球界トピックス

5月2日


東京ドーム:巨人3勝1敗
D  110000020  4
G  000000000  0
勝:野口1勝4敗
負:カリメロ2勝2敗
 不安的中! 名手・川相ファーム幽閉策続行で悪夢の4連敗!
大した根拠もなく茂雄が勝手にぶち上げた「20勝10敗スタート」の公約が破れるべくしてあっさりと破れた事によって「ペテン師球団」のレッテルを貼るかのごとく突き刺さるファンの冷たい視線から後ろめたい感情にとらわれ、広報部からはTVインタビュー禁止令が出るなど、重苦しいムードの巨人だが、このムードを一掃するにはうってつけの名手・川相は、この日から一軍再登録が可能となったにも拘わらず、弊社の予想通り、茂雄はファームに幽閉し続ける大暴挙をかました! この期に及んで川相幽閉策を貫こうとする茂雄のやり口に辟易とし、モチベーションの下がっていた先発・カリメロは二死から李ボンジョムにフェンス直撃の二塁打を浴びると、ゴメス,立浪と歩かせて満塁。ここで種田がタイムリー内野安打を放ち、先制点は中日がゲット! 更に、2回には、二死二塁から、今季初スタメンの井端がセンター前へタイムリー! 尚、得点には結びつかなかったものの、今夜の松井さんの送球の間に二塁を狙った井端を刺そうとしたカットしたマルちゃんが二塁へ悪送球を犯し、井端を一気に三塁へ進めてしまうと言った相変わらずの守備のミスが出るなど、川相不在の余波が巨人を襲っていた。カリメロは3回以降は追加点を許さない力投を展開するも、肝心の打線が川相不在による粘りのなさから中日先発・野口の前に5回までパーフェクトと沈黙。一向に点差が縮まらない儘、迎えた7回裏、先頭の代打・ソーサ元木が一、二塁間を破ると、一死後、松井さんが四球。ここで野口がワイルドピッチを犯して、二、三塁と一打同点のチャンスを作ったものの、マルちゃん,マッスル千代の富士とあえなく凡退して二者残塁。これで気落ちしたカリメロに対して、中日は先頭の井端が川相不在でリズムを崩している巨人内野陣の隙をついてプッシュバントを決めると、続く李ボンジョムの送りバントをカリメロと村田善が交錯しかけてヒットにしてしまうお粗末さ。ここで迎えた不振の4番・ゴメスは送りバントをきっちり決めて、バントだけで一死二、三塁の大チャンス。ここで立浪の高いバウンドのセカンドゴロの間に井端が生還して3点目。更に、村田善のパスボールの間に、李ボンジョムが本塁を陥れて、決定的な4点目。8回、二死から、前日の打撃練習をサボタージュし、夕刊紙で「引退へカウントダウン」などと報じられた破戒僧・清原が待望の今季初ヒットを放ち、ガッツな貴公子・仁志も続いたものの、代打・チュウが凡退し、またもや二者残塁。9回にも、江藤,マルちゃんのヒットで一、二塁のチャンスを作ったが、この回も二者残塁に終わり、完封負け。これで4連敗で借金1となった巨人は、4戦連続で守乱で無駄な点を与えてしまった上、連敗中にタイムリーが僅かに3本(うち1本は投手のドミンゴ)と言う繋がりの悪さで、改めて川相不在の重さを痛感させられる結果となったが、ベンチどころかファームに幽閉されている状態とあってはどうする事も出来なかった。ナベツネは、この無様な状態にとち狂って「昨年の様にゴールデイウィークに連敗する様ならダメだ。永久にダメだ。それが出来ないならば巨人軍は解散した方がいい。俺はオーナーを辞めるからなどと、ほたえるばかり。しかし、「茂雄が監督では」と言う仮定つきならば、確かに永久にダメな可能性は高い巨人。ナベツネがオーナーを辞めるのは万々歳だが、解散する前に茂雄を何とかすべきだろう。尚、野口は6試合目の登板にして、ようやく今季初勝利を飾った。

広島:広島2勝2敗
S  100030000  4
C  100000000  1
勝:ハッカミー2勝1敗 負:黒田2勝2敗 S:高津6S 
本:ペタジーニ6
 広島、連敗! ロペス緊急再獲得へ!
1−1で迎えた5回、ヤクルトはペタジーニの6号2ランで勝ち越すと、東出のタイムリーエラーで更に1点を追加して、今季初の5連勝。広島は投手陣が14四死球の大乱調の上、4失策と守備もボロボロ。打っても2回以降はチャンスが掴めず、連敗を喫した。尚、広島は、この日、ボール,ディアスのインケツぶりを憂慮し、3年前まで在籍していた打点王2度の実績を誇るロペスの再獲得に乗り出している事が明らかになった。現在、アメリカ独立リーグ・サマーセットに所属しているロペスだが、既に、身分照会も済んでいるとの事。

甲子園:阪神0勝4敗
YB 200000000  2
T  000000000  0
勝:斉藤タカシ3勝1敗 負:福原2勝2敗 
 
 福原、力投も見殺し! 阪神、今季初の4連敗! 
横浜は初回、波留,石井タクロー,鈴木なおのりの3連打で1点を先制すると、更に、内野ゴロの間に2点目を追加。阪神先発・福原は2回以降、立ち直り、8回まで無安打12三振の力投を展開するも、横浜先発・斎藤タカシの前に打線が沈黙。9回裏、一死一、三塁で、タラスコが投球動作中に2度に渡りかけたタイムに斎藤タカシが投球を中断した事でノムさんはボークと抗議をするも受け入れられず、マジギレ。この後、新庄が二盗に失敗。タラスコも凡退し、結局完封負けで今季初の4連敗。対横浜は昨年から続いての11連敗となった。

福岡ドーム:ダイエー1勝3敗
L  100000000  1
H  01200000×  3
勝:永井4勝1敗 負:豊田3勝2敗 S:ペドラザ0勝1敗6S
 
 パンジャキラー・永井、本領発揮の好投!
フェルナンデスのタイムリーで先制されたダイエーは、2回、坊西がレフト線へタイムリー二塁打を放ち追い付くと、続く3回には、一死から3連打で満塁とした所で、松中がライトへ勝ち越し犠飛。更に、続く秋山もレフト線へタイムリー二塁打を放ち、3点目。投げては、パンジャキラー・永井が走者を出しながらも要所を締める粘りの投球で、8回途中まで1失点の好投。あとは篠原−ペドラザの必勝リレーで逃げ切った。

千葉マリン:ロッテ2勝2敗
Bu 000000000  0
M  000000001× 1
勝:小林雅1勝3敗 負:前川2勝1敗
本:ボーリック5
 ボーリック、サヨナラ弾! ロッテ、地元初勝利!
6年ぶりの先発となった吉田は近鉄打線を7回まで2安打に抑える好投。しかし、打線が近鉄先発・前川の前にゼロ行進を続けるばかり。8回裏、二死一塁の場面で大塚がレフト線へ二塁打。一塁走者・堀は一気に本塁を狙ったがタッチアウト。0−0の儘、延長に突入するかと思われた9回裏、先頭のボーリックがバックスクリーンへ5号ソロを叩き込み、ロッテは今季初のサヨナラ勝ちで地元・千葉マリンでの初白星をマークした。

GS神戸:オリックス3勝1敗
F  000000000  0
BW 41000010×  6
勝:川越3勝2敗 負:建山3勝2敗
 
 川越、3安打完封! 谷、4安打3打点の活躍!
初回、オリックスは谷のタイムリーで先制。更に、藤井の2点タイムリー二塁打,アリアスの犠飛で、この回、一挙4点。続く2回には、またも谷がタイムリーを放ち、5点目。終盤7回には、谷がこの日3本目のタイムリーを放ち、ダメ押し。投げては、先発・川越が日本ハム・ビッグステーキ打線を僅か3安打、三塁も踏ませぬ申し分のない内容で、3勝目を昨年6月以来の完封で飾った。オリックスは、これで再び首位に浮上した。

 ボーダーズ、入団テスト決定!
ダンディ首脳陣,地元開幕戦スタメンのファン投票など、実力以外の面でファンの注目を集めようとしている近鉄だが、現在、第1回日米女子野球に親善大使として来日、日本球界に売り込みをかけているアイラ・ボーダーズの入団テストを3日に行う事を明らかにした。米独立リーグで2勝を挙げているボーダーズはMAXは星野伸(阪神)よりも遅い128kmしかないが、変化球が多彩で制球力のある左腕と言う事でワンポイント程度としてでも使えそうならば、客寄せパンダとしては十二分だろうと言う目論見か!?