には一死から今季初登板初先発となった西山が四球で出塁。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく仁志に犠打を指示するも、川相と比べて遙かにバント技術の劣る仁志はよりにもよって空振り。これで飛び出した西山は中井美穂の旦那・古田の牽制に刺されて憤死すると言う最悪の展開。4回には茂雄に「オコゼ」呼ばわりされて怒り心頭の清水が右中間を破る二塁打。一死後、松井さんが歩いて、一、二塁となった所で、マルちゃんはサードゴロ。最悪のゲッツーと思われたが、松井さんの好スライディングにより、セカンド池山が足をすくわれ、一塁はセーフ。ここでマッスル千代の富士がライト前に弾き返して、ようやく1点を先制。しかし、その裏、川相不在による不安感一杯で毎回の様に走者を出してきた西山ペタジーニにレフトスタンドへ15号ソロを叩き込まれ、あっと言う間に同点。西山は川相不在とあってはペース配分など考えていてはダメだと悟り、全力投球モードに突入し、ヤクルト打線を渾身の投球で翻弄。しかし、選手の心情をないがしろにする男・茂雄は8回、西山を引っ込め、名手・川相ではなくヒットマン後藤を代打で投入。ヒットマン後藤はあえなく三振に倒れたが、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相の姿にご満悦川相不在で粘りにも繋がりにも欠ける打線はヤクルト先発・川崎の前に一向に活路を見出せず、1−1の儘、試合は延長に突入した。迎えた11回、この回から代わったヤクルト2番手・五十嵐に対して、巨人は一死から茂雄に「茶髪がいけない」などと理不尽な事を言われて怒り心頭の清水が四球で出ると、二死後、松井さんがヒットを放ち、一、三塁。ここで五十嵐のフォークを何と名手・古田がダイレクトでミットに当てながら取り損ね、一塁方向へ弾いたボールを見失っている間に、清水が勝ち越しのホームイン(記録は何故かパスボールではなくワイルドピッチ)。10回から、川相不在の影響で故障した槙原の代わりに抑えに任命されマウンドに上がっていた桑田が、その裏も3人で締め括り、4時間を越えるゲームに終止符を打った。川相不在の影響で無駄に試合を長引かせ、相手のミスに助けられての拾い物のタナボタ勝利と言う形にも、茂雄は川相をフル欠場に追い込み、「今季中の1500試合出場阻止マジック」をついに1桁にまで減らした事でご満悦。しかも「やはり、桑田の抑えは安定感がありますねぇ。前よりも後ろの方が信頼感がありますよ、エヘヘヘ〜」なとど、いかにも槙原はダメだと言わんばかりに死者に鞭打つコメント槙原に名球会入りを諦めさせてまで抑えを強いながら、川相幽閉策を初めとする数々の執拗な嫌がらせをかまして、ついには戦線離脱にまで追いやったのは「本当は抑えに槙原でなく桑田を回したかったにも拘わらず、桑田が槙原以上に抑えに拒否反応を示す為、どうしても桑田が抑えに回らざるをえない状況を作り出す為」の長期的なプロジェクトだったのではないか!?と言う説も持ち上がって来ている。しかし、茂雄が槙原失脚プロジェクトの為に川相幽閉策を謀っていたのではなく、川相幽閉策に槙原失脚プロジェクトが便乗しただけの事なのは火を見るより明らか。つまり、槙原失脚が成功しても今後もますます川相幽閉策が続くのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている。尚、槙原はこの日は自宅で療養し、7日に精密検査を受ける予定だったがこれを延期し、しばらくは安静にしている模様。肉離れの可能性が高いとあって、最悪の場合、今季の復帰が絶望的とも見られている。また、7日から一軍復帰する予定の破戒僧・清原は、この日もイースタンリーグのヤクルト戦に出場し最後の調整を図ったが、4タコに終わると言う不吉な形での締め括りとなった。茂雄はまたも懲りずに「マルちゃんが疲れてますからねぇ、エヘヘヘ〜」などと言い出しており、いきなりスタメン起用を目論んでいるのではないかと、首脳陣,ナイン共に戦々恐々だ。

大阪ドーム:阪神7勝8敗1分
C  000425000 11
T  102030000  6
勝:山崎健2勝0敗 負:ミラー0勝2敗6S 
本:偽ソーサ2、ロペス7、キュラソ星人14、大豊10
 野々垣、決勝二塁打! キュラソ星人、4戦連発!
広島先発はポスト偽チャーリー・シーンとして期待される謎の新助っ人・ラドウィック。これに対して阪神は初回、先頭のミスタースナイパー・坪井がいきなりセンターの右を破る三塁打で出塁。一死後、偽ソーサのタイムリーで先制すると、3回にはまたも偽ソーサがライトスタンドへ2号2ランを放ち、3点目。3点を追う広島は4回、ヒットと2つの四球で満塁とすると、ロペスが7号グランドスラムを放ち、一気に逆転。続く5回にはキュラソ星人が4試合連続となる14号2ランを放ち、6点目。その裏、大豊の10号3ランで追い付かれるも、直後の6回、野々垣,ロペス,求道者・前田、そして山崎健にまでタイムリーが飛び出して、5点を勝ち越し、試合を決定付けた。4番手の山崎健が2勝目をマーク。

富山:ロッテ6勝10敗
H  050100010  7
M  000160001× 8
勝:藤田2勝0敗 負:篠原8勝1敗
本:酒井1
 篠原不敗神話、ついに崩壊! サブロー、サヨナラ二塁打!
ロッテ先発はポスト名前だけはカッコいいハートグレイブスとして期待される謎の新助っ人・ノット。これに対して、ダイエーは2回、鳥越の犠飛,柴原のタイムリー,大道の押し出し四球,J.マッケンジーのタイムリーで5点を先制。4回にも大道のタイムリーで1点を追加し、ノットをKO。しかし、ロッテは、その裏、1点を返すと、続く5回には、酒井の今季1号となるグランドスラム,大塚,ハタハタ石井のタイムリーで6点を奪い、逆転に成功。粘るダイエーは8回、湯上谷のタイムリー二塁打で追い付き、8回途中から篠原を投入。これに対してロッテは9回、一死二塁からサブローがセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち、サヨナラ勝ち。篠原は今季初黒星となり、不敗神話はついに崩壊した

東京ドーム:日本ハム4勝12敗
BW 000100005  6
F  000100000  1
勝:小倉3勝3敗9S 負:清水3勝4敗
本:ガッツ13、五十嵐3
 オバンドー、骨折! 好投・清水、またも援護なし!
阪神に放出したばかりの偽ソーサが活躍を見せる今日この頃だが、5日の試合でオバンドーが右人差し指を骨折、全治6週間の診断を受けていた事が判明。保険がいなくなった矢先と言う間の悪さに、日本ハム首脳陣は愕然。0−0で迎えた4回、オリックスは無死一、三塁からアリアスがゲッツーに倒れる間に1点を先制。その裏、日本ハムはオバンドーの欠場により3番に昇格したガッツがライトスタンドへ13号同点アーチ。1−1の儘、迎えた9回、オリックスは先頭の大島がライト線へ二塁打。続く谷がセンター前にタイムリーを放ち、勝ち越すと、小川にもタイムリーが飛び出し、日本ハム先発・清水をKO。更に、代わったミラバルから五十嵐が3号3ランを叩き込み、ダメ押し。8回からマウンドに上がった小倉に3勝目がついた。オバンドーの欠場が響き、日本ハムはこれで4連敗

西武吹き抜けドーム:西武7勝7敗
Bu 100420011  9
L  000000004  4
勝:エルビラ3勝4敗 負:霊感投手・松坂5勝5敗1S
本:ローズ16
 霊感投手・松坂、メッタ打ち! 4回5失点KO!
ノーヒットノーランを達成した男・エルビラと、ノーヒットノーランを逃した男・霊感投手・松坂の対決となったこの試合。近鉄は初回、ローズのタイムリー二塁打で1点を先制。2,3回と立ち直りの気配を見せた松坂だったが、4回一死一、二塁から、内匠,武藤,的山,平下と4連打を浴びた後、水口には犠飛を打ち上げられ、この回、4失点でKO。近鉄は続く5回にはクラークのタイムリー二塁打,的山の犠飛で2点、8,9回にも1点ずつ加えて、西武を圧倒。投げてはエルビラは走者を出しながらも要所を抑える粘りの投球を見せ、7回を無失点で3勝目をマークし、ノーヒットノーランを達成した男の貫録を見せつけた。西武は9回、2番手のウォルコットから4点を返して意地を見せるのが精一杯だった。