球界トピックス

6月30日


広島:広島7勝5敗
G  014110600 13
C  410000022  9
勝:ノリダー柏田1勝0敗
負:佐竹0勝1敗
S:槙原9S
本:求道者・前田13、西山3、今夜の松井さん22、マルちゃん17
 今夜の松井さん、22号場外弾! 槙原、17日ぶりの9セーブ目!
マルちゃんに代わって破戒僧・清原をスタメンで使いたいと専らの噂でナインからの不信感を一身に集める茂雄は、既に強い不信感がこれ以上強くなった所で状況は変わりはしないとばかりに開き直ったか、28日の試合でマッスル千代の富士の劇的サヨナラアーチやガッツな貴公子・仁志の起死回生の同点アーチを呼び込んだ名手・川相をまたしてもベンチに幽閉する大暴挙あくなき茂雄の嫌がらせで試合前から重苦しいムードの巨人の先発はM.C.チョン。しかし、川相不在で不安感一杯のM.C.チョンは、初回、いきなり二死一、二塁のピンチを招くと、ロペスにセンター前へのタイムリーを浴びて、先制点を献上! 更に、続く求道者・前田にはライトスタンドへの13号3ランを浴びて、この回、4失点! 直後の2回、巨人は茂雄の破戒僧・清原との入れ替えプロジェクトに怒り爆発のマルちゃんが四球を選ぶと、マッスル千代の富士がヒットで続き無死一、二塁のチャンスを作るも完全無策の野放し野球を愛する茂雄は強攻策を指示ソーサ元木は淡泊な打撃でサードゴロに倒れ、あわやゲッツーと思われたが、マッスル千代の富士のスライディングに助けられ、一塁はセーフ。続く村田善も漠然と打ってしまいピッチャーゴロに倒れ、これまたあわやゲッツーと思われたが、東出の一塁への送球が逸れた事で辛うじて一塁はセーフとなり、この間にマルちゃんが生還。しかし、その裏、依然として川相不在の不安感が拭えないM.C.チョン西山に3号ソロを浴びて、早くもKO! 巨人は3回、仁志,清水の連続二塁打で1点を返すと、一死後、今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライト場外へ消える22号2ラン! 更に、続く茂雄の破戒僧・清原との入れ替えプロジェクトに怒り爆発のマルちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ17号同点アーチを叩き込み、広島先発・佐々岡をKO! 続く4回には、二死から仁志,清水,江藤の3連打で勝ち越しに成功。その裏、広島は第一打席で一発を放っている求道者・前田が4回に左膝へ自打球を食らうアクシデントで退場精神的支柱を失った事で気落ちした広島は5回には村田善のタイムリーで7点目を失い、打線の方も川相不在で不安感一杯の巨人2番手・ノリダー柏田,3番手・河本組長を相手に攻めあぐねて、3回以降ゼロ行進。巨人は6回から起用法に異議を唱えて茂雄に反旗を翻している桑田を投入。先発復帰に燃える桑田は求道者・前田不在を幸いとばかりに広島打線をねじふせると、直後の7回、無死満塁からソーサ元木のタイムリー二塁打の後、桑田自らライト前に会心の2点タイムリー! 更に、二死満塁から川相不在では何点取っても取り過ぎる事はないとばかりに江藤,松井さんが連続タイムリーを放ち、この回、大量6点。なおも、二死一、三塁の場面でマルちゃんの代走として川相を差し置いて出ていたニックンは中途半端なバッティングでサードゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮するも、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるニックンの結果などどうでもいい茂雄はビッグイニングとなった事にご満悦。その裏、桑田は川相不在で飛ばし過ぎたツケが早くも来たか疲労困憊で無死満塁のピンチを迎えると、2つの内野ゴロの間に2失点。更に、続く9回にも二死満塁のピンチを迎えるとディアスにタイムリーを浴びて2点を失い、茂雄はたまらず槙原にスイッチ。M.C.チョンのストッパー構想を提唱する茂雄が、この日、先発としてメッタ打ちを食らった事で目先を変えんとばかりに抑えに回そうと企むのでは?と恐れた槙原は、川相不在の大味な野球のせいでマウンドに上がるのも実に10日ぶりと言うハンデを乗り越えて、島を三振に斬ってとり、辛くも逃げ切りに成功。実に17日ぶりと言う9セーブ目をあげた。また、2番手のノリダー柏田に日本球界では6年ぶり(メジャー在籍期間を含めると3年ぶり)の白星がついた。先発のM.C.チョンがメロメロで、前半は一発依存症が炸裂,求道者・前田の途中退場により広島のモチベーションが下がった事に助けられ、中盤は優位に進めたものの、最後は桑田が大乱調と随所に川相不在のほころびを感じさせる内容となったものの、茂雄は松井さんの場外弾に夢中で川相不在による投壊の兆候が見え始めている事には全く気付かない様子。これでは今後もますます川相幽閉策が続くのは必至とあって、球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている

倉敷:阪神5勝8敗
YB 300010000  4
T  30000301×  7
勝:中込尊師2勝0敗2S 負:ゴーグル6勝4敗 S:葛西1勝2敗6S 
本:ローズ11.12、大豊8、タラスコ5
 タラスコ、逆転3ランで連敗阻止!
横浜は初回、一死一、二塁からローズが11号3ランを叩き込み、3点を先制。阪神はその裏、新庄のタイムリー大豊の8号2ランで、あっと言う間に同点。横浜は5回、ローズがライトポールを直撃するこの日2本目の12号ソロで勝ち越しに成功。1点を追う阪神は6回、無死一、三塁からタラスコがライトスタンドへ5月6日以来となる5号3ランを叩き込み、逆転すると、更に、8回にはハートキーのタイムリーでダメ押しの1点を追加。最後は葛西が3人で締め括り、6セーブ目。阪神はこれで連敗を5でストップ。一方、敗れた横浜の連勝も5でストップとなった。

ナゴヤドーム:中日8勝4敗
S  011100010  4
D  10301030×  8
勝:バンチ7勝4敗 負:川崎6勝7敗 
本:福留6
 福留、復活4の4! バンチ、久々の7勝目!
中日は初回、月間打率.033と壊滅的スランプの福留の6号ソロで先制。2回に岩村のタイムリー三塁打、3回に佐藤の犠飛で勝ち越されるも、その裏、無死二、三塁からまたも福留が同点タイムリー。更に、ゴメス,山崎もタイムリーを放ち、2点を勝ち越し。4回に1点を返されるも、5回には、またも福留のヒットを皮切りに一死満塁とするとピンキー井上が犠飛を打ち上げ1点、7回には、これまた福留のヒットを皮切りにゴメス,山崎のタイムリー,中村のスクイズでダメ押しの3点を追加。先発・バンチは7回3失点と苦しみながらも6月6日以来の7勝目をマークした。

東京ドーム:日本ハム5勝7敗
L  100000000  1
F  000000000  0
勝:霊感投手・松坂5勝4敗1S 負:清水3勝3敗
 
 土壇場9回、片岡、執念のノーヒットブレイクも大暴走で帳消し!
西武は初回、ウメさんのタイムリーで1点を先制。日本ハム先発・清水は毎回の様にピンチを迎えながらも要所を抑えて、2回以降は西武打線に追加点を許さず、味方打線の援護を待つ粘りの投球を展開。しかし、西武先発の霊感投手・松坂が8回まで5四球ながらノーヒットの快投。快挙達成なるかと注目された9回裏、先頭打者として打席に入った松坂のデビュー戦での大袈裟な空振りが未だにやらせと思われている因縁の片岡がセンター前に弾き返し、いきなり記録を阻止! 一死後、島田も二塁打を放つと、片岡は調子に乗って一気に本塁を狙うも、これが悠々アウトの大暴走。なおも、二死二塁と言う同点のチャンスは続いたが、最後は井出が空振り三振に倒れ、ゲームセット。ノーヒットノーランこそ逃したものの松坂は1ヶ月ぶりの白星を完封で飾り、西武は再び首位に返り咲いた。尚、この日、日本ハムは新助っ人・タティスの入団に伴い、ウィッテムを自由契約にした。何故か毎年毎年残留を続けているオレラーノはまたもや解雇の危機を免れる事となった