球界トピックス
6月27日 YB−D(仙台),S−C(静岡):雨天中止
東京ドーム:巨人9勝6敗
T 000000000 0
G 11100012× 6
勝:メイ7勝4敗
負:織田裕二6勝5敗
本:清水5、マッスル千代の富士10、江藤19
メイ、因縁の阪神相手に今季2度目の完封!
あくなき川相幽閉策により、カモにしていた横浜相手に3タテを食らうと言う大失態を演じたにも拘わらず、茂雄はまたも名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。茂雄の非道な仕打ちに試合前から重苦しいムードとなった巨人の先発はメイ。これに対して、ノムさんは外道な遅延行為でメイの威嚇投球を誘い、出場停止に追いやった因縁の男・和田をトップバッターに起用する嫌がらせを敢行。メイはこの嫌がらせに動揺する事なく、敵愾心に燃える和田をライトフライに打ち取ると、川相不在のバックはアテにならないとばかりに吉田剛,八木と連続三振。その裏、巨人は一死から、久々に幽閉策から解き放たれ10試合ぶりのスタメンとなった清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ5号ソロを叩き込み、先制すると、続く2回には先頭のマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ10号ソロをぶち込んで、2点目を追加。一死後、チュウがライト前に弾き返すと、茂雄は川相にあてつけるがごとくメイに犠打を指示するも、川相と比べて遙かにバント技術の劣るメイは打球を殺しきれず、チュウは二塁で封殺される有様で、結局、この回、1点止まり。更に、3回には江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン右へ突き刺さる19号ソロを放ち、3点目を追加。メイは川相不在のバックに頼らず、強引に三振を奪いにいく投球を展開し、3回で早くも6三振。4回、先頭の和田に対して、1打席目は素知らぬ顔で投げていたメイだったが、そろそろ油断している頃合いとばかりに必殺のブラッシングボール! またも静かに怒りを燃やした和田はチーム初安打となる内野安打で出塁し返り討ちするも、吉田剛の打席で三振ゲッツーを食らい、むざむざチャンスを潰す失態。7回から茂雄がマルちゃんを引っ込め、名手・川相ではなくニックンを守備固めに使うと言う嫌がらせを敢行したが、阪神への敵愾心に燃えるメイは委細構わず力投を続け、この回も三者凡退。巨人はその裏、先頭のマッスル千代の富士が二塁打で出ると、ソーサ元木の犠打で二進。ここでチュウのショートゴロを平尾が本塁へ大悪送球をかまし(記録はワンヒットワンエラー)、マッスル千代の富士が4点目のホームイン。直後の8回、二死をとられた所でノムさんは早くも観念したか織田裕二に代わって、代打・カツノリを投入。川藤氏にすら「性格はいいんですけどね」としか言って貰えないカツノリは、案の定、あっさり空振り三振に倒れて、この回も阪神は無得点。その裏、阪神は2番手として左腕・西川がマウンドに上がると、茂雄はこの日先制アーチを放っている上、4点リードしているにも拘わらず、左対左だからと清水を引っ込め、しかも代打に川相でなく大野を送ると言う嫌がらせを敢行。大野はあっさり凡退したものの、清水や川相への嫌がらせ効果しか期待していなかった茂雄はご満悦。この後、江藤,今夜の松井さんと四球で歩いた後、マルちゃんに代わって川相を差し置いて守備に入っていたニックンはショートゴロと言う相変わらずのインケツぶりを発揮。悠々ゲッツーと思いきや、何と平尾がこれを後逸。この間に、江藤が生還し、5点目。更に、この後、ニックンが二盗を敢行。送球を受けた平尾が判断を誤ってニックンに追いタッチをかましている隙に、今夜の松井さんが本塁を陥れて6点目。メイは9回も敵愾心に燃える和田からこの試合12個目となる三振を奪うなど、三者凡退に斬ってとり、散発3安打、三塁も踏ませぬ好投で今季2度目の完封を達成。阪神への敵愾心に燃えるメイの力投で危なげのない展開ではあったものの、3点は平尾のチョンボで貰った様なもので、残りの3点はソロアーチ3発と言う相変わらずの大味な展開で、とても混戦を抜け出せるだけの安定した強さを感じさせるものではなかった。しかし、茂雄はこんな形の勝利にも川相を使わずに済んだとあってご満悦の様子で、今後もますます川相幽閉策が続くのは必至とあって、球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている。
千葉マリン:ロッテ6勝7敗1分 |
福岡ドーム:ダイエー7勝8敗 |
大阪ドーム:近鉄6勝5敗 |
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