球界トピックス

6月22日 BW−H(GS神戸):降雨ノーゲーム


 ドミンゴ、またも一軍先送り! 破戒僧・清原は2戦連発!
この日、イースタンリーグの湘南戦でドミンゴが先発登板。前回の快投とは打って変わって、5回を投げて6安打3失点とイマイチの内容に終わった事。ドミンゴは打ち込まれた事について、マウンドが柔らか過ぎるだの、審判は何を見ているだのと言い訳を連発したが、「河原,M.C.チョンにはとてもかなわない」(宮田コーチ)と全く取り合って貰えず、またも一軍昇格は見送られる事となった。また、破戒僧・清原も前日に続いて4番ファーストでスタメン出場。第1打席で神田から左中間スタンドに2試合連続のアーチを叩き込んだものの、あとの打席は三振とセカンドゴロと、いつも通りのバッティングで、ある意味、完全復活に近い状態と言えよう。一発かますと、すぐに騙される茂雄がロクに調整もさせない儘、一軍に上げようとするのでは?と首脳陣は戦々恐々だ。

 南海黄金時代の名一塁手、飯田徳治氏が死去!
元南海,国鉄の飯田徳治氏が、19日午前1時56分、心筋梗塞の為、死去していた事が明らかになった。享年76歳。1947年に南海入りした飯田氏は「ホトケのトクさん」の愛称で親しまれ、俊足好打の名一塁手として、南海の黄金時代を築き、1957年には国鉄へ移籍。1963年に引退するまでの17年間のプロ生活でMVP1回、ベストナイン5回、最多安打2回、打点王2回、盗塁王1回と数々のタイトルを受賞。また、1246試合連続出場は衣笠祥雄氏に更新されるまでの日本記録。1966年から2年間、サンケイの監督を務めた後、1969年には南海の監督を務め、1981年には野球殿堂入りを果たしていた。

神宮:ヤクルト5勝5敗1分
YB 014010500 11
S  010011002  5
勝:ベタンコート1勝1敗 負:高木1勝4敗 S:木塚3勝2敗2S 
本:中井美穂の旦那7、中根3、岩村5、副島3
 マシンガン炸裂、先発全員安打! ベタンコート、来日初勝利!
2回、ベタンコートのタイムリーで先制されたヤクルトはその裏、中井美穂の旦那・古田が7号同点アーチ。直後の3回、横浜は中根がバックスクリーンへ2試合連続の3号3ランを叩き込み、勝ち越すと、またもベタンコートがタイムリー内野安打を放ち、この回、4点。5回には谷繁のタイムリー二塁打で1点を追加。ヤクルトはその裏、岩村の5号ソロ、6回には副島の3号ソロで追い上げたものの、横浜は7回、集中打で5点を追加し、試合を決定付けた。先発・ベタンコートは6回3失点の内容で来日初勝利

東京ドーム:日本ハム12勝1敗1分
M  000003200  5
F  01431014× 14
勝:立石4勝0敗 負:吉田3勝5敗
本:島田4、トム11,12,13、大塚8、上田4
 ビッグステーキ、猛打爆発! トム、3打席連発!
日本ハムは2回、島田の4号ソロで1点を先制すると、続く3回には井出のタイムリー二塁打等で4点を追加し、ロッテ先発・吉田をKO。更に4回には片岡のタイムリー,オバンドーの犠飛で3点、5回にはトムの11号ソロで1点を追加。粘るロッテは6回、大塚の3ランで3点を返すと、続く7回には小坂のタイムリー等で2点を追加し、4点差と詰め寄ったものの、日本ハムはトムの3打席連続アーチ、上田の4号2ラン等で加点し、突き放した。15安打14点の猛打で快勝した日本ハムは今季4度目の4連勝で2位浮上。

大阪ドーム:近鉄5勝6敗
L  004000000  4
Bu 001000000  1
勝:西崎3勝0敗 負:前川4勝6敗 S:森2勝1敗11S
本:エセネオエセ松井9
 エセネオエセ松井、9号3ラン! キラー前川、返り討ち!
近鉄先発はパンジャキラー…と言うよりパンジャにしか勝てない前川。これに対して西武は3回、一死から2つの四球を選んで一、二塁とすると、ウメさんがセンター前へ先制タイムリー。更に、この日、前川対策で4番に座ったエセネオエセ松井に9号3ランが飛び出して、前川を粉砕。その裏、近鉄はクラークのタイムリーで1点。その後も、毎回の様にチャンスを作りながらも、西武の早め早めの小刻みな継投にかわされて、追加点が奪えず、結局、11残塁の拙攻で、借金10となった。

GS神戸:オリックス5勝5敗
H  00×    0 降雨ノーゲーム
BW 0      0
 
 

 オリックス、ウィリーに解雇通告!
カルロス,若田部の両先発で始まったこの試合は、2回表のダイエーの攻撃中に降雨が激しくなり、結局、ノーゲーム。尚、オリックスはこの日、ファームでも0勝5敗と不振のウィリーに対して解雇通告し、「メジャーのGM達がアメリカならまだ通用すると言っていた。日本向きでなかったとは言え、塩漬けにするのは好ましくない」(井箟球団代表)と、ウェーバー公示を行った