球界トピックス

3月19日
オープン戦(サントリーカップ)結果:G0−5BW T1−3M C12−0F D5−5L S9−8Bu YB3−5H


GS神戸:オリックス1勝0敗
G  00000      0
BW 3002×      5  5回降雨コールド
勝:金田2勝0敗
負:M.C.チョン0勝1敗
本:下痢ニール2
 川相不在で屈辱のノーヒットノーラン!
西本幸雄氏,谷沢健一氏の提言に聞く耳を持たず、茂雄は、相も変わらず、川相を幽閉し続けるヘッポコ采配を展開。川相不在の影響で、全く粘りに欠ける巨人打線は、簡単に早打ちしてしまう淡泊な攻撃を繰り返し、オリックス先発・金田の前に、5回を無安打に抑えられる始末。降雨により、5回コールドとなった為に、参考記録ながらも、ノーヒットノーランの屈辱を浴びる事となった。投げては、韓国のエースにも拘わらず飼い殺し濃厚のM.C.チョンが先発登板したものの、川相不在による不安感から、初回、いきなり連打でピンチを迎えると、下痢ニールに3ランを浴び、3回を5安打3失点と苦しい内容。川相不在の影響であると言う事実を隠蔽したい茂雄は、M.C.チョンの不調を雨の影響にする事で評価を先送りにし、再び、登板の機会を与える事を決めた模様。しかし、M.C.チョンは(和製オジーと言われる程の堅実な守備を誇る川相さんを起用しない事が理不尽でたまらず、まともな精神状態で投げられなかっただけで)雨でコンディションが悪いなんて事は関係ない」とコメントを残している。

 小野、13回で自責点0! 開幕ローテ入り当確!
ロッテは開幕ローテ入りを目指す小野が4回を3安打無失点の好投。これでオープン戦13回を自責点0と結果を残しており、開幕ローテ入りはほぼ当確となった。また、ルーキーの高橋,初登板となった謎のテスト生助っ人・ロバーツも1回を無安打無失点と好投し、開幕一軍をアピール。打っては、主砲のハタハタ石井が2安打と上昇の気配を見せてきている。一方、阪神は先発の新助っ人・ハンセルが5回を4安打1失点とまずまずの内容を見せたが、日本ハムから移籍の与田は1回を2安打1四球で2失点と奮わず、開幕一軍は苦しくなってきた。打線の方も4安打と沈黙し、9回に新庄の一発による1点のみとお寒い状態だった。

 オツ、5回1失点の好投! 開幕投手へ猛アピール!
西武は、霊感投手・松坂に対抗して、開幕投手を狙うオツが先発登板。5回を投げて4安打1失点の好投を見せてアピールすると、雀士東尾も「オツは問題ない。(開幕投手を決めるのに)大輔の投球内容はもう関係ない。事前に発表しないかもしれない」と語り、オツの開幕投手の可能性を示唆。打っては、雀士東尾曰く「万馬券ルーキー」貝塚が8回、一死一、二塁のチャンスに代打で登場すると、センター前にタイムリーを放ち、開幕一軍へ強烈アピール。一方、中日は先発・バンチが球は走っていたものの、制球に苦しみ、失点に絡む2暴投を犯すなど、6回を6安打3失点とイマイチの出来。また、打の方の新助っ人・ディンゴはタイムリー2本を放つと、ゴメスも負けじと2安打2打点をマークするなど、クリーンアップが好調な打撃を見せた。

 ドラ1ルーキー・河内、上々の実戦デビュー!
広島のドラ1ルーキー・河内が先発として、オープン戦初登板。左足首の捻挫の影響で調整が遅れていた河内だったが、最速144kmの速球を駆使して、2回を4安打されながらも無失点。これには達川監督も「今後は実戦で鍛えていきたい。5月辺りにローテに入ってくれればいいが、ウチは投手が少ないから(もう少し早まる可能性もある)…」と満足気。また、同じくルーキーの苫米地も河内に負けじと1回無安打2三振で斬ってとる好投を展開。抑えのエース・小林幹も2回を1安打5三振の力投を見せるなど、登板した6投手がそれぞれ結果を残して完封リレーを達成。打っては、新井が2本のアーチを含む3安打6打点と爆発。求道者・前田も猛打賞の活躍を見せるなど、15安打で12点の猛爆ぶり。一方、日本ハム先発・伊集院光の弟子・金村は、球のキレが悪く、3回を8安打7失点の大乱調でKO。打っても、僅か5安打と沈黙した。

 アゴくら、パでは致命的なデーゲーム恐怖症露呈!
近鉄先発は、ここまで順調な仕上がりぶりで開幕投手候補と目されていたアゴくらだったが、この日は立ち上がりから制球が定まらず、5回を投げて8安打7失点の大乱調。中日時代からデーゲームに弱く(7試合で0勝3敗)「朝に弱いから、デーゲームも弱いんだ。体調不良、体調不良…」とぼやいていたアゴくらだったが、これに対して、梨田監督は「朝が弱いなんて許せん事だよ」と激昂。パ・リーグでは週末はデーゲームが多い為、シャレにならないのは確かだろう。打っては、ローズ,クラークの両助っ人が2安打と好調で、開幕スタメンを狙う川口も3号2ランを含む猛打賞と爆発。一方、ヤクルトは先発・川崎が相変わらずの乱調で、この日も5回を10安打5失点と打ち込まれる有様。しかし、打線の方は好調で真中が2安打を放つと、絶好調の稲葉も一発を含む2安打3打点、佐藤も4安打を放つ爆発ぶりで、熾烈な外野のレギュラー枠を争う3人がそれぞれ結果を残した。
 ダイエー、連敗脱出! 投打が噛み合い、王さんも久々の笑顔!
ダイエー先発・永井は6回を投げて8安打されながらも3点に抑える粘りの投球を見せると、松,渡辺秀、そして(いつの間にか、またセットアッパー候補と化している)篠原がそれぞれ1回を無失点の好投。打っては、インケツ続きの主砲・小久保がそれ以上にインケツ続きのニエベスに4番の座を譲り5番降格となった屈辱に奮起。ようやくオープン戦初アーチを放つなど、3安打3打点と当たりを取り戻した。投打が噛み合っての勝利に王さんは「14試合やって、初めてウチらしい試合だった」と久々の笑顔を見せた。一方、横浜は開幕投手候補の先発・川村が5回を5安打4失点と乱調で不安を残す内容。打っては、200安打を目指すとほざいている鈴木なおのりが4打数4安打の固め打ち。第4打席では花形満直伝のノックアウト打法で松の右脇腹を直撃し、退場させる非情な打撃を展開した。