球界トピックス

3月4日
オープン戦結果:BW7−2T Bu5−6H M8−7F S−G,C−YB,D−L:雨天中止


 タラスコ、コンサート鑑賞の為、試合早退!
オリックス・ドラ1ルーキー・山口が先発登板。3回1/3を4安打4四球と苦しみながら、1失点に食い止める粘りの投球を展開。この山口からバトンを受け継いだ同じくルーキーの岩下は、一死一、二塁と言うピンチを得意のシンカーを駆使して切り抜けるなど、1回1/3を無失点の好投。一方、阪神のルーキー・窪田も負けじと1回を無失点と好投。しかし、新助っ人・ラミレズは3回を5安打4四球4失点と乱調で、ノムさんも「(開幕一軍は)難しいね」と顔を曇らせた。尚、この日、新助っ人・タラスコは試合を早退して大阪ドームへ移動。大阪ドームと言っても、野球とは全く関係がなく、(バトルの入団記者会見中に突然乱入して、タラスコが日本での芸能活動のPRをかました)婚約者が、かつてバックダンサーを務めていたと言うマライア・キャリーのコンサートを鑑賞しに行ったのだ。しかも、この行動は事前にノムさんに直訴して許可を得たとの事。以前のノムさんなら、到底考えられない処置だが、メイを筆頭に、助っ人とのコミュニケートに失敗した昨年を反省し、寛容になったのか!?

 ラジオ、3回無失点の好投!
ペドラザが一軍確定的となっている為、残る1つの枠を争うダイエーの助っ人投手コンビが、それぞれ結果を残した。2番手としてマウンドに上がったラジオは、低めに集める丁寧な投球で3回を2安打3三振の無失点を見せると、3番手のランデルも制球に苦しみながらも1回を無失点。また、ドラフト2位ルーキーの広田も、1回を1安打無失点の投球を見せて、決勝タイムリーの井口と共にお立ち台へ登り「(お立ち台は)照れくさかった。とにかく開き直って投げられた。次のチャンスもモノにしたい」と抱負を語った。

 ハタハタ石井、オープン戦初安打!
ロッテの新4番・ハタハタ石井が、オープン戦初ヒットを放った。石井は「結果じゃなく、ガンちゃんや、伊集院光の弟子・金村と言ったパのいい投手を見る事が出来たのが収穫」と、手応えを語った。同じく巨人から移籍したゲンちゃんも、2番手として登板し、2回を無安打無失点の好投を展開。また、先発マウンドに上がったルーキー・戸部はランナーを出しながらも要所を抑える投球で2回を無失点と結果を出した。一方、日本ハム期待のルーキー・田中賢も、戸部からいきなりセンター前へ会心のヒットを放ち、開幕一軍を強烈にアピールしたものの、ガンちゃん、伊集院光の弟子・金村、死神ボール・下柳の主力投手陣が、それぞれ打ち込まれ、不安を残した。