球界トピックス

2月23日


 ニックン、リタイア! 名手・川相、ドミンゴ討ちでスタメン狙う!
茂雄の川相幽閉策・筆頭刺客のニックンが、前日の紅白戦で中飛を打った際に訴えた右手の痺れが依然として治まらない状態が続いている事が判明。これにより、24日に行われるベストメンバーでの紅白戦の欠場が決定し、ケガに強い男・名手・川相がショートスタメンの座を奪取する事が濃厚となった。大砲数門に、粘りと技術の川相が加わる事になる超強力オーダーに相対するのがドミンゴ。外国人枠を争うM.C.チョンが、オーバーウェイトによる「頸骨骨膜炎」の回復が遅れている事からスロー調整が続いており、開幕一軍はほぼ内定のドミンゴだが、茂雄曰く「今年のドミンゴは、気合いが入ってますよ。エヘヘヘ〜」との事で、この強力打線相手にどんな投球を見せるか注目が集まっている。

 黒江助監督、冥土の土産にV2胴上げを懇願!
今季から先発転向の予定の不敗神話男・篠原が、紅白戦に2番手として登板。キャンプ当初から取り組んでいる新球・フォークで、井口,ニエベスを空振り三振に斬って取るなど、2回を無失点。同じく昨年台頭した3年目10勝トリオの永井、星野も、それぞれ無失点投球を展開。また、昨年5月に途中入団したが、1試合も投げていない謎の助っ人・ランデルも2回を1安打無失点と好投を見せて、王さんの顔をほころばせた。この日の朝の声出しでは、黒江助監督が「V2を達成して、冥土の土産に私を胴上げして下さい」などと、物騒な事をほざいたが、冥土の土産ゲットに一歩近付いた!?

 苫米地、紅白戦颯爽デビュー!
ドラフト6位ながら、評価が鰻登りの苫米地が、この日、紅白戦に初登板。求道者・前田,野村ら主力打者を相手にMAX147kmの速球と、3種のスライダー、フォークを駆使して1回を無失点と結果を残した。求道者・前田に対して「一番楽しく投げられた」とほざくなど、強心臓ぶりもアピール。達川監督は「この時期、147kmなら、ペナントでは150kmはいける。(一軍で)使えるメドが立った」と絶賛。視察に来ていたスコアラー陣も「とても高卒ルーキーには見えない。変化球でストライクが取れるし、マウンド上でも堂々としている」(中日・田中スコアラー)、「十分通用する。あんなのが6位とは…。警戒しないといけない」(ヤクルト・片岡スコアラー)と警戒を強めている。