球界トピックス

5月11日


 茂雄、ついに最後通告! ドミンゴ、川相不在で二軍落ちの危機!
昨年から、投げる試合投げる試合、ことごとく名手・川相を幽閉される嫌がらせを受け続けて、その影響で今季未だに白星がないドミンゴだが、これに対して、茂雄は次の登板の結果次第では、ファームで好投を続けながら飼い殺されているM.C.チョンと入れ替える可能性を示唆した。ドミンゴはここまで0勝5敗とは言え、防御率3.45と先発投手としての責任は果たしている。あのメンタル面で不安定なドミンゴが川相不在から来る不安感とイライラを必死に抑えてこの数字を残しているのは、むしろ立派と言っていいだろう。ドミンゴ登板時の味方打線の援護は1試合平均僅かに2.2点で、勝てないのは、ひとえに川相不在の影響で全く繋がりのない打線に尽きる。川相がバックにいたならば、ドミンゴがより好投するのは必至で、無論、味方の得点能力が上がるのも間違いないとあって、白星と黒星の数が正反対になっていた可能性も大いに考えられるだけに、ドミンゴに対して同情の声は尽きない。また、M.C.チョンは二軍で3勝をあげるなど、不遇に飼い殺されている印象が強いものの、池谷二軍投手コーチによると「もう少し低めに球を集めないと一軍では心配。ヒゲ入来や河原の方が調子はいい」との事で、ドミンゴは川相不在と言う不遇な状況のせいで、ヒゲ入来,河原以下の投手と入れ替えられてしまうかもしれないと言う事になるのだ。ドミンゴ復活には、やはり、川相投入が一番の薬なのは明らかだが、今、思えば、川相のファーム幽閉は、一蓮托生でドミンゴをも抹殺しようと言う茂雄とフロントの恐るべき深慮遠謀だったのではないだろうか。ただでさえ問題児のドミンゴは、年俸,年齢の事を考えても、そろそろ放出したいフロントだったが、実績がある為、二軍に落とすには一軍で不振を極めて貰うしかない。S.M.チョーは故障あがりとあって信頼しきれない事から、しばらく飼い殺しになるのを覚悟の上で韓国からM.C.チョンをわざわざ引き抜いて、いつでも入れ替えられる準備を整える事でイラつかせた挙げ句、ドミンゴが絶大な信頼を寄せる和製オジーの名手・川相をベンチに幽閉。更に、一旦、スタメン起用して喜ばせたのも束の間、ヒットマンとして雇った後藤に、ドミンゴの目の前でハリケーンミキサーを食らわせて負傷退場させ、その儘、ファームに幽閉し続ける事で、そのイライラを最高潮に到達させると言う恐るべきプロジェクト! こんなくだらない事に発揮する知謀があるならば、もっとマシな事に使って欲しいものだ。茂雄の悪夢の川相のファーム幽閉劇から20日以上が過ぎ、ナインからも川相の一軍昇格を待望する声が尽きないが、川相幽閉策にドミンゴの抹殺効果もあるとなれば、まだまだ続く事になる可能性が高く、球団史上初の4年連続V逸へまた一歩近付く事になりそうだ。

神宮:ヤクルト5勝4敗
C  000012000  3
S  01000400×  5
勝:川崎3勝3敗 負:小林幹0勝2敗 S:高津9S 
本:デカ3、浅井6、キュラソ星人6
 岩村、逆転タイムリー三塁打で連敗ストップ!
ヤクルトは2回、デカが超低弾道でレフトスタンドギリギリに飛び込む神宮箱庭球場の利を生かした3号ソロを放ち先制。広島は5回、野村のタイムリーで追い付くと、続く6回には浅井,キュラソ星人が一発を放ち、勝ち越し。その裏、代わったばかりの小林幹から中井美穂の旦那・古田のタイムリーで1点差とすると、。一死後、岩村が右中間を破る2点タイムリー三塁打を放ち逆転。更に、代打・副島のタイムリーでダメを押したヤクルトは五十嵐−高津と繋ぐ必勝リレーで逃げ切り、連敗を4でストップさせた。

西武吹き抜けドーム:西武5勝3敗
M  050100100  7
L  000000030  3
勝:ロバーツ2勝1敗 負:オツ2勝3敗
本:フクーラ4
 オツ、2回5失点! プロ入り最短KO!
打線不調のロッテは、この日、バリーがストレスから来る呼吸困難に陥り欠場し、苦しい展開となったが、2回、小坂の2点タイムリーで21イニングぶりの得点をあげると、更に、本西,大塚のタイムリーで、この回、一挙5点をあげ、オツをKO。早くも試合を決定付けた。投げては先発・ロバーツが6回を2安打無失点の好投。8回に3点を返した西武は9回、ウメさんのレフト本西への打球に二塁塁審はワンバウンド、三塁塁審はダイレクトキャッチと判定が割れ、結局アウトとされるなど、ツキもなく、連勝は3でストップした。

福岡ドーム:ダイエー4勝5敗
F  001000200  3
H  00400000×  4
勝:ラジオ3勝2敗 負:オーミー2勝3敗 S:ペドラザ0勝1敗8S
本:鳥越1
 鳥越、決勝3ラン! 篠原、汚名返上の好投!
3回、日本ハムは片岡のタイムリーで先制。1点を追うダイエーは、その裏、一死一、三塁から柴原がライト前へ同点タイムリーを放つと、続く鳥越がレフトスタンドへ今季1号となる3ランを叩き込み、勝ち越し。粘る日本ハムは7回、一死二、三塁から、井口のタイムリーエラー等で2点を返し、1点差。なおも、二死一、二塁の場面で王さんは一昨日リリーフに失敗したばかりの篠原を投入。篠原は期待に応えて、トムを打ち取ると8回も3人でピシャリ。最後はペドラザが締めて8セーブ目。ダイエーは再び貯金1とした。