球界トピックス

1月31日


 今夜の松井さん、今季は55本を目標に!
キャンプインを翌日に控え宮崎入りした巨人ナインは、宮崎神宮へ参拝し、必勝祈願を行った。前日のイベントでは「金髪ゴジラ」などと訳の分からない目標を掲げていた今夜の松井さんだったが、この日は「ここ数年間、『チームの優勝』と書いていたけど(名手・川相さんを幽閉し、いつまで経っても僕を4番にしない茂雄のおかげで)全然優勝出来ないので、今年は極めて個人的な事を書きました」と、「ホームラン55本」とまっとうな目標を絵馬にしたため、「王さんの(通算)868本は無理だから、せめて1シーズンの記録には挑戦したい。55本は不可能じゃない所に来ている」と息巻いた。尚、この日、野村は渋滞に巻き込まれて、大遅刻。ナインが参拝を終えて、宿舎入りも済ませた午後6時にようやく宮崎入りとなった事で、報道陣には「これから参拝ですか?」と尋ねられたものの、否定してその儘、宿舎へと駆け込んだ。ただ一人参拝をしていない事が、果たして、吉と出るか凶と出るか!?

 堤オーナー、松坂五輪行きを容認!
日本オリンピック委員会(JOC)の名誉会長でもある堤オーナーは、この日、新助っ人の、前ブルージェイズのトニー・フェルナンデス内野手(37)、前レッドソックスのレジー・ジェファーソン内野手(31)との正式契約を発表。フェルナンデスは球団史上最高となる(契約金込みの)年俸3億5000万円+出来高5000万円(推定)で背番号「3」、ジェファーソンは年俸2億円+出来高5000万円で背番号は「42」に決定した。発表後、堤オーナーは「アマ側から要請されれば、誰彼言わず出さないと協力にならない。ウチからは霊感投手・松坂(が要請されるのが濃厚)だろうが、オツやエセネオエセ松井を出せと言われても同じ」と語り、霊感投手・松坂のシドニー五輪派遣を容認する姿勢を示唆。また、「パが全面協力でセが一部協力と言うのは、現在の野球界の常識的な線に落ち着いている。いい線だと思う。五輪期間に両リーグが中断するのは数年早い。(派遣を渋っている)巨人の選手と同じ力があっても人気のない選手が有名になればいい。ナベツネの意見はある意味正しい」と、五輪を巡るナベツネとの不仲問題については否定した。

 大堀球団社長、「品がない」発言で墓穴!
FA戦線では江藤をかっさらわれ、好感触と思われたメイも金満政策で巨人に持って行かれた事を未だに根に持っている横浜・大堀球団社長は、キャンプ前日となったこの日、キャンプ地の沖縄・宜野湾で全選手・スタッフを前に「戦略のない、品がない、あるのは金だけと言うチームには順位でも対戦成績でも負けて欲しくない」とほたえまくった。勿論、巨人の事を指しているつもりなのは言うまでもないが、戦略がないのは「茂雄」、品がなく金があるのは「ナベツネ」の事に過ぎず近年溢れかえる「実質的には巨人フロントのアンチ」に過ぎないにも拘わらず「アンチ巨人」とのたまう輩と何ら変わらない僻み根性丸出しで、他人を「品がない」などと言っておきながら、自らも球団社長としての品格を疑われる様な墓穴発言をかましてしまったと言えるだろう。
 酒井、人命救助で不吉ムードを一掃!
離陸直前にエンジントラブルに巻き込まれるなど、キャンプを目前に控えながら不吉なスタートとなった近鉄だが、この日、昨年の右肘手術からの復活を賭ける酒井が人命救助を果たし、不吉なムードを一掃した。宿舎ホテルのプールサイドで自主トレの疲れを癒していた酒井は、女性の悲鳴を聞きつけ、プールで溺れている女の子を発見。すかさず、飛び込んでこの子の救出に成功。酒井の活躍に梨田監督は「それは偉いね。今度はチームを助けて欲しい」と語ったものの、依然として手術の影響の残る酒井は開幕は絶望的と見られている。これを受けた酒井は「7月頃にはチームに戻って、今度は近鉄のライフセーバーになりたい」と復活を宣言した。