球界トピックス

7月5日


神宮:ヤクルト9勝4敗
G  100010100  3
S  010001002× 4
勝:五十嵐10勝2敗1S
負:槙原0勝1敗9S
本:清水6、池山1、今夜の松井さん23
 槙原、故障退場! 名手・川相、悪夢のフル欠場で屈辱のサヨナラ負け!
川相を外す事によって上原に無駄に不安感を抱かせ、無理な走塁をする様な精神状態追い込み、前半戦絶望に追いやったにも拘わらず、茂雄はまたしても名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の仕打ちに試合前から敗色濃厚ムードの巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志が四球で出塁。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく清水に犠打を指示茂雄に「ヒラメなんてものじゃない。オコゼだよ、オコゼ!」などと中傷された挙げ句、「あの茶髪がいけない」などとノムさんのごとき理不尽な事を言われて、怒り心頭の清水は怒りで集中力が増したか、きっちり送って一死二塁。江藤の打席でヤクルト先発・石井一が十八番のワイルドピッチを犯して、この間に仁志は三塁へ。一向に制球の定まらない石井一は江藤も歩かせると、今夜の松井さんに対してはカウント2−2からの止めたバットにかすったファールチップをボールなどとジャッジされて気落ちしたか、ライト線へタイムリーを浴びて、仁志が先制のホームイン。なおも、一死一、三塁のチャンスだったが、マルちゃん,マッスル千代の富士と連続三振に倒れて、二者残塁。巨人先発・メイは川相不在とあって不安感一杯で、2回、デカの四球と岩村のヒットで一死一、三塁のピンチを迎えると、宮本にライトへ犠飛を打ち上げられ、同点。直後の3回、巨人は一死から、茂雄に「オコゼ」呼ばわりされて怒り心頭の清水がヒットで出ると、江藤,松井さんが連続四球を選んで、満塁。しかし、またもマルちゃん,マッスル千代の富士が連続三振に倒れて、三者残塁の大拙攻。続く4回も先頭のソーサ元木が四球で出たものの、完全無策の野放し野球で後続三人があえなく凡退拙攻のオンパレードで暗雲漂う巨人だったが、5回、茂雄に「茶髪がいけない」などと理不尽な事を言われて怒り心頭の清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンド中段へ6号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。しかし、6回には一死からソーサ元木,チュウの連打で一、三塁としながら、メイが石井一の史上2位のハイペースとなる通算1000奪三振を献上。続く仁志も倒れて、相変わらずのタイムリー欠乏症ぶりで、二者残塁あくなき拙攻ぶりに辟易とし、モチベーションの下がったメイに対して、ヤクルトはその裏、この日からスタメン復帰した池山が神宮箱庭球場の利を生かしたライトスタンドギリギリへ飛び込む1号ソロアーチをかけて、同点。追い付かれた巨人は直後の7回、今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンド上段へ23号ソロをぶち込んで、再び勝ち越し! その裏、二死から代打・度会に詰まった当たりのヒットを浴びた所で、茂雄は完投ペースのメイから木村にスイッチする余計な手出しメイはヘナチョコヒットを1本浴びただけで、さしたるピンチでもない場面での降板に納得のいかない表情で茂雄への不信感をより深めつつマウンドを降りたが、代わった木村は川相不在の影響で不安感一杯でいきなり代走・代田に二盗を許すと、池山には四球を与えて早々と降板。ここでマウンドに上がった岡島に対して、長打が出れば逆転と言う場面に気負ったペタジーニは初球を打ち上げてしまい、ファーストへのファールフライに倒れて、二者残塁。土壇場9回、岡島に代わってマウンドに上がった槙原は川相不在の影響から不安感一杯で、中井美穂の旦那・古田,デカに連打を浴びて、無死一、三塁の大ピンチ。更に、岩村の打席でワイルドピッチを犯し、古田が同点のホームイン。この時、本塁へベースカバーに行った際、槙原は左ふくらはぎを痛めて降板。鹿取コーチ曰く「(どうせ間に合わないのだから)そんなに慌てる事はないのに…」と言うプレーだったが、川相不在と言う最悪の状況下に置かれた事から来る焦りが呼び起こしてしまった事故だった。ここで茂雄はいつもは左対左にこだわるくせに、何故か右の前略・三沢興一を投入。その三沢も川相不在の影響から不安感一杯で岩村を歩かせて、一、二塁。続く宮本が送って、二、三塁となった所で、飯田を歩かせて満塁策。左の真中を迎えながら、茂雄はまだ三沢を続投させたものの、センター前に弾き返されて、三塁走者・城石がサヨナラのホームイン。9回からマウンドに上がった五十嵐に両リーグ一番乗りとなる10勝目が転がり込んだ。名手・川相の悪夢のフル欠場により、敗れるべくして敗れた巨人の連勝は5でストップし、またもや1点差ゲームを落とした槙原は試合後、車椅子に乗せられるなど、とても歩ける状態ではない程の状態で登録抹消となるのは、ほぼ確実。先発,抑えの両エースに相次いで故障が発生し、弊社が訴え続けている川相不在が引き起こす投壊地獄は徐々にその姿を露わにし始めてきた。しかし、茂雄は敗因を自らのヘッポコ継投や川相不在などとは微塵も思っておらず、今後もますます川相幽閉策が続くのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている

大阪ドーム:阪神7勝7敗1分
C  000000010  1
T  00112200×  6
勝:川尻6勝2敗 負:沢崎2勝1敗 
本:新庄16、キュラソ星人13
 川尻、10三振の好投! 新庄、22日ぶりの一発!
阪神は3回、田中シュータのタイムリー三塁打で先制すると、続く4回にはSAMのタイムリー、5回には新庄の22日ぶりとなる16号2ラン,6回にはSAM,ミスタースナイパー・坪井のタイムリーと着々と加点。投げては先発・川尻が8回にキュラソ星人に13号ソロを浴びて、完封こそ逃したものの、8回1失点10三振の好投で6勝目をマーク。尚、この日、2安打2打点の活躍を見せたSAMだが、8回に小林敦から死球を食らって退場。9回からカツノリがマスクをかぶった事で、ノムさんが小林敦ないしは達川監督にSAM殺しを依頼したのでは?と言う疑惑が持ち上がってきた。

ナゴヤドーム:中日7勝7敗
YB 404200300 13
D  000000002  2
勝:斎藤タカシ4勝7敗 負:鶴田0勝1敗1S 
 
 マシンガン炸裂! 斎藤タカシ、2ヶ月ぶり白星!
横浜は初回、四球とゴメスのエラーで無死二、三塁とすると、鈴木なおのりの2点タイムリーで先制。更に、メカゴジラ,中根の連続タイムリーで、この回4点を奪い、中日先発・鶴田を早くもKO。3回には無死満塁から谷繁の押し出し四球,多村の犠飛,石井タクローのタイムリーで4点を追加し、試合を決定付けた。横浜はこの後も5点を追加し、計18安打で13点を奪う猛攻。投げては先発・斎藤タカシが7回を無失点の好投で5月2日以来の4勝目をマーク、チームの連敗を4で止めた。中日は9回に渡辺のタイムリー,山崎の犠飛で完封を免れるのがやっと。

金沢:ロッテ5勝10敗
H  000000000  0
M  00100001×  2
勝:竹清1勝0敗 負:土井1勝3敗 S:ウォーレン1勝1敗14S
 
 4投手で完封リレー! 竹清、2年ぶり勝利!
0−0で迎えた3回、ロッテは2つの四球で二死一、二塁とすると、大塚がタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。2年9ヶ月ぶりの先発となった竹清は6回途中まで5安打無失点と最小リードを守りきると、後を継いだ藤田−小林雅もダイエー打線に反撃の余地を与えぬ好投。8回には一死から四球で出た大塚が二盗を決めると、ボーリックがレフト前へタイムリーを放ち、貴重な2点目を追加。最後は疑惑の守護神・ウォーレンがイカサマ投球を見極めようと夢中になっているダイエー打線をかわして、完封リレーを達成。竹清は2年ぶりの勝利となった。

東京ドーム:日本ハム4勝11敗
BW 000021240  9
F  140000001  6
勝:牧野2勝3敗2S 負:下柳1勝2敗
本:アリアス14、谷6、ハイツ田口3、ガッツ12
 ハイツ田口、決勝グランドスラム!
日本ハムは初回、二死三塁から、オリックス先発・高橋功のワイルドピッチで、労せずして1点を先制。2回には一死一、二塁から奈良原がレフト前にタイムリー、更に、ガッツ,オバンドーのタイムリーで、この回4点。5点を追うオリックスは5回、アリアスの14号2ラン、6回には谷の6号ソロで、2点差と詰め寄ると、7回には、またも谷が2点タイムリーを放ち、ついに同点。更に、8回には二死満塁からハイツ田口が右中間スタンドへ勝ち越し3号グランドスラムを叩き込み、試合を決定付けた。日本ハムは9回、ガッツに12号ソロが出たが及ばなかった。

西武吹き抜けドーム:西武7勝6敗
Bu 001030130  8
L  002001000  3
勝:高村3勝2敗 負:ミャオ2勝3敗
本:中村25、ジェファーソン7
 驚弾炸裂! 中村、25号含む3安打3打点!
近鉄は3回、中村のタイムリーで先制。その裏、小関,エセネオエセ松井の連続犠飛で逆転されるも、5回、またも中村が25号ソロを叩き込み、同点。更に、クラーク,川口,内匠の3連続長打で2点を勝ち越し。6回にジェファーソンの7号ソロで1点差とされたものの、7回、エセネオエセ松井のタイムリーエラーで1点,八回にも中村のタイムリー,クラークの犠飛,川口のタイムリーで3点を加え、ダメ押し。投げては先発・高村が7回を3失点ながら打線の援護に助けられ、3勝目をマークした。