球界トピックス

2月24日


 名手・川相、またも活躍! 破戒僧・清原、一転して3三振!
相変わらず、ケガに弱いニックンの欠場により、ベストメンバーの白組のショートスタメンを勝ち取った名手・川相。7番と言う不本意な打順ながらも、川相は、紅組先発・ドミンゴから職人技のヒットを放ち、これで紅白戦打率4割と絶好調ぶりを見せつけた。しかし、茂雄は、江藤,マルちゃんから飛び出した一発にすっかり夢中で、川相の活躍など、微塵も印象には残っていない模様。また前回の紅白戦で3発のアーチを放った破戒僧・清原だったが、やはり、まだ完全に生まれ変わった訳ではなく、この日は、一転して、3打席連続三振。前回、例によって、あっさり騙されかけた茂雄だったが、流石に、考え直すには十二分の惨憺たる結果となった。一方「もしかすると茂雄よりマシな采配をするのではないか?」と、一部で影武者起用を期待する声が挙がっているプリティ長嶋が、意外な所で活躍! 握手を装って、槙原の帽子を強奪して逃走した男性ファンを、毎年キャンプ視察に訪れているプリティが自転車で追跡し、見事に取り押さえて、槙原の帽子を奪回。これには、槙原も「監督は僕に嫌がらせしまくってますが、プリティさんはなかなか使えますね。交換して欲しいくらいですよ」と言ったとか言わないとか…。 

 今中、12球団ラストの契約更改!
全球団で唯一、契約を保留中だった今中が、この日、ようやく2度目の交渉を行った。保留の最大ポイントとなっていた出来高払いはなくなり、30%ダウンの8400万円(推定)でサイン。今中は「金額は納得せざるを得ない。自分と球団の間で分かり合えない部分があったが、ここまで延びた事には反省もある」と語った。その今中と、かつて左腕2本柱を結成していた山本昌は、この日の紅白戦で2回を7安打5失点とメッタ打ち。しかし「今はこんなもんでしょう」とサバサバしており、星野監督も「今は打たれた方がええ」と、全く意に介してない様子だった。

 エセネオエセ松井、試合用グローブ盗まれる!
ギックリ腰で調整が遅れているエセネオエセ松井だが、この日、3個のグローブの内、一番フィットしている試合用のものを盗まれると言う憂き目に会った。ウェートトレーニング場に置いて、室内練習場に移動し戻ってくるまでの20分間でなくなっていたとの事。ここは、関係者以外は立ち入り禁止区域の場所で、不審人物の目撃情報もある事から、球団関係者はより一層警戒を強めている。現在、調査中で被害届は出していないとの事だが、手に慣らすのに長い時間をかけたグローブの盗難にエセネオエセ松井は「怒らないから返して下さい。グローブだけは命ですからね。ホンマ、寝込みそうやわ」と沈痛な面持ちでグラウンドを後にした。