球界トピックス

3月9日
オープン戦結果:G1−14D YB7−2T F5−2Bu


ナゴヤドーム:中日1勝0敗
G  100000000  1
D  20920010× 14
勝:曹1勝0敗
負:ヒゲ入来0勝1敗
本:福留2
 破戒僧・清原、開幕絶望!? 川相幽閉で悪夢の大惨敗!
インケツ続きの破戒僧・清原が左太腿裏の肉離れでリタイア。開幕までの復帰が微妙となった事で、いよいよ待望の開幕4番が現実的なものとなってきた今夜の松井さんは、初回、二死二塁のチャンスで打席に入ると、茂雄にイチャモンをつけられた新打法で3試合連続の先制タイムリー二塁打! しかし、相変わらずの川相幽閉策により不安感一杯の先発・ヒゲ入来はその裏、簡単に逆転を許すと、3回にも大量9点を失い、あっと言う間にKO。2番手・小野,3番手・谷も同様の不安感からそれぞれ2失点と不安定な内容。打っても、川相なしでは繋がりにも粘りにも欠ける打線は拙攻で2回以降ゼロ行進を続けるばかり。ようやく途中から守備に入った川相の登場により、ノリダー柏田,ヒゲなし入来,高橋尚は無難な投球を展開。川相自身も2度の打席で1安打1四球と全て出塁するなど、流石の働きを見せたが、あまりにも遅過ぎた投入が響き、結局、1−14の惨敗に終わった。尚、試合前、昨年限りで引退したぷよぷよSUNUの引退セレモニーとして、本人の希望により松井さんとのガチンコ勝負が行われ、2球目をファーストゴロに打ち取ったものの、よりにもよってこれを山崎が後逸すると言うショボい結末に終わった。

 
田中一、思い出の甲子園で獅子奮迅の活躍!
ロッテから移籍したゴーグルが先発としてオープン戦初登板マライア・キャリーのコンサートに行って以来、好調を持続するタラスコに先制タイムリーを浴びたものの、2回以降は無安打で3回を2安打1失点と、まずますの内容。インチキ二段モーションへのクレームを今年もかいくぐったハマのチンピラ・三浦も、やや制球が定まらず2回を3四球ながらも、無失点で切り抜けた。また、PL学園の卒業式に出席後、その足で甲子園入りしたルーキー・田中一は、昨夏まで活躍していた甲子園でのプレーに意気に感じたか2安打2盗塁に加えて、好守備を見せるなど、獅子奮迅の働きを見せた。一方、阪神先発は、昨年ぶっちぎりの逆ハーラーダービートップの織田裕二。3回まで無失点ながら、4回、二死から4連打を浴びて5失点と轟沈し、今年も逆ハーラーダービー本命へ名乗りを上げた。ノムさんは「収穫があまりない。(ルーキーの上坂,松田が共にノーヒットで)若い子にチャンスをやっても、こっちの気持ちを動かされる事はなくて寂しい」と渋い表情。

 金子、貴重な一発の無駄使いを不安視!
日本ハムが7安打で5点を奪う効率的な攻めで快勝。初回、オバンドー,偽ソーサの連続タイムリーで先制すると、4回には金子が「年間打てる本数が決まっているのに、貴重なホームランがオープン戦で飛び出して大変な事になりそう」と不安がる一発。8回にも足を絡めてチャンスを作ると、またも金子がタイムリー。投げては、先発ローテ入りが期待される生駒だったが、3点貰ったその裏に、いきなりローズに一発を浴びるなど、課題を残す投球。2番手の清水も2回を無失点ながら、2安打2四球と不安の残る内容となった。ローズの2ランのみと沈黙した近鉄打線だったが、気を吐いたのは川口で、この日も3安打と開幕レギュラー入りへ強烈アピールした。