球界トピックス
2月22日
名手・川相、またも活躍! V奪回へのキーマンぶりをアピール!
この日行われた紅白戦で紅組の「2番ショート」と言う真価を発揮出来る場を与えられた川相は、相変わらずの粘りと職人技でV奪回へのキーマンぶりをアピール! 川相幽閉策・筆頭刺客のニックンが2タコ、川相最後の逃げ道と言われる左翼に、それをも封じるがごとく茂雄が嫌がらせでスタメンに入れたソーサ元木も4タコに終わる中、4打数2安打と気を吐いた! また、茂雄ばかりかフロントからも嫌がらせを受けた事でぶち切れて打撃改造中の清水も、ソーサ元木が左翼スタメンに入った事で「また左投手相手の時は幽閉する気かよ!」とばかりに怒りを爆発させて、4打数2安打2打点の活躍! しかし、茂雄は、破戒僧・清原が放った3本のアーチに「全く見事。技術的にも完璧な内容だった」とすっかりご執心の様子で、名手・川相や清水の活躍は勿論の事、江藤の初アーチすらも、微塵も印象には残っていない模様。昨年も、シーズン中に一試合3発を放って、すっかり騙されて復活を信じ込んでしまったと言う前科がある茂雄だけに、またもV奪回へ不吉な暗雲が漂ってきた感じだが、当の清原は「こんなんで浮かれてられるか。昨年の悔しさは少しも晴らしていない」とトレーニング場へ直行するなど、昨年とは、ひと味違う所を見せていた。
与田、2回を完全! 開幕一軍をアピール!
阪神の入団テストに合格し、復活を賭ける与田が、この日、紅白戦に2度目の登板。前回の登板では2回を4安打3失点と言う乱調ぶりから、一軍生き残りへ背水の陣となっていた与田は、MAX139kmながら、新助っ人・タラスコから三振を奪うなど、2回を6人でピシャリと抑え、開幕一軍をアピール! 八木沢投手コーチも「力の配分が整ってきた。あとは狙った所に投げていければ…」と、この日の投球には合格点を出した。
ジョニー黒木、オープン戦完全回避!?
右太腿の肉離れでキャンプ中の紅白戦登板は絶望的となり、別メニュー調整を行っているジョニー黒木だが、オープン戦登板も回避して、ブルペンでの調整を重視して開幕に臨む方針を明らかにした。椎間板ヘルニアの手術から復帰を賭けた昨年ですら、オープン戦には、3試合に登板しているだけに、不安の声も大きいが、ジョニー黒木は「勝負はシーズンが始まってから。オープン戦で投げなくてもいける。たとえ50%までしか戻らなくても、ゲームで100%を出せる自信と気合いはある」と、強気の姿勢を貫いた。
テスト生・山村、2試合連続無安打投球!
中込尊師にファームでいじめ行為を受け、自律神経失調症に陥った影響による不振から阪神を解雇された山村が、近鉄の入団テストを兼ねた紅白戦で好投を展開。2度目の登板となったこの日は、2回を2三振のパーフェクト。前回(20日)も2失点ながらエラー絡みによるもので無安打投球を見せており、梨田監督は「制球はウチの投手陣でもトップクラス」と合否も未定の段階ながら、絶賛。現場の高い評価に足高管理部長は「技術的には文句なし。あとは、体の事だけ…」と語っており、自律神経失調症の再発だけが懸念事項な模様。尚、日程は未定だが、3度目の登板の内容で合否が決定するとの事。