球界トピックス

4月14日


 破戒僧・清原、ついに一軍昇格!
左足太腿肉離れで戦線離脱していた破戒僧・清原はファームで6試合連続安打を放ち、守備も無難にこなすなど、順調な仕上がりを見せていた事により、この日、ついに一軍出場選手登録された。マルちゃん,今夜の松井さんが好調とあって、いきなり4番一塁でスタメン起用でもしようものなら、総スカンを食らう事は間違いないが、茂雄はそういう暴挙を平気でやる男!なだけに関係者は戦々恐々だ。仮に代打要員にするとしても、川相を渋々起用する状況をも、より阻む事が出来るとあって、茂雄はホクホク顔の模様。

 第6の助っ人・ハートキー獲得へ!
この日、阪神は、前日、織田裕二のパーフェクトを阻むヘッポコエラーを犯した塩谷と入れ替わりで、インケツ助っ人・バトルを一軍に昇格させたものの、あまり信用はしていない模様で、いつ途中帰国させてもいい様に、6人目の助っ人としてロッキーズ傘下の3Aコロラド・スプリングス所属のジェイソン・ハートキー内野手(28)を獲得すべく、18日に入団交渉を行う事を明らかにした。スイッチヒッターのハートキーは、メジャーでは3年間で、打率.231 2本塁打と実績不足だが、昨年、3Aで.329をマークするなど、シュアな打撃が売りで、セカンド,サードの他、外野もこなせるユーティリティプレイヤーとして期待されている。交渉が順調にいけば、5月初めにも来日となりそうだ。

甲子園:阪神1勝0敗
D  000100000  1
T  10020040×  7
勝:星野伸1勝1敗 負:山本昌1勝2敗
本:ゴメス2、トラさん2、平尾2、矢野2 
 トラさん、連日のV打! 星野伸、移籍初勝利!
阪神は初回、一死三塁のチャンスでタラスコがライト前に先制タイムリー。4回にゴメスの2号ソロで追い付かれると、その裏、すかさずトラさんの2号ソロで勝ち越すと、一軍に上がったばかりと言うのに、新助っ人・ハートキーとの交渉が決まり、焦りを隠せないバトルの来日初安打等で一、二塁とした所で、田中シュータがタイムリーを放ち、この回2点。7回には開幕戦に続いての平尾,矢野のアベックアーチが飛び出して、ダメ押しの4点を追加。投げては、先発の星野伸が伝家の宝刀・スローカーブを巧みに使って5安打1失点の好投を見せ、完投で移籍初勝利を飾った。ノムさんは監督通算1200勝となった。

福岡ドーム:ヤクルト0勝1敗
C  020132000  8
S  000010002  3
勝:佐々岡3勝0敗 負:レモン先生0勝2敗
本:浅井1,2 
 広島快勝も4番とエースが途中退場!
執筆活動を休止しているせいか調子の乗らないヤクルト先発・レモン先生に対して、広島は2回、浅井が1号2ランを叩き込み、先制。4回に内野ゴロの間に1点を追加すると、5回には、またも浅井がこの日2本目となる2号3ランを放ち、試合を決定付けた。先発の佐々岡は完投ペースの投球だったが、7回に真中の打球を左足に受けて途中降板。しかし、その後、細かい継投でヤクルトの反撃をかわし、佐々岡は3勝目をマークした。尚、5回に三塁へ駆け込んだ際、求道者・前田の爆弾・左太腿がついに爆発し、途中退場。15日の出場は微妙との事。史上6人目の1イニング4三振を達成しながらも5回KOのレモン先生は中継ぎ降格の危機に陥った。

千葉マリン:ロッテ0勝1敗
F  033000203 11
M  000000001  1
勝:新谷1勝1敗 負:小野0勝1敗
本:オバンドー2、フクーラ2
 新谷、2年ぶり完投で移籍初勝利!
日本ハムのビックステーキ打線が爆発。2回、上田の2点タイムリー,野口のタイムリー三塁打で3点を先制すると、続く3回にもオバンドーの2号2ラン,野口の犠牲フライで3点を追加。勢いに乗る日本ハムは終盤にも5点を追加し、ダメ押し。投げては、先発の新谷が8回まで三塁を踏ませない好投でロッテ・マリンガン打線を翻弄。最終回にフクーラに一発を浴び、完封こそならなかったが、596日ぶりの勝利を完投で飾った。

GS神戸:オリックス1勝0敗
H  110000000  2
BW 20010010×  4
勝:金田2勝1敗 負:ラジオ1勝1敗 S:牧野0勝1敗1S
本:松中3
 ダイエー、悪夢の5連敗で貯金消滅! 
J.マッケンジーが全治2ヶ月との診断を受け苦しい展開のダイエーは、初回、大道のタイムリーで先制。その裏、鈴木のタイムリーと下痢ニールの犠飛で逆転されるも、直後の2回、松中が3号ソロを叩き込み、試合は振り出しに…。2−2で迎えた4回、藤井の犠飛で均衡を破ったオリックスは7回、代打・藤立がダメ押しのタイムリー。これで仰木さんは監督通算800勝をマーク。ダイエーはオリックスを上回る10安打を放ちながらも拙攻で敗れ、5連敗でついに貯金がなくなった