球界トピックス
2月18日
巨人、早くも開幕ダッシュへ赤信号!
熾烈な争いが繰り広げられている巨人先発投手陣だが、そんな争いに水をさすかのごとく、茂雄は既に上原、桑田、カリメロをそれぞれ宿舎の部屋に呼びつけ、開幕戦に上原、第2戦に桑田、そして、昨年の覇者・中日との第1戦にカリメロを指名し、「その日に投げるつもりで準備してくれ」と告げていた事が明らかになった。これは決定事項ではないが、ほぼ内定と言ってよく、他の投手陣のモチベーションを下げる危険性もありうる。また、折角、左右の先発陣が揃い、対戦相手もオーダーが立てにくい状況を作りながら、(開幕戦であたる)広島、及び中日にオーダーに悩む要素がなくなり、有利な状態が出来上がってしまった。更に、これに加えて川相幽閉策を初めとする様々な茂雄ヘッポコ采配が炸裂する可能性を考えると、巨人の開幕ダッシュには早くも赤信号が灯ってしまったと言っても過言ではないだろう。
今中、最後まで自費キャンプの可能性あり!
全球団で唯一、契約未更改で自費キャンプを送っている今中だが、この日、未更改の儘、キャンプを終える可能性が出てきた。球団側は伊藤代表が沖縄入りする23日に再交渉の予定を組んでいる様だが、すっかり球団に対して、不信感を抱いている今中は「連絡がないから分からない。それに、今は金額の問題ではない。戦力外の様な言われ方をされ、自分がチームに必要なのか?と感じた。調停は考えていないが、そう(最後まで自費キャンプに)なるかもしれない」とコメントを残した。
福盛、3回無失点で丸刈り回避!
湘南シーレックスとの記念試合に先発が決まり、「1点でも取られたら、五厘刈り」と宣言していた福盛だが、何とか、丸刈りは免れた。2回、湘南の4番・長見にあと30cm右ならば、ホームランと言う大ファールを浴び、冷や汗を流したものの、打ち直しを許す事なく、3回を無失点で逃げ切った。エラー絡みで自責点0でも点を失った時の様な複雑な展開を期待していた弊社だったが、その期待は見事に裏切られる展開となった。
中央大・阿部獲り参戦へ!
伊東、中嶋、そして、山田太郎と、無駄にレギュラークラスが揃い過ぎて、12球団一捕手を飼い殺している西武だが、12球団一捕手育成に力を入れていない巨人やヤクルトが今秋のドラフトで獲得に名乗りを挙げている大型捕手・中央大の阿部獲りに参戦する意向を明らかにした。水島新司の呪いですぐに負傷退場させられる伊東や、水島新司の呪いで完全に無視されている中嶋では21世紀の霊感投手・松坂の女房役にふさわしくないと、雀士東尾は「今オフは捕手を獲る」と兼ねてより宣言しており、阿部に白羽の矢が立った模様。しかし、たとえ獲得出来た所で、水島新司の呪いで山田太郎の陰に埋もれてしまうのは、恐らく間違いないだろう。
大島監督、初采配も黒星スタート!
日本ハムとヤクルトが、12球団トップをきって、練習試合を敢行。ヤクルトは、岩村が一発を含む4打数2安打3打点、稲葉が4打数2安打2打点と爆発。一方、日本ハムは、ヤクルトの4投手リレーの前に僅か3安打1点に抑えられ、1−6と完敗を喫した。初采配も黒星スタートとなった大島監督は「大島らしいじゃないですか。負けから入るのは、私の人生を象徴している。課題が出た事がいい収穫。シーズンで勝つ為にやっているのだから、最後に笑えばいい」と笑顔を見せていた。
五輪派遣選手の最終登録、球宴明けに延期!
この日、川島コミッショナー、高原セ・リーグ会長、原野パ・リーグ会長による三者会談が行われ、シドニー五輪野球日本代表派遣選手の決定時期について協議。当初、3月15日に決定する予定だったが、ヤクルトが「中井美穂の旦那・古田を現時点では100%派遣しない」と宣言した事などを憂慮。アマ側が「どうしても欲しい」と主張する古田派遣を図る為、ヤクルトが優勝争いから脱落している事を期待して、球宴明けの7月25日へと延ばす事を決定した。これにより、派遣に難色を示していたセ・リーグ6球団も、優勝争いから遠のけば、主力選手派遣を容認する可能性が浮上した。