球界トピックス

4月7日


横浜:横浜0勝1敗
D  000002303  8
YB 000000000  0
勝:バンチ1勝0敗
負:ゲーリー川村0勝1敗
本:ゴメス1、ディンゴ1
 中日、猛爆20安打! バンチ、ノーヒットノーラン!
巨人の左腕3枚に完全に沈黙した中日打線だったが、その鬱憤を晴らすかの様に猛打が爆発。5回まで7安打を放ちながら、横浜先発・ゲーリー川村ののらりくらりとした投球にゼロ行進を続ける不吉な展開が続いたものの、6回、先頭のゴメスが7試合目にしてチーム初アーチとなる一発を叩き込み、待望の1点を先制! 更に、この後、中村がしぶとくショートの頭を越えるタイムリーで1点を追加。続く7回には、ディンゴが来日初ホーマーとなる3ランを放って、試合を決定付けると、9回には5安打を集中してダメ押しの3点を追加。投げては、先発・バンチが序盤こそ制球が定まらず苦しんだものの、この荒れ球が幸いして、強力マシンガン打線から一向に快音が聞かれない儘、終盤へ突入。中盤からスライダーが見事に決まり出し、尻上がりの投球を見せるバンチは最後の打者・鈴木なおのりをこの日、最速の148kmで三振に打ち取り、史上68人目(79度目)のノーヒット・ノーランを達成。外国人ではスタルヒン,バッキー,ブロスに続いて4人目の快挙となった。打っては先発全員毎回の20安打,投げてはノーヒットノーランと言う快勝を収めた中日は連敗を3でストップさせた。

広島:広島1勝0敗
T  000000200  2
C  000200001× 3
勝:佐々岡2勝0敗 負:星野伸0勝1敗
 

 野村、サヨナラ打! 佐々岡、完投で2勝目!
佐々岡,星野伸の開幕投手同士の投げ合いとなったこの試合。0−0で迎えた4回、求道者・前田が先制タイムリー二塁打を放つと、キュラソ星人の犠牲フライで2点目を追加。一方、阪神は7回、満塁のチャンスを掴むと矢野の犠牲フライ,代打・トラさんのタイムリーで試合を振り出しに戻した。土壇場9回裏、無死満塁のピンチから二死までこぎつけた星野伸だったが、野村に一、二塁間を破るサヨナラヒットを浴びて、ついに力尽きた。佐々岡は完投で2勝目

大阪ドーム:近鉄0勝1敗
M  120022021 10
Bu 003600000  9
勝:ウォーレン1勝0敗 負:廣田0勝1敗
本:ローズ2、川口1、初芝1
 ロッテ、6点差跳ね返し、今季初勝利!
いきなり3点のビハインドとなった近鉄だったが、3回、ローズの2試合連続の2号3ランで追い付くと、4回には大村のタイムリークラークが登録抹消となった事で一軍に上がったエイバッドのタイムリーの後、川口の1号3ランが飛び出して、ジョニー黒木をKO。粘るロッテは、5,6回と2点ずつ返すと、8回に初芝の1号2ランでついに同点。9回には、またも初芝が勝ち越しタイムリー三塁打を放ち、ロッテはようやく今季初勝利を果たした。

西武ドーム:西武1勝0敗
BW 020000000  2
L  10002003×  6
勝:霊感投手・松坂1勝0敗 負:牧野0勝1敗
本:藤井2、フェルナンデス1
 フェルナンデス、逆転2ラン! 松坂、完投で初勝利! 
オリックスはルーキー・山口が初先発となったが、立ち上がりから制球が悪く、フェルナンデスの犠牲フライで1点を先制されると、藤井の通算250号アーチ,塩崎のタイムリーで逆転して貰った後も、毎回の様に走者を背負い4回途中でKO。西武は5回、フェルナンデスの来日初アーチで逆転すると、8回にも集中打で3点を追加。先発の霊感投手・松坂は立ち上がりは悪かったが、5回以降無安打と立ち直り、完投で今季初勝利をマークした。

北九州:ダイエー1勝0敗
F  001000000  1
H  03220000×  7
勝:ラジオ1勝0敗 負:新谷0勝1敗
本:小久保6、J.マッケンジー1、吉永1
 小久保、4戦連発! ラジオ、初登板完投勝利!
ダイエーが、この日も、得意の一発攻勢で主導権を握った。2回、主砲・小久保がレフトスタンドへ4試合連続となる6号先制アーチをかけると、柴原のタイムリーで2点を追加。1点を返された直後の3回裏にはJ.マッケンジーが1号2ラン、続く4回には吉永が1号2ランを叩き込み、7点目。投げては、初登板となった新助っ人・ラジオが内野ゴロの山を築く小気味いい投球で、7安打1失点で完投勝利を果たした。 


 ササキ様、メジャー初セーブ!
この日のレッドソックス戦で、5−2と3点リードで迎えた9回表、4番手として今季2度目のマウンドに上がったササキ様は、先頭のバリテックをフォークで空振り三振にとると、続く代打のハッテバーグをストレートで空振り三振。最後の打者・オファーマンも外角に落とすフォークで見逃し三球三振に打ち取る三者三振の快投でメジャー初セーブをマークした。