球界トピックス

6月9日


 メイ事件に関して、連盟に要望及び質問書を提出!
和田の非道な遅延行為に業を煮やして、ボールを投げつけた事により10日間の出場停止を食らったメイだが、この日になっても、裁定に対しての怒りは収まらず、報道陣に対しても「 Fuck!」を連発する大荒れ模様。茂雄がかましていた6月に起こす「ビッグウェーブ」とやらは、ドミンゴとメイによるツープラトントラブルの事だったのか!? 昨年、ノムさん批判の紙爆弾をバラまいた様二の舞を恐れた巨人は、情聴取なしの唐突な裁定をセ・リーグ高原会長から下された事に対して、巨人は連盟に「現場で審判が見過ごしとるんやからええやないけ。よう話も聞かんと勝手に裁定下すとは、どないなっとんねん。遅延行為かました和田が厳重注意処分だけとは不公平やないか」と言った内容の要望及び質問書を提出して、とりあえず、メイの機嫌をとったが、この意図を見抜いたのか連盟側はまともに対処する気はない様だ。

西武吹き抜けドーム:西武7勝4敗
M  001010100  3
L  30000120×  6
勝:谷中1勝1敗 負:あれくらいの投手1勝4敗 S:森2勝1敗9S
 
 石井、初回緊急降板も必死のリレーで逃げ切り!
先発・石井が右足内転筋の張りを訴え、初回で降板するアクシデントが発生した西武は、その裏、無死満塁からジェファーソンが右中間へ走者一掃の二塁打を放ち、3点を先制。2回からは必死のリレーを展開するも、粘るロッテは3,5回と酒井のタイムリーで1点差。ジェファーソンのタイムリーで突き放された直後の7回、西崎から押し出し四球を選んで、再び1点差と迫ったものの、その裏、エセネオエセ松井,フェルナンデスの連続タイムリーを浴びて、ダメを押された。ロッテはこれで今季4度目の4連敗

福岡ドーム:ダイエー7勝5敗
Bu 000300000  3
H  000020000  2
勝:ウォルコット3勝2敗 負:若田部5勝6敗 S:大塚0勝1敗8S
本:中村19、ローズ13、井口7
 中村5戦連発19号! ダイエー、5連敗!
0−0で迎えた4回、近鉄は一死から、中村が5試合連続となる19号ソロをバックスクリーンに叩き込むと、更に続くローズもライトスタンドへ13号ソロ。更に、クラーク,川口の連打で一、三塁とした後、吉岡が犠飛を打ち上げて、この回、3点。5回、井口の7号2ランで1点差としたダイエーは7回表、一死満塁の大ピンチ。ここでマウンドに上がった篠原が期待に応えてピシャリと後続を断ち切り、神かがりの逆転劇へ弾みをつけたものの、中盤からの近鉄の小刻みなリレーの前にあと一本が出なかった。これでダイエーは5連敗となり貯金が消滅

GS神戸:オリックス9勝2敗
F  020111410 10
BW 60003200× 11
勝:高橋功2勝1敗 負:清水3勝1敗 S:小倉2勝2敗9S
本:アリアス10、井出5、野口3、オバンドー16、上田3
 清水、いきなり5連続四死球の大乱調!
日本ハム先発・清水が先頭のハイツ田口から日本タイ記録の5連続四死球を出す大乱調。労せずして押し出しの2点を先制したオリックスは、更に、マルセドのタイムリー,アリアスの10号2ランで、この回、6点。井出の5号等で2点差と迫られた5回にはハイツ田口が満塁の走者一掃のタイムリー三塁打。粘る日本ハムは終盤も、野口,オバンドー,上田と一発攻勢で1点差まで詰め寄ったものの、最後は小倉の前に後続を断ち切られ、連勝は5でストップ。一方、オリックスは3連勝で同率首位をキープした。

 木田画伯、正式に再契約!
本業の似顔絵,副業の野球と、いずれもパッとせず、全米進出の夢が砕け散った木田画伯とオリックスが、この日、正式に再契約を行い、史上3人目のメジャーからの出戻り選手となった。以前の背番号「20」は川越に渡ってしまった為、かつてヨシ佐藤がつけていた「11」をつける事が決定「11」は小林が将来的に予約をしていたが、それに見合う結果を残せない為にご破算にされてしまった模様。また、助っ人野手として、メッツ傘下の3Aノーフォークに所属するジョン・ナナリー外野手(28)の金銭トレードでの獲得も内定。左の長距離砲として期待されるナナリーはメジャー6年で打率.246 42本塁打、125打点の実績を残している。