広島：広島３勝１敗
Ｇ １００１０１０１０ ４
Ｃ ０３００１０１０× ５
勝：佐々岡４勝０敗
負：ドミンゴ０勝３敗
Ｓ：ウルソー１Ｓ
本：東出２、新井２
激震！ 川相、悪夢の負傷退場！ 巨人、４連敗で４位転落！危惧された茂雄の幽閉策をかいくぐり、またしても２番ショートでスタメン起用された名手・川相。現在、３連勝と絶好調の広島先発・佐々岡に対して、初回、川相が凡退しながらも食らいつく打撃でリズムを崩すと、続く江藤がヒットで出塁。ここで今夜の松井さんがライトの頭を越える８試合ぶりのタイムリー二塁打を放ち、１点を先制。１点を追う広島は２回、求道者・前田，キュラソ星人の連続ヒットで無死一、三塁とすると、一死後、西山がセンターへ犠牲フライを打ち上げて同点。更に、キュラソ星人が二盗を敢行した際、杉山が二塁へ悪送球を犯して、三塁へ進めると、連鎖反応か、野々垣のショートゴロを何と和製・オジーと謳われたあの名手・川相が悪送球を犯すと言う世にも珍しい展開で、２点目を追加。更に、キムタクのタイムリーでこの回、３点目をあげた所で打席に入った東出の当たりはレフト線へのファールフライ。先程のエラーを挽回すべく名手・川相が背走しながらこれを好捕するも、後ろから激走してきたレフトの後藤にハリケーンミキサーを食らうアクシデント！ 吹っ飛ばされた川相はグラブをはめた側の左肩を強打しながらも、決してボールを離さない執念のプレーを見せたが、その儘、担架で運ばれて退場する悪夢の展開となった。これは果たして、後藤のガッツに任せたプレーが空回りしただけなのか、実は、後藤は川相を退場させる為にヒットマンとして茂雄に雇われた刺客だったのかは謎の儘だが、その後藤までもが、病院に運ばれる事となり、巨人ベンチには重苦しいムードが漂った。ただ一人、茂雄を除いては！ 迎えた４回表、無死一、二塁のチャンスを掴んだ巨人だったが、ここで打席に入ったのは川相の退場により、出場の機会を得たニックン。当然、犠打と思われたこの場面だったが、茂雄は相変わらずの完全無策の野放し野球で、ニックンはショートへのゲッツーに倒れると言う最悪の展開。しかし、続く杉山がしぶとくライト前に弾き返すタイムリーを放ち、１点差に詰め寄った。念願の川相をバックにしての投球が僅か２回にして費えてしまった事で動揺すると思われた先発・ドミンゴは川相の執念のプレーに報いる為に４回には三者三振に斬ってとるなど必死の投球を展開していたが、５回に広島箱庭市民球場の利を生かした東出の２号ソロを浴びて突き放された。しかし、直後の６回、一死一、三塁と言うチャンスを作ると、またも打席にはニックン。ここで茂雄は相変わらずの完全無策の野放し野球を展開し、ニックンはまたもやショートへのゲッツーに倒れると言う最悪の展開…と思われたが、一塁への送球がワンバウンドとなった事で間一髪セーフとなり、この間に二塁走者・マッスル千代の富士が生還し、再び１点差。しかし、７回裏、２番手・木村が代打・新井に広島箱庭市民球場の利を生かした２試合連続の２号ソロを浴びて、三たび点差は２点に。直後の８回、佐々岡からスイッチした山崎慎に対して、松井さんが四球を選ぶと、続くマッスル千代の富士がレフト線へ二塁打を放ち、無死二、三塁と一打同点のチャンス。マルちゃんが三振に倒れ、ニックンの打席を迎えた所で、流石に茂雄はインケツ続きのニックンを引っ込め、代打・ソーサ元木を投入。ソーサ元木は期待に応え、三遊間をしぶとく破るタイムリー！ なおも、一、三塁と言う所で満を持して投入された破戒僧・清原は十八番のゲッツーに倒れるくらいならと、高めのボール球を空振り三振に倒れるチームバッティングを見せたものの、続く斉藤宜はセカンドゴロに倒れて、結局、この回、１点止まり。最終回も二死から連続四球で一打同点の場面を作る粘りを見せたが、最後はマッスル千代の富士がウルソーの前に三振に倒れてゲームセット。悪夢の川相リタイアにより、４連敗を喫した巨人は、ついに４位転落となった。尚、ケガに強い男・名手・川相は左肩鎖関節打撲で全治一週間と幸いにも軽症で済んだが、一方の後藤は左頬骨を骨折し、復帰までしばらくかかりそうとの事だ。
東京ドーム：日本ハム１勝２敗
Ｌ ０１０１０００２１ ５
Ｆ ０１０００００００ １
勝：竹下１勝１敗 負：オーミー１勝１敗
本：赤田１
霊感投手・松坂、右足首捻挫でプロ入り最短降板！ 伊東のタイムリーで先制点を貰った直後の２回裏、立ち上がりから不安定な様子の西武先発の霊感投手・松坂は、先頭の田中幸に三塁打を浴びると、続く上田にはライトフェンス直撃のタイムリーを浴びて同点。更に、一死一、三塁の場面で石本をレフトフライに打ち取り捕手のカバーに入った際、人工芝に足をとられて右足を痛め、プロ入り最短の１回2/3で降板。緊急登板となった竹下が５回まで無安打の好投でゲームを作ると、打っては、４回、ウメさんのタイムリーで勝ち越し。８回には赤田にプロ入り初アーチとなる２ランが飛び出すなどして、快勝を収めた西武はオリックスと並び首位タイに浮上した。６試合連続で２桁安打を放っていたビッグステーキ打線が２回に放った３安打のみと沈黙した日本ハムの連勝は４でストップ。尚、レントゲン検査の結果、「右足首捻挫」で全治は不明と診断された松坂は２２日も登録抹消される予定で、治療に専念する事となった。
第６の助っ人・ブロウズと正式契約！ オリックスは２１日、第６の助っ人として入団が内定していたアスレチックス傘下３Ａサクラメント所属のテリー・ブロウズ投手（３１）と正式契約を結んだ事を発表した。年俸は契約金込で4000万円（推定）で、背番号は「４３」。早ければ２６日にも来日の予定で、仰木さんは２９日にも先発させたい意向を示している。