球界トピックス

2月3日


 清原、柵越え連発で復活アピール! 斎藤雅、全治3週間!
マルちゃんとの一塁争いが注目される破戒僧・清原だが、この日のフリー打撃では48スイング中8本の柵越えを放ち、38スイング中3本のマルちゃんを一歩リード。実戦に至るまではまだまだ予断を許さない状況ではあるが、こと清原に関しては、簡単に騙される茂雄は「昨年と比べて雲泥の差。体が絞れていてシャープさが違う」と早くも絶賛。松井さん,江藤も柵越えを連発しており、4番争いは激化しそうな雰囲気だ。一方、投手陣は初日にふくらはぎを痛め、早くもリタイアした斎藤雅が、実は肉離れを起こしており全治3週間だった事が発覚! 当初、若大将・原コーチの意向を汲み「リタイア即二軍落ち」の方針を固めた筈の茂雄だったが、ケガに強い名手・川相に有利に働く事を恐れたか、斎藤雅はファームに落とさず、別メニュー調整をさせる事となった。ともあれ、斎藤雅は開幕一軍すら赤信号状態となったのは間違いない。

 親バカ・ノムさん、カツノリを熱血指導!
親バカ炸裂中のノムさんだが、この日、ティー打撃を終えたカツノリに対して、直接指導。自らバットを構えてティー打撃を行うなど、お手本を見せた。カツノリにボールをトスさせ軽く打ち返してお手本を披露。その後のフリー打撃でも、檄を連発するなど、相変わらずの親バカぶりを見せつけた。生まれた時から「野村二世」であるカツノリに対して「古田さん(ヤクルト)じゃ目標が高過ぎるけど、せめて俺くらいの捕手になって、『野村二世』と呼ばれる様になって欲しいと語るなど、どうもカツノリが絡むと平常心ではいられない様子。一方、先発転向を図る福原が前日の長距離走の影響から右膝痛を訴え、リタイア。軽症との事で第2クールからは復帰出来る見通し。

 芝草うちゅー、本格的サイド転向へ!
昨年は、新球「うちゅーボール」を開発した(が、大して効果はなかった)芝草うちゅーが、今季は本格的にサイドスロー転向を図る事が明らかになった。昨年の終盤の二軍落ちで考えていたが、今春のキャンプでも二軍スタートを通告された事でサイド転向を決意。「軟投派と言うより横の速球派を目指したい」と、昨年のサイ・ヤング賞投手であるペドロ・マルチネス(レッドソックス)をイメージしているとの事。これを受けた大島監督は「背水でやっていると言う事。(二軍落ちに)発奮してくれればいい」と語った。

 ゲーマー遠藤にゲーム禁止令!
成長著しい3年目の遠藤だが、以前より指摘されていた親指が伸びた儘のボールの握りについて、この日、訪問した達川監督の広島商時代の恩師である迫田氏(現・如水館監督)が「あの子はゲームが好きなんじゃないか?」と一言。これを受けた達川監督の調査により、遠藤はチーム一のゲーマーであった事が発覚「ゲームのボタンの押し過ぎで親指がよう曲がらん様になっとって、ちゃんとした握りが出来ん!」と、とんでもない理由で達川監督からゲーム禁止を命じられる事となった。
 セ・リーグ、五輪派遣へ35人プロテクト決定!
この日、行われたセ・リーグのオーナー懇談会で、シドニー五輪への選手派遣について、セ・リーグは予選時同様、35人をプロテクトにかける事を決定。この35人については、球団の自主裁量に任せる事で合意しており、予選時の様に、中井美穂の旦那・古田(ヤクルト)や野村(広島)と言った主力選手がプロテクトから外れる事もありうる。これにより、アマ側が熱望している霊感投手・松坂(西武)−古田のバッテリー実現の可能性は残った。これについてナベツネは「(ヤクルトの)松薗さんは『古田派遣は予選突破の為。本戦はもういいから、と言う了承の元だった』と言う説明だった」と暴露し、「今から古田派遣を決めるのは優勝を放棄する印象を与える。巨人も心中しろと言われても、そういう訳にはいかん」と、改めて主力選手派遣を拒否する意向を表した。最後は「我々(セ・リーグ)は優勝を放棄して五輪万歳と言う訳にはいかないんだ。プロってのはそういうもんだ。だから、どうぞアマもパも頑張って五輪で勝って下さい」と、主力選手派遣を厭わないパ・リーグを皮肉った。ヤクルト・若松監督も古田派遣については「ファンの声は無視出来ないが、最初から決めては(ナベツネの言う様に)優勝を狙わないと思われるのは確か。7月の最終期限まで待てるなら(プロテクトを)外す可能性もある」と複雑な表情。