球界トピックス

3月8日
オープン戦結果:T0−2G F4−3S M3−4Bu L5−5H


長良川:巨人1勝0敗
T  00000      0
G  2000×      2  5回降雪コールド
勝:西山1勝0敗
負:湯舟0勝1敗
 破戒僧・清原、またもチャンスブレイカーぶりを発揮!
前日、攻守に渡って大活躍を見せた名手・川相に、これ以上目立たれては開幕スタメンを余儀なくされると危機感を覚えた茂雄は、すかさず川相をベンチへ幽閉。これに憤慨した巨人ナインは、初回から、ガッツな貴公子・仁志,ニックンの連打でチャンスメイク。ここで、相変わらず、懲りずに破戒僧・清原を4番に置く茂雄に怒り爆発の今夜の松井さんが、茂雄にイチャモンをつけられた新打法でレフト線へ先制のタイムリー二塁打。続く清原は中途半端なスイングで三振と言う大不振の昨年を思わせる内容で倒れたものの、マッスル千代の富士の内野ゴロの間に2点目をゲット。松井さんは第2打席でも痛烈なライト前ヒットを放ち、出塁したが、続く清原はミスターゲッツーの十八番であるサードゴロに倒れ、またもチャンスを潰す有様。先発・西山は、川相不在による不安感から制球が定まらず、毎回ランナーを出す苦しい投球となったが、阪神の拙攻に助けられて5回を無失点。いつまで経っても川相をベンチから解放しようとしない茂雄に天も嘆いたが、大量の雪が降り注ぎ、5回表が終わった所でコールドゲームとなった。尚、入団発表記者会見をタラスコに荒らされた事で怒り爆発のバトルが、この日こそ二塁打を放ったものの、紅白戦,オープン戦とイマイチで、走塁面,守備面でも動きに精彩を欠く為、ノムさん&伊原ヘッドがもう見切りをつけたのか、9日にも、三宅編成部渉外担当課長らが、調査の為に渡米する事が決定するなど、6人目の助っ人獲得へ動き出した事が明らかになった。助っ人選手4年連続途中帰国の怪記録を更新中の阪神だが、5年連続へ早くもリーチがかかったか!? 

 
石井一、2回無失点の好投も開幕投手に色気なし!
西武から移籍した新谷が2番手として登板し、2回を無安打に抑える好投を見せると、先発の建山も、絶好調の稲葉に2ランこそ浴びたものの、4回を3安打2失点とますまずの内容で先発ローテ入りをアピール。一方、ヤクルトの開幕投手候補・石井一も先発でオープン戦初登板。2回を1安打無失点と順調な仕上がりぶりを見せたものの「ここ2年開幕投手を務めたんで、今年は他の人に任せます。開幕投手で15勝させて貰えるならやりますが…」と開幕投手については色気がない事を主張。また、志願して登板した守護神・高津だったが、こちらは1回を2安打2失点と不満の残る内容となった。

 ハタハタ石井、古巣・近鉄から豪快アーチ!
モバイル3兄弟の長男・武藤が2安打、三男・大村が3安打と、右肘痛でリハビリ中の次男・高須の穴を埋める活躍。昨年の本塁打王・ローズが一発を放って貫録を見せると、今季は捕手に専念する予定の礒部が代打本塁打を放ち、正捕手の座をアピール。投げては、新助っ人・エルビラが5回を4安打2失点、ツイドリーが1回を2安打無失点と言うパッとしない内容となった。一方、ロッテは、新4番・ハタハタ石井が、古巣・近鉄からオープン戦初アーチをバックスクリーンに叩き込む豪快な打撃を披露。開幕ローテ入りを目指して先発した弊社期待の礒は、毎回走者を背負い、5回を6安打2失点と、やや課題を伸す内容となった。

 小椋、またもメッタ打ち! 開幕一軍へ赤信号!
ポストカリメロとして期待されながら、前回登板の巨人戦で11失点KOと散々な内容だった小椋が2度目の先発となったが、この日も、4回を8安打5失点とメッタ打ちを食らう惨憺たる結果となった。これに対して王さんは「この前よりは良かったが、ストライクとボールがはっきりし過ぎ。3度目の正直だな」と、もう一度チャンスを与える模様。また、2番手の斉藤和が3回を3安打無失点、3番手のラジオが2回で5安打されながらも無失点と結果を残すと、ここまで不振続きだった主砲・小久保も3安打を放ち、復調しつつある様子。一方、西武は、掘り出し物と評価が急上昇中のドラフト5位ルーキー・貝塚が3安打と活躍し、開幕一軍へ強烈アピールを見せた。