球界トピックス

4月25日


横浜:横浜0勝3敗
G  0000000113  5
YB 0000010010  2
勝:野村1勝0敗1S
負:福盛2勝2敗1S
S:槙原3S
本:波留4、永池1、石井タクロー2、マッスル千代の富士3
 茂雄ヘッポコ采配炸裂も、松井さん決勝タイムリー!
後藤のハリケーンミキサーを食らって左肩を痛めた名手・川相を茂雄が全治1週間だと言うのに、10日間は出場出来ない状態に陥れる卑劣な手段に打って出た影響により、23日は逆ギレパワーで大勝した巨人だったが、移動日を挟んだ事により、逆ギレの勢いも消沈したか、初回、あっさり三者凡退に倒れると、その裏、先頭の波留のサードゴロを川相不在でリズムを崩した江藤がエラーすると言う不安な立ち上がり。しかし、先発・カリメロはすかさず石井タクローをゲッツーに打ち取る貫録の投球を見せ、重苦しいムードを一掃。とは言え、やはり川相不在では繋がりに欠ける打線は横浜先発・斎藤タカシの前に4回までパーフェクトと沈黙。5回に、今夜の松井さん,マッスル千代の富士の連打で無死一、二塁としたものの、マルちゃんが三振に倒れた際、スタートを切ったマッスル千代の富士が二塁で刺される最悪の三振ゲッツー。ニックンが四球を選んだものの、村田善は三振に倒れ、結局、無得点と川相不在の弊害を露呈川相不在ながらも必死の力投を続けてきたカリメロだったが、初回から飛ばしてきたツケが来たか、6回、波留に右中間スタンドへ叩き込まれ、痛恨の先制点を許してしまった。直後の7回、巨人は、江藤,マッスル千代の富士のヒットで一死一、二塁とチャンスを作るも、マルちゃん,代打・斉藤宜と倒れて、またしても無得点と川相不在の弊害を露呈。8回には、横浜2番手・木塚に対して、一死後、カリメロの打席を迎えた所で、茂雄は代打・堀田を投入。カウント2−3からの6球目、完全にスイングしたかに見えた堀田だったが、一塁塁審の判定はノースイング例によってアンチ巨人が「やはり審判は巨人寄り」と大騒ぎするであろう事は想像に難くない疑惑の判定により、堀田は四球で出塁。どう考えても送りバントの場面と思われたが、相変わらずの完全無策の野放し野球を炸裂させる茂雄は強攻策を指令。しかし、ガッツな貴公子・仁志は一球も振る事なく三球三振に倒れる最悪の展開。またしても無得点かと思わせる重苦しい雰囲気に包まれたが、清水がまるで名手・川相の執念が乗り移ったかの様に執拗にファールで粘った末、ライト線へタイムリー二塁打を放ち、ついに同点! 続く9回には、ニックンに代わって守備に入っていた永池が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ1号ソロを放ち、勝ち越しに成功。その裏、守護神・槙原投入かと思われたが、茂雄はまたしても野村を投入して槙原のプライドを踏みにじる嫌がらせを敢行! これがまんまと裏目に出て、野村はいきなり先頭の石井タクローに同点アーチを浴びると言う最悪の展開で試合は延長に突入! 迎えた10回表、巨人は、先頭の仁志が内野安打で出ると、清水の犠打で二進。二死後、松井さんがセンター前に弾き返す勝ち越しタイムリー! 更に、続くマッスル千代の富士が1点差では茂雄のヘッポコ采配が炸裂した場合に安心出来ないとばかりにライトスタンド最上段へ特大3号2ランを叩き込み、ダメ押し!  その裏、ようやくマウンドに上がった槙原は茂雄に抑えのエースとしてのプライドを踏みにじられた事への怒りを爆発させ、メカゴジラ,メローニと連続三振に斬ってとる気迫の投球を展開。最後の打者・谷繁もショートゴロに打ち取って、延長戦を制した。しかし、この日、茂雄のヘッポコ継投により決勝打とはならなかったものの、一時は値千金となる一発を永池が放ってしまった事により「永池は川相より使えますねぇ、エヘヘヘ〜」と茂雄が思ってしまった可能性は高く、これにより名手・川相が10日以上、二軍に幽閉され続ける可能性が発生してしまった為、巨人の4年連続V逸の危険性がより高まったと言えよう。

神宮:ヤクルト1勝3敗
D  010010101  4
S  300000000  3
勝:岩瀬1勝0敗1S 負:五十嵐2勝1敗 S:ギャラード1S 
本:山崎2
 五十嵐、痛恨の悪送球! ヤクルト、最下位転落!
最下位攻防戦となったこの試合、ヤクルトは初回、中井美穂の旦那・古田,岩村のタイムリーで3点を先制。直後の2回、山崎の2号ソロで1点を返した中日は5回にも内野ゴロの間に1点を追加すると、7回には代打・渡辺のタイムリー二塁打でついに同点。土壇場9回には先頭の山崎が二塁打で出ると、ピンキー井上の投手前のバントを五十嵐が三塁へ悪送球し、この間に山崎が生還し、決勝点となった。その裏はギャラードが三者三振斬りで来日初セーブをマーク。4連敗を喫したヤクルトは中日と入れ替わりで最下位に転落した。

甲子園:阪神1勝2敗1分
C  201100000000000  4
T  000002002000000  4
 
本:大豊5
 5時間34分の死闘も決着つかず! 
広島は初回、浅井のタイムリー、求道者・前田の犠飛で2点を先制。3,4回にも1点ずつ加点して、完全に広島ペースと思われたが、粘る阪神は6回、大豊が5号2ランを放つと、土壇場9回には一死二、三塁からトラさんの内野ゴロ,タラスコのタイムリーで同点に追い付き、延長に突入。迎えた12回裏、一死一、二塁からサヨナラ打と思われた和田の打球を求道者・前田がダイビングキャッチする超美技で阻止。両軍決定打が出ない儘、迎えた15回裏、ノムさんは最後の最後でカツノリを送り込む勝負を捨てた采配を炸裂させて、結局、引き分けに終わった。

西武吹き抜けドーム:西武2勝1敗
Bu 000000201  3
L  30200301×  9
勝:豊田3勝1敗 負:山村1勝2敗
本:エセネオエセ松井3
 高木大、4安打3打点! 西武、単独首位! 
西武が序盤から着実に加点して快勝した。初回、高木大,垣内のタイムリーで3点を先制すると、3回にも高木大のタイムリー,垣内の犠飛で2点を追加し、近鉄先発・山村をKO。6回にはエセネオエセ松井がレフトスタンドへ3号3ランを叩き込み、ダメを押した。近鉄は西武先発・豊田の前に6回まで2安打と沈黙。7回に3連打で2点を返すなど、粘りを見せたものの及ばず、今季初の5連敗。一方、勝った西武はこれで単独首位となった。

福岡ドーム:ダイエー1勝2敗
BW 000000010  1
H  00000123×  6
勝:永井3勝1敗 負:川越2勝2敗
本:鈴木3、ニエベス2
 永井、苦手オリックス相手に完投勝利! 
0−0で迎えた6回裏、ニエベスのタイムリー二塁打で先制したダイエーは、続く7回にも小久保のタイムリー等で2点を追加。直後の8回に鈴木に3号ソロを浴びて、追いすがられたが、その裏、ニエベスの2号ソロ,鳥越の2点タイムリーで3点を追加し、突き放した。投げては、先発・永井が苦手のオリックスを相手に鈴木の一発のみに抑える好投で完投勝利ダイエーはこれで5連勝となった。一方、オリックスは連敗で首位から陥落した。

ひたちなか:日本ハム3勝0敗
M  000000300  3
F  00202000×  4
勝:建山3勝1敗 負:武藤1勝3敗 S:ミラバル0勝1敗4S
本:大塚2
 武藤、5回KO! ロッテ、またも連勝ならず!
日本ハムは3回、ガッツ,片岡の連続タイムリーで2点を先制すると、5回にはガッツ,片岡,オバンドー,トムの4連打で2点を追加し、ロッテ先発・武藤をKO。6回まで建山の前に1安打と抑えられていたロッテは7回、2つの四球でチャンスを作ると、大塚がレフトスタンドへ2号3ランを放ち、建山をKOしたが、反撃もここまで。日本ハムは生駒−黒木と繋いだ後、9回はミラバルが3人で締めくくり、1点差を守りきった。