球界トピックス

6月26日


 偽ソーサ、阪神行き合意! あおり食らって、バトル解雇!
トレード期限まで目前と迫ったこの日、トム,オバンドーの好調助っ人陣の厚い壁に阻まれて、二軍で飼い殺し状態になっている偽ソーサが、阪神に金銭トレードされる事が合意に達した。当初は、ヤクルトが狙っていた偽ソーサだったが、「ヤクルトの監督は地味な上に小さくて、どこにいるのかよく分からない」とでも思ったか、本人がヤクルトより阪神行きを希望していた事も手伝い、破談に終わった模様。阪神は現在、70人の選手枠を限界まで使いきっている状態で、偽ソーサ獲得にあたって、バトルの解雇を決定。今季の新助っ人の中で途中退団候補の大本命だったバトルの解雇が決まった事により、阪神は5年連続助っ人途中退団と言う偉業を達成した。

 新助っ人・ラドウィック、入団会見!
ポスト・偽チャーリー・シーンとして期待される新助っ人のエリック・ラドウィック投手が、この日、広島市民球場で入団会見を行った。昨秋、阪神の入団テストを受け、内定しながらも結局、不合格に終わると言う不吉な経歴を持つラドウィックだが「あの時は何が何だか、よく分からなかった。カープで頑張りたい。先発も抑えも、どちらでもいける」と抱負を語った。背番号は偽チャーリー・シーンがつけていた「42」に決定。7月1日のウエスタン・リーグのダイエー戦での登板が決まっており、達川監督は、その内容如何で起用法及び一軍昇格時期を模索する方向。

 オールスターの外国人枠、拡大の方向へ!
この日、川島コミッショナーは、1チーム投手2人,野手2人の4人以内(ファン投票で選ばれた場合は例外)となっているオールスターでの外国人選手枠を特例で拡大させる方針を明らかにした。今年、全セの監督を務める中日・星野監督の「今年は助っ人が頑張っている。何とか枠を増やせないか」と言う要望を受けた事によるもので、妥当な提案として、1〜2人の増枠をさせる模様で、全パ監督のダイエー・王さんの了解を得られ次第、正式に発表する事になりそうだ。