球界トピックス

1月28日


 ドミンゴ、宮田コーチのクイック強制指令を無視!
この日、来日したドミンゴは、新戦力となるメイ,鄭について「戦うべき相手は他5球団。彼らは仲間であって競争意識はない。自分をコントロールして努力するのが第一」と一見、優等生発言に聞こえるが、負ける筈がない相手など眼中にすらないとも見える不気味な態度を見せた。宮田コーチのクイック強制指令については「苦手と思われているが、自分では相手を見ながら使い分けているつもりで問題になる事じゃない」と語り、相変わらず、クイック練習には取り組まない事を示唆。これに対して宮田コーチが激怒するのは必至で、メイ,鄭の出来次第では、即刻ファーム落ちとなる可能性も考えられるだろう。

 高津、吉本興業とマネジメント契約!
高津は、この日、吉本興業と1年間のマネジメント契約を結んだ事を発表した。吉本興業は、エンゼルスのアウトローシゲとも契約を結んでおり、プロ野球選手としては2人目の契約者となった。高津は「吉本さんのスポーツに対する情熱の高さを感じた。契約と言っても、根本にあるのは色々な方面から話を戴く事でイベントや社会活動に参加し、それが野球人気の回復や社会貢献に少しでも繋がれば…と言う発想」と説明。高津は昨年11月にも、同社の企画による臓器移植に関するシンポジウムに出席するなどしていた。

 トラさん、新庄、三軍スタート決定!
巨人から移籍したトラさんは、25日から体調を崩していたが、阪神での初の春季キャンプを目前に控えたこの日になって、38.5度の高熱を発してしまった事で、キャンプは別メニュー調整となる三軍からのスタートとなる事が決定した。また、新庄も、この日、扁桃腺でダウンし、コーチ会議により三軍スタートが決定。右の大砲の揃ってのダウンに頭の痛いノムさんだが、当のノムさんも昨年キャンプイン早々に風邪でリタイアしているせいか、トラさんについては「阪神に来ると緊張するのかな。(昨年の)俺の道を歩んどる。どうも水が合わないのかな」と苦笑い。新庄については、ただでさえ左膝手術の影響による出遅れを覚悟していただけに渋い表情を見せた。

 パ・リーグ、全日程発表! 五輪期間中は10試合減!
パ・リーグは、この日、予定より1日遅れで、今季公式戦の全日程を発表。シドニー五輪に全面協力する兼ね合いで主力選手派遣による優勝争いへの影響及び観客動員減を懸念し、昨年12月に発表した当初の日程から、派遣期間中(9月14〜27日)の平日の試合数を10試合減らし(土・日・祝日は、当初の予定通り)、他の期間へと回す事となった。この期間中の試合数の均一化を極力図ったものの、日本ハムは、巨人と本拠地が同じ兼ね合いで変更が困難で、主催ゲームは全て予定通りとなった影響で最も多い9試合となり、ダイエー,西武,ロッテの5試合と比べ、4試合の差が生じてしまった。