球界トピックス
2月17日
新庄、突如、ブルペン入り! 今季も二刀流挑戦か!?
昨年のキャンプで、投手と野手との二刀流を目指した新庄が、この日、突如、ブルペン入りし、捕手を立たせた儘、セットポジションの姿勢から17球を投げ込んだ。昨オフ、ノムさんは「まだ二刀流挑戦は終わった訳じゃない」と語っていた事もあり、「今季も二刀流に挑戦か!?」と報道陣は色めき立った。しかし、「マウンドは地面が斜めになっているから、(手術した)左膝の状態が分かり易い」と語り、気分転換も含めた調整を主張した新庄は、投手再挑戦を否定した。一方、ノムさんへのBGM変更直訴、休日返上の特打等で、徐々に株を上げているカツノリだったが、この日、滑り込んだ際に左膝を痛め、「大した事はない」と言いながらも、キャンプ初日から続けてきた居残り特打の中止を強いられた。
上原、紅白戦登板回避! マッスル千代の富士も初のリタイア!
故障者続出の巨人だが、この日は、上原が右腰に強い張りを訴え、予定されていた紅白戦の先発登板を回避を直訴。宮田投手コーチは「投げさせなかったが、無理はさせられない。働ける選手がケガをしたら困る」と、これを了承。またマッスル千代の富士が風邪による微熱で、3年目にして初のリタイアとなり宿舎で静養。更に、前日、右ふくらはぎの張りを訴えた槙原が、今度は右太腿に張りを訴え、1時間程で練習を早退した。
岡島株、急上昇! 中日戦限定先発プラン浮上!
ベテランの調整遅れが目立つ中、中継ぎ投手陣が順調な仕上がりぶりをアピール。この日、紅白戦では、前略・三沢興一が4回を2安打無失点、岡島が3回を1安打無失点、ヒゲ入来が4回を3安打無失点、ヒゲなし入来が2回を2安打無失点等、結果を残した。中でも、評価を上げたのが岡島で、茂雄は「ツーランクくらいアップした。もう完投出来る」と絶賛。宮田投手コーチも左打者の多い中日戦限定の先発プランを明かし「カリメロ,メイ,岡島で3タテ出来る」と自信を覗かせた。対照的にインケツ続きなのは野手陣。年俸大幅アップに燃える清水が4打数3安打と一人気を吐いたが、今夜の松井さん、川相幽閉策・筆頭刺客のニックンは、前回に続いてまたもノーヒット。更に両軍合わせて、6併殺を食らい、盗塁死、牽制死も合わせて5つ、斉藤宜がランエンドヒットのサインを見逃す等、多過ぎる反省材料に若大将・原ヘッドコーチもおかんむり。
横浜−ロッテ、旧本拠地・川崎球場で閉幕試合!
3月26日に、横浜スタジアムで行われる予定だったサントリーカップでの横浜−ロッテ戦だが、かつて本拠地としていた両軍の対決と言う事で、3月31日で閉鎖される事が決まっている川崎球場に変更して行われる事が決定。この試合で、ロッテでの新人時代に川崎球場で投げていたゴーグルは横浜の先発投手として早くも指名を受け、やる気十分。また、近鉄での投手コーチ時代の1988年に行われた伝説の「10・19」でロッテ相手に、苦渋を舐めた権藤さんは「あの日は忘れない。(時間稼ぎ采配で強引に引き分けに持ち込んだ有藤監督に)恨みがあるんだ」と語り、このメモリアルゲームで因縁の川崎球場でのロッテ戦で最後のリベンジを誓った。
岡本、開幕絶望的!
10日に、昨春同様の右肩痛を発生させ、リタイアしていた岡本だが、依然として症状の回復が思わしくなく、練習再開が4月までズレ込む事が発覚。これで事実上、開幕は絶望的となった。王さんは「まだ2,3回は検査があるみたいだね。ケガだから仕方ない」よ」と肩を落とした。