球界トピックス

4月1日
選抜高校野球:佐賀商1−8作新学院 四日市工7−8明徳義塾 鳥羽8−6長野商


東京ドーム:巨人0勝2敗
C  000101001  3
G  100000000  1
勝:紀藤1勝0敗
負:ドミンゴ0勝1敗
S:小山田2S
本:緒方1西山1、今夜の松井さん1
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 4年連続V逸へまっしぐら!
選手にいらぬプレッシャーをかけるだけで、何のメリットもないと言うのに、20勝10敗などと出来もしない開幕ダッシュの具体的目標を今年も懲りずに茂雄が掲げてしまったにも拘わらず、川相幽閉による半ば当然の開幕黒星スタートで早くも目標達成に黄信号が灯っている巨人だが、茂雄はまたもケガ人のニックンを強行出場させる暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に辟易しながらも、破戒僧・清原が(結果ではなく体調が)復活した途端に4番に入れかねない事を恐れている今夜の松井さんは、初回、いきなりレフト前へ先制タイムリー! 2回には先頭のマルちゃんが歩いて、ケガ人の上、絶不調のニックンを打席に迎えたが、茂雄はただ打たせる完全無策野球を炸裂させて、ニックンはあっさり三振。4回にも、一死からマルちゃんがヒットで出たものの、ケガ人の上、絶不調のニックンに対して、またもや茂雄はただ打たせる完全無策野球を炸裂させて、ニックンはあっさり凡退。送っていれば、続くチュウがヒットを放っただけに追加点が入っていた所だ。投げては、巨人先発・ドミンゴは昨年27試合の先発で、川相を幽閉される事、実に21度。その21試合で僅かに6勝しか出来なかった苦い過去を持っており、開幕早々の茂雄の嫌がらせに立ち上がりからイライラした様子。しかも、川相不在の影響による拙攻の連続とあって、ぶち切れ寸前ながら、M.C.チョンの存在により簡単にぶち切れては二軍落ちもありうるとあって、何とか気持ちを抑えながら、持ちうる全ての精神力を投入し、踏ん張っていたが、4回、キュラソ星人のタイムリー二塁打で追い付かれると、6回には、不振の緒方にレフトスタンドへ叩き込まれ、ついに1点のビハインド! 川相不在で繋がりに欠ける打線は広島先発・紀藤の前に2回以降、ゼロ行進を続けていたが、この回から代わった2番手・ウルソーから松井さんが右中間を鋭い打球で抜き、二塁へ執念のヘッドスライディングを見せてチャンスメイク。この後、一死一、二塁と言う場面で、ケガ人の上、絶不調のニックンを打席に迎えたが、この期に及んでも茂雄は川相を幽閉。ニックンは、あっさり三振に倒れる最悪の結果となり、続く代打も川相ではなく斉藤宜。この斉藤宜もあっさり凡退し、結局、この回も無得点。9回には、河本組長が川相不在の不安感から西山に痛恨の一発を浴びて、絶望的な3点目! 最終回の代打攻勢でも出てきたのは、高野,ソーサ元木で、これがまたことごとくあっさり凡退。結局、名手・川相はフル欠場で敗れるべくして敗れた巨人は悪夢の開幕2連敗。開幕20勝10敗スタートどころか、10勝20敗の可能性も大いに出てきた。森祗晶氏は「チャンスの場面で満足な打撃も出来ないニックンにただ打たせるなど、この試合をどう取ろうとしているのか、チームとしての意思が感じられない。打撃好調の名手・川相がいるのに、ニックンを無理して起用する必要などない!」と、名手・川相の起用を強く訴えた。また、昨年から続く先発登板時の川相幽閉の嫌がらせを受けたドミンゴは「こんな(カワイを幽閉されて拙攻続きの)試合ばかり。トンネルが長すぎる。どうしたらいいのか分からない。もうドミニカへ帰りたいよ」と爆弾発言をかました。広島の開幕2連勝は、実に7年ぶり。

ナゴヤドーム:中日1勝1敗
S  000000000  0
D  00000020×  2
勝:バンチ1勝0敗 負:伊藤智0勝1敗 S:岩瀬1S
 
 バンチ−岩瀬で完封リレー!
前日に続いて、投手戦となったこの試合。0−0で迎えた7回、中日はゴメスの犠牲フライ、山崎のタイムリーで2点を先制し、伊藤智をKO。投げては、新助っ人・バンチが低めに球を集める丁寧な投球で8回途中まで5安打無失点の好投。後を継いだ岩瀬も打者4人をパーフェクトに抑える力投で完封リレーを達成した。

横浜:横浜2勝0敗
T  000100000  1
YB 00000140×  5
勝:斎藤タカシ1勝0敗 負:湯舟0勝1敗
本:タラスコ1、ローズ1中根1
 代打・中根、決勝3ラン!
阪神は今年も一発病が冴え渡る斎藤タカシからタラスコの一発で先制。先発・湯舟は5回まで無失点の好投だったが、6回、ローズに同点アーチを浴びると、続く7回には代打・中根に痛恨の3ランを浴びて、轟沈。斎藤タカシはタラスコの一発以降は、無難な投球で完投で今季初勝利を飾った。

西武吹き抜けドーム:西武1勝0敗
F  0001011101  5
L  0000003012× 6
勝:森1勝0敗 負:ミラバル0勝1敗
本:高木大1、トム1
 ガンちゃん、3年連続開幕完封ならず!
球団初の10代開幕投手となった霊感投手・松坂はフェルナンデスのヘッポコエラー等で、7回を3失点とイマイチの出来。一方、3年連続開幕戦完封を目指すガンちゃんは6回まで2安打無失点と記録達成を予感させる好投。しかし、7回、色気を出した途端に高木大に3ランを浴びて轟沈松坂に黒星をつけるとまた堤オーナーがうるさいと、必死の粘りを見せる西武は延長に持ち込むと、金村弟のタイムリーでサヨナラ勝ちを収めた。

GS神戸:オリックス1勝0敗
Bu 000000000  0
BW 01100002×  4
勝:小林1勝0敗 負:ウォルコット0勝1敗
本:谷1
 小林、復活の快投! 569日ぶり完封!
球団初の外国人開幕投手となったウォルコットに対して、オリックスは日高のタイムリー、谷の一発等で主導権を握った。投げては、右肘手術からの復活を賭ける小林は近鉄強力打線を翻弄。全くつけいる隙を与えず、1998年9月10日以来569日ぶりの完封勝利! また、ついに開幕4番を打たされてしまった鈴木は、それに反攻するかの様に3打数ノーヒットに終わった。

福岡ドーム:ダイエー1勝0敗
M  020200003  7
H  60002000×  8
勝:吉田1勝0敗 負:ジョニー黒木0勝1敗
本:秋山1、松中1、堀1、小久保1 
 ジョニー黒木、まさかの8失点KO!
秋山が開幕戦では史上8人目の先頭打者アーチで、ジョニー黒木の出鼻をくじくと、打者10人の猛攻で6点。先発・西村は4回4失点と不調だったが、とりあえず、「開幕戦に投げればリーグ優勝」のジンクスの布石を打つ仕事は果たしたので、早々降板。5回からは、吉田−篠原−ペドラザと繋ぐ必勝リレーを展開するも、守護神・ペドラザがまさかの大乱調。5安打3失点で、あわや逆転のピンチ迎えたが、辛うじて逃げ切った。敗れたロッテだが、巨人から移籍のハタハタ石井は開幕4番で2安打2打点と存在感をアピールした。