球界トピックス

4月13日


甲子園:阪神1勝2敗
G  000000020  2
T  20100000×  3
勝:織田裕二2勝0敗
負:ドミンゴ0勝2敗
S:ミラー3S
本:マッスル千代の富士1、マルちゃん3
 川相、悪夢のフル欠場! 茂雄、ヘッポコ采配大炸裂で連勝ストップ!
前日、途中から守備につき、その絶大なる安心感からリリーフ3枚の完璧な投球を呼び込んだ名手・川相だったが、茂雄はまたしてもベンチに幽閉し、ケガ人のニックンをスタメン起用する暴挙に出た。巨人先発・ドミンゴは昨年27試合の先発で、川相を幽閉される事、実に21度。その21試合で僅かに6勝しか出来なかった苦い過去を持ち、開幕第2戦でも動揺の嫌がらせを受けた事によって敗戦投手となっただけに「カワイのいない繋がりに欠ける打線じゃ、どうせまた好投しても援護がない儘なんだろ!」とばかりに初回からイライラした様子。このドミンゴの精神状態を察知した先頭の坪井はドミンゴを嘲笑うかの様に投手前へ絶妙のセーフティバントを決めて出塁。一死一、二塁となった所で、このカードに入って不調ながらも、いい加減、巨人で飼い殺し続けられた茂雄に目に物見せなくてはと奮起したトラさんがセンター前へタイムリーヒットを放ち先制! 更に、連夜のバッテリーミスに大量失点とあって、それを建前にノムさんの親バカによりカツノリと入れ替えられるかと言う恐怖に怯える矢野がレフトへタイムリー二塁打を放ち、2点目。更に、阪神は3回、先頭のタラスコが三塁打で出ると、一死後、新庄がタイムリーを放ち、1点を追加。4回にも一死一、二塁とピンチを迎え、アップアップのドミンゴは、早くもこの回で降板となった。5回にニックンで攻撃を終えた為、2番手の岡島を7番に入れ、9番に名手・川相を入れるのかと思いきや、何と茂雄は岡島を9番に入れて、ニックンはその儘と言う訳の分からない采配を展開。てっきり川相が出るものとばかり思っていた岡島は、このヘッポコ采配に動揺し、ヒットと四球で一死一、二塁とピンチを迎えるなど、不安定な投球。それでも何とか5回を凌いだ岡島は1イニングのみで6回に代打を出されるのかと思いきや、茂雄は3点のビハインドがありながら岡島をその儘、打席に送ると言う訳の分からない采配を展開。岡島は当然の様にあっさり三振に倒れるなど、巨人は、この回も無得点に終わった。川相不在の影響で阪神先発・織田裕二の前に7回まで1安打と沈黙していた巨人は8回、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにマッスル千代の富士がライトスタンドへ今季初アーチを叩き込むと、続くマルちゃんも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ3号ソロを放ち、1点差。一死後、代打・後藤がカウント2−2となった所で、ノムさんは左の遠山を投入すると、あくまで川相幽閉策を貫こうとする茂雄は代打の代打で川相ではなく村田善を投入。村田善が倒れて二死となると、あくまで川相幽閉策を貫こうとする茂雄は代打に川相ではなくソーサ元木を投入。ここで9回に松井さんに回る可能性を配慮したノムさんは遠山を一塁へ回し、3番手に伊藤を投入すると、ソーサ元木はあっさり凡退。川相幽閉策に固執する茂雄のヘッポコ代打攻勢はことごとくノムさんにかわされて、折角、引き寄せかけた流れは再び阪神へ傾いてしまう結果となった。最終回は、4番手・ミラーが松井さんに回す事なく三人でピシャリと抑え、遠山は一塁の守備についた儘、ゲームセット。トラさんは先制打を含む猛打賞に1盗塁と獅子奮迅の活躍で、飼い殺し続けた茂雄に対する鬱憤をついに晴らし、移籍後、初のお立ち台で「僕も早く六甲おろしを覚えます!」と阪神の一員として今後も茂雄に対して牙を剥く所存を明らかにした。尚、連敗を止めた阪神は、これで対巨人600勝

神宮:ヤクルト1勝1敗1分
YB 200000000000000  2
S  000002000000000  2
本:ローズ5
 

 矢野、謎の降板! 延長15回引き分け!
横浜は、初回、ローズがバックスクリーンへ5号2ランを叩き込み、2点を先制。横浜は5回まで無失点の矢野を何故か引っ込め、6回から偽サムライ阿波野を投入するが、これが大誤算。無死一、二塁とされた後、ペタジーニにタイムリーを浴びて、一死もとれずにKO。3番手・島田も中井美穂の旦那・古田にセンター前へタイムリーを浴びて、試合は振り出しに…。その後、両軍リリーフ陣が踏ん張り、最後まで勝ち越し点を奪えない儘、延長15回規定により引き分けに終わった。

ナゴヤドーム:中日1勝2敗
C  000001001  2
D  000000003× 3
勝:バンチ3勝0敗 負:山崎慎1勝1敗1S
 

 関川、サヨナラ打! バンチ、完投で3勝目!
バンチ,高橋の両先発の投手戦となったこの試合、均衡を破ったのは広島。6回無死一塁から求道者・前田がタイムリー二塁打を放ち、バンチは22イニング目にして来日初失点。更に、9回には二盗を敢行した西山に送球を蹴られて一気に生還を許し、ダメを押されたと思われた中日は、その裏、ディンゴの2点タイムリー二塁打で追い付くと、満塁となった所で関川がセンター前に弾き返し、サヨナラ勝ちで連敗を4でストップさせた。尚、8回にヒットを放った立浪が史上80人目の1500安打をマークした。

西武吹き抜けドーム:西武3勝0敗
H  000002000  2
L  25000000×  7
勝:霊感投手・松坂2勝0敗 負:佐久本0勝1敗
 
 緊急事態! J.マッケンジー、右手人差し指骨折!
西武は初回、フェルナンデス,ジェファーソンの連続タイムリー二塁打で2点を先制すると、続く2回には先頭の高木大の四球を皮切りに6安打を集中して、大量5点をゲット! 投げては、花粉症に苦しむ霊感投手・松坂が7回を投げてエラー絡みの2失点のみと言う好投を見せ2勝目。4連敗を喫したダイエーは主砲・小久保が背筋を痛めて途中交代した上、J.マッケンジーがファウルチップを受けて右手人差し指を骨折と言う緊急事態に陥った! 更に、離脱中の西村,星野も検査を受けた結果、復帰までに時間がかかりそうとあって、王さんは頭を抱えていた。

GS神戸:オリックス2勝1敗
M  000000010  1
BW 20000000×  2
勝:杉本友2勝0敗 負:ジョニー黒木0勝2敗
 

 鈴木の殺人スライディングに場内騒然! 
初回、下痢ニールの内野ゴロの間に1点を先制したオリックスは、更に、藤井がタイムリーを放ち2点目を追加。この際、3点目を狙って本塁をついて憤死した鈴木が捕手・椎木に対してスパイクの歯を立てる殺人スライディングを浴びせて、山本監督が激昂し、あわや乱闘に! しかし、鈴木は「だったらベースを空けておいてねって感じ」などと素知らぬ顔。殺伐とした雰囲気の中、先発・杉本友は6連続を含む10三振を奪う力投で、1失点で2試合連続完投勝利。8回を2失点とようやく好投を見せたロッテ先発・ジョニー黒木は今度は打線の援護が貰えず2敗目

東京ドーム:日本ハム2勝1敗
Bu 210001010  5
F  000010010  2
勝:アゴくら1勝0敗 負:関根0勝2敗 S:大塚1S
本:中村5
 アゴくら、移籍初先発初勝利!
初回、近鉄は2つの四死球で一、二塁とすると、ローズが左中間へタイムリー二塁打を放ち2点を先制。続く2回には吉田がタイムリー二塁打を放つと、1点を返された直後の6回には中村が5号ソロを叩き込み、突き放した。投げては、先発のアゴくらが移籍後初先発で7回を5安打9三振で1失点の好投を見せ、初勝利。守護神・大塚も2安打を浴びて粘られたものの、何とか無失点で切り抜け、今季初セーブをマークした。