球界トピックス

1月22日


 清水、一発狙いへ体重アップ計画始動!
川相幽閉策の片棒を担がされて、2番に座ると言うプレッシャーの中、4年連続で3割近い打率をマークしながら、悪夢の低評価を受けて球団不信に陥っている事で「3割近くを何年続けても評価されない。それより、ひと振りで点の入るホームランを打たなければ…」血迷って、一発狙いに走ろうとしている清水が、その計画の為に体重アップを図っている事が明らかになった。「逆方向(レフト)に大きいのを飛ばすには、体重を乗せないと…。82kgまで増えたが、あと3kgは増やしたい。あまり太れないタイプなんで、プロテインを飲んだりしている」と語る清水だが、体重増により、逆にキレを失い、本来の打撃が出来なくなってしまうのでは!?と危惧する声も多い。また、前日、鄭の入団が決まった事で敵愾心を剥き出しにしたS.M.チョーは、この日も、その記事が載っている新聞を叩き付け、無言で車に乗り込むなど、相変わらず、闘志を燃やしていたが、これに対して、名手・川相は「ライバル意識があるのはいい事。俺なんか毎年だよ」と、茂雄の陰謀で毎年の様に窮地に追い込まれそうになる事についての苦しい心境を語った。

 野茂、タイガース入り決定! 木田画伯との日本人リレー実現か!?
前ブリュワーズの野茂が、デトロイト・タイガースに移籍する事が、この日、正式に決定。年俸125万ドル(推定)+出来高最高450万ドル(推定)の1年契約で、球団主導で契約を更新した際には、来季年俸は550万ドルまでアップすると言う破格の条件となった。メジャー4球団から誘いがあった中、あえてタイガースを選んだ理由として、野茂は「先発ローテに入れる事。他球団は先発3、4番手まで埋まっていた。手薄な所で1年間投げたかった。新監督に(昨季途中までブ軍を指揮し、野茂の実力を高く評価していた)ガーナー氏が就任したのも大きな決め手」と語った。タイガースには、同じく日本人の木田画伯もおり、メジャー初の日本人リレーの可能性も大いに出てきた。木田画伯は野茂のタイガース入りについて「これで優勝を狙えるチームになった。同い年だが、こっちの経験は彼の方が長いから色々聞きたい。1人より2人の方が当然心強いし、プライベートも楽しみ」と嬉しい様子を見せた。

 ぷよぷよSUN、レ軍の一貫性のなさに不信感!
前日、レッドソックスからの入団要請を拒否する事を明らかにしたぷよぷよSUNだが、レ軍側の一貫しない態度が明るみに出る事となった。2年で5億円と言う好条件を持ちかけていたかに見えたレ軍だが、入団当初はマイナーからスタートと言っており、ぷよぷよSUNもこれを受ける構えでいた。しかし、交渉が進むにつれ、今度はキャンプでテストを受けると言う条件が持ち出されるなど、話が違ってきた事に不信感を覚えた事で入団拒否の方向に至った模様。メジャー入りとなった場合は中止する予定だった中日主導の引退試合(3月9日、ナゴヤドームでの巨人とのオープン戦)も、再び実現の方向で動き出した

 大物メジャー、2選手の獲得内定!
マルちゃんを放出した上に、ヘッポコ外国人を獲りまくった事で優勝を逃し、窮地に立たされている雀士東尾だが、西武は、この日、元ブルージェイズのトニー・フェルナンデス内野手(37)と、元レッドソックスのレジー・ジェファーソン内野手(31)と言う、いずれも現役バリバリのメジャー選手2名の獲得が内定した事を明らかにした。メジャー通算16年で2240安打を積み上げたフェルナンデスは37歳と高齢ではあるが、昨年も142試合に出場して.326をマークするなど、一発こそないもののシュアな打撃は健在のスイッチヒッター。ジェファーソンはメジャー9年で通算.300を残し、一発の可能性も秘めた左打者で、昨年も83試合に出場している。これを聞いた2年目となるポールは「(二人の事は)よく知らない。ソーサが来ようが誰が来ようが、一緒」と意に介さない様子で、一軍枠を賭けるライバルを受けて立つ構えを見せた。

 ハイツ田口、鈴木の五輪派遣に猛反発!
霊感投手・松坂(西武)のシドニー五輪派遣が濃厚と言う事で、オリックスからは鈴木が派遣される可能性が浮上してきている事に対して、選手会長のハイツ田口が猛反発! 「決定事項となってしまったのなら仕方ないが、チームメートとして鈴木が抜けるのはこの上なく痛い」と語った。また、鈴木本人も五輪出場には消極的な姿勢を見せており、実際に鈴木派遣が決まるとなると、内紛が起こりかねない状況になってきた。

 中村の五輪派遣を前向きに検討!
この日、行われたコーチ会議で、藤井球団社長は「6球団で同じ痛みを分け合うと(パ・リーグオーナー懇談会で)オーナーもおっしゃられているのだから」と語り、ヘッポコジャンピングスロー・中村をシドニー五輪へ派遣する事を、前向きに検討。これを受けた梨田監督は「要請があってから(考える)」としたものの、その際は、応じる姿勢を示唆した。