球界トピックス

2月27日
オープン戦結果:C9−7G D8−3F S7−0YB T3−8L


宮崎:巨人0勝1敗
C  033201000  9
G  100000060  7
勝:高橋1勝0敗
負:小野0勝1敗
S:小山田1S
本:ディアス1
 今年も炸裂、野放し野球! 巨人、V逸へまっしぐら!?
巨人のオープン戦開幕戦となったこの試合、ニックンのリタイアにより、茂雄は、V奪回の鍵を握る男・名手・川相を渋々、ショートにスタメン起用。しかし、例によって、送りバントを決めても全く報われない8番に置くと言う嫌がらせは忘れず、また、DH制が使えるのをいい事に、破戒僧・清原とマルちゃんを同時にスタメン出場させるなど、V逸した昨年同様、完全無策の野放し野球を展開! 相変わらず、勝つ気があるとはとても思えない茂雄ヘッポコ采配にモチベーションが下がってしまった小野は、マッスル千代の富士のタイムリーで先制点を貰いながらも、直後の2回をあっさり逆転を許すなど、3回を6失点。4回からマウンドに上がった2番手のヒゲなし入来も小野と全く同じ症状に陥り、緒方、キュラソ星人に連続タイムリーを浴び、いきなり2失点この責任を名手・川相に押しつけた茂雄は、すかさず川相をベンチへ幽閉し、代わりに川中を入れたが、これでますますモチベーションの下がってしまった3番手・ノリダー柏田も新井にタイムリー二塁打を浴びて9点目。打っては、広島から移籍してきた江藤が、達川監督の「江藤には徹底して厳しい攻めを」と言う殺人投球指令により、3度に渡るブラッシングボール攻めに会い、不発。8回に、昨年、フロントや茂雄から嫌がらせを受け、怒り爆発の清水のタイムリー等で、6点を返したものの、川相抜きの打線では、粘りもここまでが精一杯負け試合では力を発揮する4番手・西山は、2回を無安打と好投を見せたものの、球団初の4年連続V逸を早くも予感させる不吉なオープン戦スタートとなった。一方、広島は、評価が赤丸急上昇中の苫米地が、ルーキーながら、江藤にブラッシングボールを浴びせるなど、強気の投球で1回を無失点。達川監督も「あそこまで出来るとはの。ぶつけるんじゃないかと思ったわ。こりゃ、ただの新人じゃないで!」と殺人投球指令を全うした苫米地にご満悦。また、新助っ人・ウルソーも1回を3人で片付けて結果を残した。

 遠藤、3失点KO! 教育リーグ行き決定!
注目の東大ルーキー・遠藤が3番手として6回から登板したものの、いきなり、福留、山崎に連打されると、絶好調の高橋には3ランを浴び、一死後、渡辺にヒットを浴びた所で、早々とKOとなった。大島監督は「今の儘では無理。教育リーグで一から出直しや」と、一軍不合格の烙印を押した。また、もう一人のルーキー・田中賢も、この日は、2打数0安打と不発に終わった。一方、中日は、先発マウンドに上がった新助っ人・バンチが3回を1安打無失点の好投で開幕ローテ入りへ強烈アピール。曹も満塁のピンチを背負いながらも1回を無失点で切り抜けたが、カールソンは1回1/3を3失点と課題を残す結果となった。また、ディンゴの加入により、二軍での飼い殺しが内定している李ボンジョムが、意地の一発を放ち、開幕一軍昇格を強くアピールした!

 
ヤクルト投手陣、上々の仕上がり! マシンガン打線を完封リレー!
ヤクルトは、山部、岡林の手術マニアコンビのリレーで5回を0点に抑えると、高橋一,五十嵐もそれぞれ2回を無失点の好投を見せて、横浜マシンガン打線を完封リレー。打っては、飯田が2安打、稲葉が一発を含む3安打2打点、佐藤も1安打2打点と、競争が激化している外野レギュラー枠を生き残りを賭け、それぞれ結果を残した。一方、横浜は、2番手で登板したルーキー木塚が2回を無失点、福盛、矢野もそれぞれ好投を見せたが、3番手の関口は2回を6安打7失点のメッタ打ちで試合をぶち壊し、早くも開幕一軍へ赤信号が灯った。

 藤川、2回無安打の好投! 一軍当確へアピール!
トラさんのタイムリーで先制したものの、ルーキー吉野が打ち込まれ、すかさず逆転を許した阪神は、西武の新助っ人・許から桧山が豪快な一発を放ち同点。その後、広末涼子の同級生・藤川、与田が、それぞれ無安打投球の好投を見せてゲームを作ったものの、霊感投手・松坂の投入により流れは一気に西武に傾いた。部坂、杉山がそれぞれ大乱調で、よりにもよって、大物新助っ人やエセネオエセ松井抜きの貧打西武に対して、7,8回だけで一気に6点を失い、課題を残す事になった。