球界トピックス

2月4日


 投手陣続々リタイア! この日は桑田とドミンゴ!
リタイアが続出している巨人投手陣だが、この日は、桑田がリタイア! 前日受けたノックの際に右足首を捻挫し、この日になっても痛みが引かなかった事で練習を欠席。靱帯が切れているのでは?と言う不安を感じた桑田は、知り合いの整体師がいると言う愛知・尾張旭市へ飛んで、診察を受けたところ、幸い軽症で3日程度で完治出来るとの診断に胸をなで下ろした。また、ドミンゴもこの日、下半身に張りを訴えて、軽いメニューで早退。次々とリタイアしていく中、槙原,カリメロの同郷同期のライバルコンビが揃ってブルペン入り。「第1クールで投げる予定はなかったが、天気も良かったしマウンドの傾斜を楽しみたかった。カリメロの事は特に意識はしなかった」と言う槙原は、カリメロと視線を合わせる事なく黙々と投げ込んだ。

 古田派遣は現段階ではゼロ同然!?
前日行われたセ・リーグオーナー懇談会でのナベツネ発言に触発されたか、田口球団社長は、この日、中井美穂の旦那・古田の五輪派遣について「現段階では出す可能性はゼロに等しい」と語り、プロテクト35選手に古田を入れる方針を示唆。プロテクト選手の選定が各球団の自主裁量となった事で古田が派遣される可能性は高いとも見られていたが、予選とは意義が違うとしてのコメントで、20日の松園オーナーとの会談で球団としての正式な方針を決定する模様。

 鈴木の代役に金田任命か!?
全日本アマチュア野球連盟の山本会長が、この日、沖縄・宮古島キャンプを視察。五輪出場を渋っている鈴木に対して、五輪参加を直接説得か!?と報道陣は色めき立ったが「対策特別委員会でプロとアマが話し合う事。個人的に声はかけないよ」と、何事もなかった。また、注目する選手として金田を挙げ「キレのいいボールを放る」とコメント。派遣候補選手に挙がっている投手は右投手ばかりとあって、左腕・金田が鈴木の代役として指名される可能性も想像させたが、当の金田は「名前が挙がるのは光栄だし興味がない訳ではないが、現時点では五分五分。正式に話があってから考えたい。その時の調子やチーム状態もあるし…」とかわした。

 メジャーリーガーも五輪派遣解禁!
IBAF(国際野球連盟)が、この日、メジャーリーグ40人枠に入った選手でもシドニー五輪へ派遣出来る事になった事を明らかにした。ただし、ベンチ入りの25人枠に入った選手は出場出来ないとの事で、実質的には、マイナーとメジャーを行き来する一軍半の選手が対象と言えるが、予選では3A選手までしか認められなかった事を考えると、より寛容になったのは確か。とは言え、メジャー側はまだ何の反応も見せておらず、日本同様、ペナントレースと開催時期が重なるのは勿論の事、出来高契約を結んでいる選手が多い事、マグワイア(カージナルス)に代表される様なドーピング選手が検査にひっかかる可能性等から、派遣に支障のない選手は限られている状況だ。尚、これにより、日本人メジャーリーガーも日本代表としての参加が可能にはなり、マック鈴木や大家クラスには誘いの声がかかる可能性も浮上してきた。