球界トピックス

2月2日


 カリメロ、早くもブルペン入り! 斎藤雅は二軍落ちの危機!
カリメロが早くもブルペンに入り、高校時代の女房役・山本ブルペンコーチと19年ぶりのバッテリー復活と第5子誕生で気が乗ったのか、94球を投げ込み、FA交渉の影響等による調整遅れの不安を一蹴した。一方、前日、ランニング中に左ふくらはぎを痛めてリタイアした斎藤雅は、この日の練習を欠席。宮田投手コーチは「長引くなら二軍落ちもありうる。ベテランだろうが関係ない」と語り、特別待遇はしない模様。また、打撃陣だが、今夜の松井さんは、右中間に松井さん用として張られた通常より5m高い「松井さんネット」を越える場外弾1本を含む15発の柵越えも「全然ダメ…」と納得のいかない表情。一方、破戒僧・清原は、41スイングンス、柵越えは2本に留まったが、調整段階と言う事で表情も明るく全く気にしていない様子。昨年「柵越えの本数を数えるな!」と注文をつけたが、今年も相変わらず、本数を数えまくっている報道陣に対して、特に、不愉快な様子を見せる事はなかった。その清原の弟分・ソーサ元木は「松井さんネット」のない左中間ながら場外弾8本を放つなど、いきなり爆発。当面のライバルは江藤と思われたが「(守備ではなく)打撃面でアピールしたい」とほたえている辺り、清水と張り合ってレフトの座を奪おうとしているのでは?とも見られている。

 ラミレズ、テクニシャンぶりを披露!
新助っ人・ラミレズが、この日、初めてブルペン入りオーバースローとサイドスローを投げ分ける千手観音投法で、最速149kmと言うふれ込みとは対照的にストレートはイマイチながら、カーブ、スライダー、チェンジアップと言った変化球の制球が良く、軟投派を彷彿させる内容。ラミレズは「今日は75%くらいの感覚で投げた。実は、変化球は12種類持ってるんだ」とコメント。一方、川尻は前日に訴えていた右太腿に炎症を起こし、大豊,和田は左ふくらはぎに痛みを訴え、中込尊師は下痢に陥るなど、主力選手に早くもリタイアが続出した。

 福留、失策王返上へ早くも居残り特守!
昨年、失策王に輝き、日本シリーズでも手痛いタイムリーエラーをかました福留が「キャンプでは守備練習をしっかりやると決めている」と汚名返上を誓って、早くも居残り特守を志願。ノックに付き合った高代守備走塁コーチは「昨年の今頃とは別人。捕球の姿勢も言う事なし」と目を見張った。一方、同じく2年目の岩瀬は、ノックを受けた際、左手人差し指に打球を受け、周囲は緊張が走ったが、幸い軽い打撲で調整に大きな支障はなさそうとの事。星野監督も「ヒヤヒヤさせるな」と胸をなで下ろした。

 秋山、V2&名球会入り宣言!
この日から始まった朝の声出しで秋山は「優勝は勿論、2000本安打が近いので1日も早く打てる様に頑張ります!」と名球会入りを宣誓! 一方、J.マッケンジーも「今年も優勝して優勝旅行にみんなと行ける事が目標です!」と連覇への意欲を見せた。カリメロ(巨人)の穴を埋めるキーマンとして注目されるのが総司,広田のルーキー組だが、前日から主力組がブルペンで投げまくっている事で影響を受けはしまいかと、流石に心配になった王さんは「周りのペースに惑わされず自分のペースでやるんだ」と飛ばし過ぎに釘を刺したものの「二人共、いい投げ方をしているし、面白そうだ。紅白戦、オープン戦で経験を積ませたい」と期待のコメントを残した。

 曙ダッシュ、メジャー日本開幕戦で始球式!
史上初めて日本で行われるメジャーリーグ開幕戦、メッツ対カブス(3月29日 東京ドーム)において、大相撲の横綱・曙ダッシュが始球式を務める事が明らかになった。力士がメジャーの始球式を務めるのは、7年前に小錦(現タレント)が務めて以来、史上二人目。板井氏から八百長を暴露され、初場所の優勝も逃すなど、不幸続きの曙ダッシュだが、この大役任命に「公式戦を見るのは初めてだし、本当に楽しみだ。嬉しいよ」と素直に喜びを表した。