球界トピックス
3月7日
オープン戦結果:G2−1C YB4−5H M2−4D L2−5Bu
倉敷MS:広島0勝1敗
G 001000100 2
C 000001000 1
勝:平松1勝0敗
負:高橋1勝1敗
S:木村1S
名手・川相、怒りのチャンスメイク!
茂雄は、ニックンを1番ショートで起用しながら、何と名手・川相を2番セカンドで起用。しかし、この起用には、とんでもない裏が隠されていた。ニックンが3たび出塁しながら、一度として犠打をさせず「今年も巨人は完全無策の野放し野球だ。たとえ2番に座らせようとも犠打などさせん!」と言う意思表示をする事で、犠打世界記録への望みを断ってモチペーションを下げようと言う陰謀策だったのだ! しかし、これを察知した川相は3回、広島先発の偽チャーリー・シーンから、ライト前にしぶとく弾き返すヒットを放って、怒りのチャンスメイク。これに意気に感じた今夜の松井さんは、茂雄にイチャモンをつけられたばかりの新打法で、すかさずセンターへ先制の犠牲フライを打ち上げた。投げては、超美技を2度見せるなど華麗な守備を披露する名手・川相をバックに絶大な安心感を抱いたか、三沢,平松,谷がそれぞれ好投を見せつけ、川相がV奪回への最大のキーマンである事を立証。尚、相変わらず、茂雄だけが絶大な信頼感を持っており、チームに合流して即4番に座った破戒僧・清原は、3タコと結果を残せなかった。
ダイエー、早くも2度目のサヨナラ勝ち!
ここ4試合で34失点と暗雲漂うダイエー投手陣だが、この日も、先発の星野が4回4安打3失点、2番手・篠原が1回3安打1失点と、昨年、2桁勝利をマークした期待の3年目コンビがいずれも打ち込まれた。しかし、3番手で登板したルーキー・広田,4番手の5年目・松本が、それぞれ2回を無失点の好投を展開。打っては、土壇場9回に出口が同点タイムリーを放つと、浜名がレフトへ犠牲フライを打ち上げて、早くもオープン戦2度目の逆転サヨナラ勝ちを決め、昨年同様の粘り強さを見せた。一方、横浜は、ササキ様のメジャー行きにより、常にパシり使われると言う緊張感がなくなった斎藤タカシが3回を4安打2失点とイマイチの内容で、権藤さんにも「振れてないダイエー打線に打たれる様では…」と嫌味をかまされる始末。逆に、2番手で登板した福盛は2回をパーフェクトに抑える好投で先発ローテ入りをアピール。打っては、ルーキー・田中一が4タコと苦しんでいるのを後目に、メカゴジラが3安打2打点と気を吐き、外野のレギュラー枠を死守する活躍を見せた。