球界トピックス

4月2日
選抜高校野球:福島商1−3国学院栃木 智弁和歌山1−0柳川 東海大相模9−3作新学院 明徳義塾5−12鳥羽


東京ドーム:巨人1勝2敗
C  010000020  3
G  30030001×  7
勝:桑田1勝0敗
負:偽チャーリー・シーン0勝1敗
本:求道者・前田2、江藤1、緒方2、斉藤宜1
 江藤、古巣・広島から待望の移籍第1号! 巨人、辛くも今季初勝利!
選手にいらぬプレッシャーをかけるだけで、何のメリットもないと言うのに、20勝10敗などと出来もしない開幕ダッシュの具体的目標を今年も懲りずに茂雄が掲げてしまったにも拘わらず、川相幽閉による半ば当然の開幕連敗スタートで早くも目標達成に赤信号が灯っている巨人だが、茂雄はようやくケガ人のニックンを外したものの代わりに起用したのは、名手・川相ではなく、2試合連続ラストバッターとなっている不吉な男・ソーサ元木。しかも、あれだけ2番に置く事に固執していた清水をいとも簡単に7番へ下げ、ソーサ元木を2番に置くと言う川相へのあてつけ以外の何物でもない嫌がらせを敢行! 連敗の上、茂雄の嫌がらせと言う悪夢の状況ながら、逆境に燃える先発・桑田は広島打線を初回、3人でピシャリ。その裏、虎視眈々とニックンの座を狙うソーサ元木がヒットで出ると、江藤が歩いて、一死一、二塁。ここで破戒僧・清原が(結果ではなく体調が)復活した途端に4番に入れかねない事を恐れている今夜の松井さんは、そうはさせじとライト前へ2試合連続の先制タイムリー! 更に、ここまでノーヒットと不振のマッスル千代の富士も今季初安打となる2点タイムリーを放ち、広島先発の偽チャーリー・シーンは早くもKO。しかし、2回表、3点を貰った事により逆境心が消え失せてしまった桑田に対して、広島はすかさず求道者・前田がライトスタンドへ2号ソロ! その裏、前田の一発で再び逆境心を取り戻した先頭の桑田が三遊間を破るヒットで出たものの、茂雄はただ打たせるだけと言う完全無策の野放し野球を展開。案の定、仁志が見逃しの三振に倒れると、続くソーサ元木もセカンドへのゴロと言う最悪の展開。しかし、完全にゲッツーと思われたが、キムタクからの送球を何とショートの東出が落球し、オールセーフ。二死後、松井さんが歩かされて、満塁と言うチャンスを貰ったものの、不振を脱し切れていないマッスル千代の富士は空振り三振に倒れ、三者残塁。続く3回には、一死から清水が死球で出たものの、茂雄は相変わらず、ただ打たせるだけの完全無策の野放し野球を炸裂させ、チュウはあっさりゲッツーに倒れる最悪の展開。あまりの拙攻ぶりに重苦しいムードが漂う巨人だったが、4回、一死一、二塁の場面で川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに江藤がレフトスタンドへ待望の移籍1号3ラン! しかし、川相不在ならつけいる隙は幾らでもあるとばかりに毎回の様にランナーを出して食らいつく広島は、8回、この日、3三振の緒方がレフトスタンド上段へ2号3ランを叩き込み、桑田をKO! その裏、代打・斉藤宜は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにプロ入り初アーチを放ち、貴重な追加点。9回からマウンドに上がった槙原だったが、8回に名手・川相が代打で出たにも拘わらず、相変わらずの嫌がらせ政策で守備につかせずにベンチへ下げられてしまった事により、この試合、もう2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況に悲観し、先頭のボールにいきなり二塁打を浴びるピンチを迎えたものの、辛うじて凌ぎきり、巨人は今季初白星を飾った。しかし、ニックンは外さざるをえないが、川相は使いたくなかった茂雄が、ダメ元で使ったソーサ元木が「たまたま」1本ヒットを打ってしまった事をこれ幸いと、今後ますます川相幽閉策を冴え渡らせる可能性は高く、依然として、巨人の4年連続V逸には赤信号が灯っている状態だ。 

ナゴヤドーム:中日2勝1敗
S  100000000  1
D  04001000×  5
勝:山本昌1勝0敗 負:ハッカミー0勝1敗
本:佐藤1 
 山本昌、7回8三振1失点の好投!
佐藤の一発で先制された中日は、2回、一死二、三塁とチャンスを作ると、中村が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち逆転に成功。更に、関川,福留のタイムリーが飛び出して4点を奪い、試合を決定づけた。先発の山本昌はスクリューボールが冴え渡り、7回を5安打8三振で1点に抑える好投。8回からは、鈴木平−正津−前田と今季初登板の中継ぎ陣がそれぞれパーフェクト投球を展開し、ヤクルトの反撃を断ち切った。

横浜:横浜3勝0敗
T  000020000  2
YB 42002200× 10
勝:ハマのチンピラ1勝0敗 負:ハンセル0勝1敗
本:ローズ2,3
 カツノリ起用も裏目! 阪神早くも単独最下位!
開幕2連敗の責任を押しつけたのか、単に息子を出したい為の陰謀か、ノムさんは矢野をベンチに下げ、カツノリをスタメン起用。しかし、こんな事でマシンガン打線の勢いを止められる筈もなく、ローズに2試合連続の一発を浴びるなど、オープン戦好調だった先発・ハンセルも2回までに6失点とメッタ打ち。広末涼子の同級生・藤川も2回を4失点と打ち込まれ、阪神は屈辱の開幕3連敗で早くも単独最下位に躍り出た!

西武吹き抜けドーム:西武1勝1敗
F  030300100  7
L  200000100  3
勝:伊集院光の弟子・金村1勝0敗 負:谷中0勝1敗
本:片岡1
 フェルナンデス、連日のタイムリーエラー!
2点のビハインドで迎えた2回裏、日本ハムは野口のタイムリーで同点とすると、前日に続いて、またもフェルナンデスがヘッポコタイムリーエラーをかまして逆転に成功。4回には、ナベQに3連敗した不吉な経歴を持つミャオから、野口のタイムリー二塁打,ガッツのタイムリーで3点を追加し、試合を決定づけた。7回には片岡が通算100号アーチ。伊集院光の弟子・金村は2回以降は無難な投球で5安打3失点で完投勝利をマークした。

GS神戸:オリックス2勝0敗
Bu 200000000  2
BW 40012020×  9
勝:金田1勝0敗 負:エルビラ0勝1敗
本:中村1、下痢ニール1,2谷2
 下痢ニール、2打席連発で開幕連勝!
開幕から2試合続けて新助っ人投手が先発と言うショボい展開の近鉄は、初回、中村の一発で2点を先制しながら、その裏、あっさり同点に追い付かれると、前日、代打を出されて激怒中の下痢ニールの2ランで逆転を許し、エルビラは1回もたずにKO。その後も、下痢ニールの2打席連続アーチ,谷の2試合連続アーチ等で、攻め立てたオリックスが連勝。先発・金田は8回途中まで5安打2失点の好投で今季初登板を白星で飾った。

福岡ドーム:ダイエー2勝0敗
M  202000020  6
H  02020032×  9
勝:若田部1勝0敗 負:小林雅0勝1敗 S:ペドラザ1S
 
 代打・大道、決勝2点タイムリー!
序盤は点の取り合いとなったこの試合。中盤は落ち着いて4−4で迎えた7回裏、一死満塁のチャンスを掴んだダイエーは、代打・大道が右中間フェンス直撃の2点タイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。8回途中から、前日に続いての篠原−ペドラザの必勝リレーを展開。前日は乱調だったペドラザも、この日は安定した内容で無難に締め括り、尻上がりに調子を取り戻した先発・若田部に白星がついた。主砲・小久保も3安打2打点と爆発。