球界トピックス

4月19日 C−D(広島)、BW−L(鹿児島):雨天中止


  

東京ドーム:巨人2勝3敗
T  000000200  2
G  000000100  1
勝:ラミレズ1勝1敗
負:メイ2勝1敗
S:ミラー4S

 名手・川相、本領発揮の一打! 遠山から会心のレフト前ヒット!
悪夢の川相フル欠場により福原にプロ初完封を許したにも拘わらず、茂雄はまたもや川相をベンチに幽閉する大暴挙。そればかりか、阪神先発が左のラミレズだからと、またもや清水をベンチに幽閉し、レフトには弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」な偽りの絶好調男・ソーサ元木を置くと言う嫌がらせを敢行した! 巨人先発は「彼女と一緒に歯医者に行ったくらいで半永久的にファームに幽閉しようとする様なくされ外道・ノムラのチームなど、ひと捻りだぜ!」とばかりにノムさんの敵愾心に燃えるメイ。メイは、川相不在の不安なバックでは三振をとりまくるしかないとばかりにミスタースナイパー・坪井,平尾を連続三振。続くタラスコのセカンドゴロを川相不在でリズムを崩している仁志がエラーを犯した事により、より一層バックに任せてはいられない思いに駆られたメイは大豊も三振に斬ってとり、嫌なムードを一掃。0−0で迎えた2回裏、この日、5番に上がったマルちゃんがレフトフェンスを直撃する一打を放ち、川相不在では無理でも先の塁を狙うしかないとばかりに強引に二塁を狙ったものの、巨人・野球盤野球の象徴たる鈍足ぶりを遺憾なく発揮し、あえなく憤死。相変わらず、川相不在で粘りも繋がりもなくゼロ行進を続ける味方打線に辟易としながらも、ひたすら三振を取りに行く投球で6回まで1安打の力投を続けていたメイだったが、初回から飛ばしていた影響で疲れの見え始めた7回に、先頭のタラスコを歩かせると、続く大豊には三遊間を破られて無死一、二塁と大ピンチ。「メイは裏切り者や。あんな選手を獲るなんて巨人も裏切り者や」とほたえて、メイに対して敵愾心剥き出しのノムさんは、ここでバトルに対して送りバント指令。バトルがこれに応えてきっちり二、三塁に送ると、二死後、代打・和田が左中間を深々と破る走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、ついに均衡を破る2点をゲット! その裏、巨人は今夜の松井さん,マルちゃんの連打の後、6番に降格された江藤の送りバントをバトルが二塁へ野選を犯して、無死満塁。川相幽閉策の筆頭刺客・ニックンはあえなく三振に倒れた所で、破戒僧・清原が代打で登場。あっと言う間に追い込まれ、まるで打てる気配のない清原だったが、ラミレズは清原の左手へ痛恨の押し出し死球。1点を返し、一打逆転と言う場面で今度こそ名手・川相の出番かと思われたが、あくまで川相幽閉策に固執する茂雄は川相ではなく村田善を投入。しかし、村田善はあえなくゲッツーに倒れ、無死満塁から押し出し死球でしか点が取れないと言う果てなき拙攻ぶりを展開した! 続く8回、一死後、茂雄が堀田に対して、代打・後藤を投入したのを見たノムさんはすかさずラミレズから遠山にスイッチ。川相幽閉策よりも重い左対左のこだわりから、茂雄はようやく名手・川相を代打の代打として渋々ながらも投入。ここで名手・川相はレフト前へ会心のヒットで出塁! 二死後、松井さんが歩いて一、二塁となったものの、3番手・川尻の前にマルちゃんはショートゴロに倒れて、二者残塁。直後の9回、これ以上、川相に活躍されては幽閉策に支障を来すと察知した茂雄は、名手・川相をレフトの守備につかせず再びベンチに幽閉する嫌がらせを敢行! 土壇場9回、巨人は、2度と川相に頼れないと言う絶望的状況に追い込まれながらも、二死一、三塁と言うチャンスを作り、打席には仁志。本来ならば、次の打者としてネクストバッターズサークルに入っている筈の名手・川相が抑えのミラーへ多大なるプレッシャーをかける所だったが、川相幽閉策が敢行された為に投手の野村が入っており、代打の無駄使いにより、最早、野手は杉山しか残っていない状況とあって、守護神・ミラーは悠々と投げ込み、結局、サードゴロに倒れて、ゲームセット。あまりにも遅すぎた川相投入により、敗れるべくして敗れた巨人は、早くも首位陥落となった。5連勝で待望の貯金生活に突入した阪神だが、この日、第6の助っ人であるジェイソン・ハートキー内野手(28)の入団発表を行った。契約金5000万円、年俸5000万円(いずれも推定)で背番号は「61」。


長崎:横浜2勝2敗1分
S  000000010  1
YB 02021000×  5
勝:ゴーグル2勝1敗 負:川崎0勝3敗 
本:メカゴジラ1、進藤2、佐藤2
 ゴーグル、移籍後初完投で連敗阻止!
横浜は2回、メカゴジラがライトスタンドへ1号2ランを叩き込んで、先制すると、4回には進藤がレフトスタンドへ2号2ランと、一発攻勢で主導権を握り、5回にもエラー絡みで1点を追加。投げては先発・ゴーグルが走者を出しながらも要所を締める粘りの投球で佐藤の一発による1点のみに抑えて、完投で2勝目をマークした。横浜の連敗は3でストップ。

千葉マリン:ロッテ0勝4敗
H  111012000  6
M  010000300  4
勝:田之上2勝1敗 負:ジョニー黒木0勝3敗 S:ペドラザ0勝1敗2S
本:ハタハタ石井2、松中5,6、井口1
 ジョニーまたもKO! ロッテ、ついに借金10!
未だに白星のないロッテ先発・ジョニー黒木がこの日も乱調。初回から制球が定まらず、2四球等で満塁とすると松中に先制犠飛を浴び、2回にも吉永のタイムリーで2点目。その裏、ハタハタ石井が一発を放ったが、3,5回と松中に2打席連続の被弾。6回にも2点を失い、6失点でまたもやKO。終盤3点を返す反撃を見せるも及ばず、ロッテは6連敗で借金10となった。

大阪ドーム:近鉄1勝4敗
F  002550300 15
Bu 000210000  3
勝:関根1勝2敗 負:ウォルコット0勝2敗 S:桜井1S
本:ローズ5、トム6、田中幸3
 ビッグステーキ打線、猛爆15点!
日本ハム・ビッグステーキ打線が大爆発。3回に4四死球で2点を先制すると、続く4回には4長短打を浴びせて5点を追加。ローズの5号2ランで反撃されるも、直後の5回、トムがバックスクリーンへ6号3ランを叩き込むなどして5点を追加。7回には田中幸の3号3ランが飛び出し、14安打15点の猛攻で4連勝。7回から登板した桜井はプロ初セーブをマークした。

 ディンゴ、ドーピング検査で陽性反応!
結果的に大リーグからの五輪派遣が許可される皮肉な展開になる事を予期出来ず、五輪出場の為に日本球界へ亡命してきたディンゴだが、昨年11月五輪プレ大会を兼ねてシドニーで行われたインターコンチネンタル杯に豪州代表として出場した際のドーピング検査で陽性反応が出ていた事がこの日、明らかになった。昨年8月の骨折して練習が出来ないと言う事で体調維持の為に行った減量の際、3〜4週間服用したビタミン剤がひっかった模様。重大な違反ではなかった為、国際野球連盟(IBAF)から下された1月下旬からのアマチュア大会への出場停止1ヶ月の処分は既に解けており、シドニー五輪出場には支障がない。この日、会見を行ったディンゴは「メジャーでは誰もが飲んでいる薬。陽性反応が出たのは正直言って驚いた。五輪に出ようと決意したので、今は一切飲んでいない」とコメントを残した。