球界トピックス
6月13日 M−BW(千葉マリン):雨天中止
東京ドーム:巨人8勝2敗
YB 110001100 4
G 01005010× 7
勝:カリメロ7勝3敗
負:斎藤タカシ3勝6敗
S:槙原8S
本:金城2、マッスル千代の富士8、マルちゃん12、今夜の松井さん19
川相不在でタイムリー欠乏症再発! マルちゃん、起死回生の満塁弾!
ドミンゴ,メイ事件に掻き回されている今、悪い事は重なるもので、12日にチュウが短大生をはねてしまい、全治1ヶ月の重傷を負わせてしまうなど、暗雲漂う巨人。その重苦しいムードに追い打ちをかける様に茂雄は名手・川相をまたもベンチに幽閉。11日の試合で、スタメン起用された川相は会心の2犠打を決め、確実にチャンスを作ったにも拘わらず、茂雄はそれをモノに出来なかった主軸に対しては何らお咎めなしで、責任を全て名手・川相に押しつけたのだ! この仕打ちにモチベーションがガタ落ちの巨人先発・カリメロは初回、二死から鈴木なおのりにライト線へ二塁打を浴びると、ワイルドピッチで三塁へ進めてしまい、更に、ローズには一、二塁間を破るタイムリーを許して、先制点を献上! その裏、巨人は二死一、三塁とチャンスを掴みながら、マルちゃんが空振りに三振に倒れて二者残塁と、初回の攻防で早くも川相不在の重さに打ちひしがれたカリメロは、直後の2回、先頭の金城に左中間スタンドへ2号ソロを叩き込まれて、2点目。その裏、巨人は先頭のマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ8号ソロを叩き込み、1点差。川相不在とあってペース配分を考えずに持ちうる全ての力を投入し、何とか追加点を阻んできたカリメロは5回、川相不在では自分が粘って出るしかないとばかりに執念の四球を選んで出塁。続くガッツな貴公子・仁志がレフト線へ二塁打を放つと、清水も歩いて、一死満塁。ここで江藤がレフトへ犠飛を打ち上げ、カリメロが同点のホームイン。一向に制球の定まらない斎藤タカシは今夜の松井さんにも四球を与えて、再び満塁とすると、マルちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ12号グランドスラムを叩き込み、一気に4点を勝ち越し! 勝ち越したとは言え、川相不在の不安感がぬぐえた訳ではないカリメロは、直後の6回、先頭の鈴木なおのりを歩かせると、ローズ,中根と連打を浴びて、3点目を許し、無念のKO。代えるべきはピッチャーではなくショートだと言う事がまるで分かっていない茂雄は川相を出さない儘、木村−岡島と繋ぐ継投を展開。このピンチは辛うじて脱したものの、川相不在で不安感一杯の岡島は、続く7回、二死から鈴木なおのりにタイムリーを許して、2点差。その裏、巨人は松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ19号ソロを叩き込み、再びリードを3点に広げた。あくまで川相を出したくない茂雄は8回、岡島の代打にインケツ続きのニックンを投入。ニックンはあっさりセカンドフライに倒れる相変わらずのインケツぶりだったが、川相への嫌がらせと言う意図しかない代打策に結果などどうでもいい茂雄はご満悦。9回、久々にセーブのつく場面を迎えてマウンドに上がった槙原は川相不在の影響で不安感一杯ながらも、何とか凌いで、逃げ切りに成功。7点取ったとは言え、6点が一発によるものでタイムリーはゼロと、一発依存症,タイムリー欠乏症は相変わらずで、川相フル欠場の影響がモロに露呈した内容となったが、一発攻勢に夢中の茂雄は何ら気に病む事もなく大喜びで、川相幽閉策にますます拍車がかかりそうだ。尚、敗れた横浜はこれで最下位転落となった。
甲子園:阪神6勝5敗 |
広島:広島7勝6敗 |
北九州:ダイエー4勝7敗1分 |
大阪ドーム:近鉄5勝7敗 |