球界トピックス

4月23日


広島:広島4勝2敗
G  500034200 14
C  100110000  3
勝:高橋尚3勝0敗
負:ミンチー姉さん2勝1敗
本:マルちゃん5
 毎回19安打で連敗脱出! 高橋尚、球団初の新人先発3連勝!
後藤のハリケーンミキサーを食らって左肩を痛めた名手・川相に対して、茂雄が全治1週間だと言うのに、10日間は出場出来ない状態に陥れる卑劣な手段に打って出た事によりドン底状態に陥った巨人は、どうあがいても川相に頼れないと言う絶望的な状況に逆ギレし、初回から怒濤の猛攻をかけた! 一死から清水が二塁打で出た後、江藤,今夜の松井さんと連続四球を選んで満塁。二死後、マルちゃんが右中間を破る走者一掃のタイムリー二塁打で3点を先制すると、更に、不振にあえぐニックンがライト線へ詰まりながらもタイムリー二塁打、村田善もセンター前にポトリと落ちるタイムリーを放ち、この回大量5点をゲット! 広島先発・ミンチー姉さんは早くもこの回でKOとなった。しかし、巨人先発・高橋尚は川相不在から来る不安感で制球が定まらず、一死から連続四球を与えた後、求道者・前田には強襲安打を浴びて満塁の大ピンチ。ここは何とかキュラソ星人の内野ゴロの間に1点を許しただけで切り抜けたものの、依然としてピリッとしない内容で4回にはキムタクのタイムリー(記録は清水のエラー)で2点目を失い3点差。直後の5回、先頭の今夜の松井さんが左中間を破る二塁打で出塁すると、茂雄は不振のマッスル千代の富士に何と送りバント指令。しかし、名手・川相と比べ遙かにバント技術の劣るマッスル千代の富士は投手正面に転がしてしまい、松井さんが三塁でタッチアウトとなる最悪の展開でチャンスは費えたかに見えたが、二死一、二塁となった後、村田善,高橋尚,ガッツな貴公子・仁志の3連続タイムリーが飛び出して、3点を追加。その裏、新井にタイムリー二塁打を浴びたものの、直後の6回には、犠打指令を受けて怒り心頭のマッスル千代の富士がタイムリーを放った後、マルちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフト場外へ消える5号3ランを放ち、広島の息の根を止めた。不安定な投球を見せていた高橋尚は大量リードもあり5回で降板となったが、3勝目をマークし、ルーキーでは球団史上初の初登板からの先発3連勝となった。

甲子園:阪神4勝0敗
S  000000000  0
T  10000000×  1
勝:星野伸2勝1敗 負:伊藤智1勝3敗 
 
 星野伸、4安打完封! 阪神、破竹の8連勝!
阪神は初回、ヤクルト先発・伊藤智に対して、先頭のミスタースナイパー・坪井が二塁打で出ると平尾の犠打で三進。ここでタラスコがライト前に弾き返すタイムリーを放ち、1点を先制。初回に史上40人目となる通算2500投球回を達成した阪神先発・星野伸はヤクルト打線を散発4安打で三塁も踏ませぬ好投を展開し、初回の1点を守りきる完封勝利でメモリアル登板に花を添えた。これで阪神は14年ぶりの8連勝

ナゴヤドーム:中日2勝3敗
YB 000212200  7
D  000100200  3
勝:ゲーリー川村1勝2敗 負:武田0勝3敗 S:福盛2勝1敗1S 
本:メローニ1、山崎1
 メローニ、来日初アーチの決勝弾! 
小刻みに加点した横浜が中日に快勝。0−0で迎えた4回、横浜はメローニの来日初アーチとなる2ランで先制すると、5回には鈴木なおのりのタイムリー、6回には、谷繁,ゲーリー川村の連続タイムリー、7回にはエラー絡みで2点を追加。投げては先発・ゲーリー川村が7回まで3失点とピリッとしなかったものの、リリーフの援護も受けて、4試合目にして今季初勝利。また、3番手として登板した福盛はプロ入り初セーブを飾った。

福岡ドーム:ダイエー4勝1敗
Bu 000001000  1
H  01100010×  3
勝:ラジオ2勝1敗 負:田畑0勝2敗 S:ペドラザ0勝1敗4S
本:ニエベス1
 万全の投手リレー! 今季2度目の4連勝! 
2回、ダイエーは一死満塁から柴原のタイムリーで先制すると、続く3回には秋山がタイムリー二塁打を放ち、2点目を追加。先発・ラジオは制球こそ不安定ながら5回まで無安打投球を展開。6回に初安打を許した後、中村の内野ゴロの間に1点差と迫られたが、7回、代打・ニエベスが左中間へ今季初アーチを放ち、ダメ押し。吉田−ペドラザと必勝リレーを見せて、近鉄打線を1安打に抑えたダイエーは今季2度目の4連勝を飾った。

仙台:ロッテ2勝3敗
BW 002100003  6
M  02304100× 10
勝:小野1勝1敗 負:小林3勝1敗
本:初芝2、ハタハタ石井3鈴木2、ボーリック3、大塚1
 ロッテ、怒濤の一発攻勢でトンネル脱出! 
7連敗中のドン底に陥っていたロッテだったが、この日は、怒濤の一発攻勢で快勝し、ついに連敗を阻止した。2回、初芝が先制2号2ランで口火を切り、3回にはハタハタ石井が3号2ランを放ち、中押し。5回には無死満塁からボーリックが3号グラントスラムを叩き込み、試合を決定付けると、6回には大塚が今季初アーチを放ち、ダメ押し。9回、ウォーレンが久々の登板で3失点したものの、序盤の大量点に守られ、事なきを得た。

東京ドーム:日本ハム2勝3敗
L  1002000030  6
F  2010010201× 7
勝:生駒1勝0敗 負:森1勝1敗2S
本:オバンドー5、田中幸4,5、エセネオエセ松井2、野口2
 延長10回、野口、劇的サヨナラ弾!
3−3で迎えた6回裏、日本ハムは田中幸の4号で勝ち越すと、8回にも田中幸の2打席連続となる5号等で2点を追加。粘りの投球を続けてきた伊集院光の弟子・金村だったが、土壇場9回、大友にタイムリー,エセネオエセ松井に2号2ランを浴びて、試合は延長に突入。迎えた10回裏、日本ハムは二死から野口がレフトスタンドへ2号ソロを叩き込み、今季初のサヨナラ勝ちを飾った。尚、この日、スタメンマスクをかぶった西武の伊東は史上30人目となる通算2000試合出場を達成。捕手では、ノムさん,木俣に続いて3人目の快挙