球界トピックス

2月1日


 茂雄、ニックンを絶賛! 早くも川相幽閉策の伏線か!?
江藤の入団を建前に、自ら念願の永久欠番「3」をつけた茂雄の背中に報道陣の視線が集中したが、この日、茂雄は、ひたすら勿体つけた挙げ句、とうとう一度としてグラウンドコートを脱ぐ事はなかった。また、今季も例によって川相幽閉に燃える茂雄は、「気力、体力が充実していて技術の進歩も昨年とは雲泥の差。今年は30本打てる」などと、ニックンを絶賛し、今季も競争すらさせずにニックンのスタメンを確定させる伏線を貼るなど、相変わらず、川相幽閉策にかけては天下一品の知謀を披露した。一方、20世紀最後どころか、21世紀最初の200勝投手すら危うい状態に陥っている斎藤雅が左ふくらはぎ、木村が右ふくらはぎに張りを訴え、河原はインフルエンザで離脱。「故障は即二軍落ち」を銘打っていた巨人だが、リタイア第1号の代名詞・ソーサ元木を差し置いてリタイアしてしまった恥ずかしいこの3選手の処遇は注目される所だ。

 中日007、初日から巨人偵察へ!
前日、横浜・大堀球団社長が一球団の社長としてはあまりにも器の小さい巨人への僻み根性丸出し発言をかました事について、星野監督は「過激な事を言うてたみたいやな。これまで俺がアンチ巨人の代名詞みたいな言われていたが、今までみんなが臆病で言わなかっただけだろう」とニヤリ。それでも、やはり巨人を強く意識していることは間違いなく、今年は初日から早速、平松、都スコアラーを宮崎へ派遣し、キャンプ終了まで巨人の練習をチェックする予定との事だ。

 ライフセーバー酒井、いきなりギックリ腰で離脱!
前日、溺れている女の子を救って男を見せ「今度は近鉄のライフセーバーになりたい」と抱負を語った酒井だったが、いきなりギックリ腰でリタイアすると言う、かくも惨めな展開に陥った。症状は軽かった為、病院には行かずに宿舎で静養となったが、昨日の今日だけに、バツの悪い様子は隠せなかった。一方、11月31日を勝手に作り出した男・前川は、体脂肪を上げてキャンプインした事が小林投手コーチの逆鱗に触れた。小林コーチは「自分を管理出来ていない。期待している俺も馬鹿になる!」と、外野芝生の上で前川の後頭部を刈り上げた上、全体練習後も宿舎まで約5kmの道のりを徒歩で帰し、更に、プールでの歩行トレをも命じて、体脂肪削減を図った。

 初日からブルペン大盛況! 若田部、またも200球超!
昨年、球団初の日本一に輝いたものの、カリメロ(巨人)の離脱でV2に黄信号が灯ったと見られているダイエーだが、キャンプ初日から、早くも12人の投手がブルペン入り。若田部が昨年に続いて、いきなり200球以上投げ込むなど、10人が捕手を座らせてのピッチングを始め、意欲的に練習に取り組んだ。王さんは「やる気がビンビン伝わってきた。カリメロのアナを埋めなきゃいけないし、戦力の幅も広げなきゃいけないから、監督としては心強い」と満足気な表情を見せた。

 新助っ人ロブロ、早くも飯田と対立!?
ヤクルトに「サル」争奪戦が勃発した! この日、ナインと初顔合わせとなった新助っ人のロブロが、本当のファースト・ネーム「サルヴァトーリ」から、ニックネームとして「『サル』と呼んで下さい」と挨拶した所で、飯田がこれに異議を唱えたのだ! 飯田はフェンスを駆け登ると言ったその身軽さからチーム内では「猿」と呼ばれている為、「チームに二人も『サル』はいらん!」と抗議。これにはナインは爆笑したものの、全く事情の分からないロブロは戸惑うばかりで、早くもチーム内から孤立した

 偽サムライ・阿波野、マ軍のジャンパーでキャンプイン!
横浜のキャンプにマリナーズ選手が留学か!?と思いきや、偽サムライ・阿波野が、ササキ様から贈られたマリナーズのジャンパーを着ていただけの事だった。一人だけ違う格好と言う事で妙に浮いていた阿波野だったが「(ササキ様は)ジャンパーだけでも宜野湾に行って欲しいのでしょう」とササキ様から着用を頼まれていた事を暴露。ササキ様は、このお返しとしてメジャー初登板であるパフォーマンスを約束したとの事だが「変なプレッシャーになると悪いから…」と、具体的な内容についてはノーコメントとなった。